土曜の夜は 街のレトロな映画館に ”レ ミゼラブル” を見に行った。
舞台でのミュージカルは好きでも
ミュージカル映画が 嫌いな バッキーからの誘い。
嫌いなミュージカルを見に行こうと
私を誘ってきたのは
私がこれを見たがっていた事を知って、、、、だ、。
バッキーは 自分の立場が悪くなる と
こうして 私の好むことで時間を過ごす計画を
立てる所がある。
それをする事で 対等になれる と 思っているようだ、、。
何だっていい私は、、、
もちろん ありがたく 頂く、、、。 笑
町のレトロな映画館のオーナーが
若いカップル に変わり しばらくになる。

ロビーのインテリアで 彼らのセンスが ちょこっと 伺える。
チケットは安いけど サラウンドサウンドトラック もなく
なにより
場内がカビ臭く それが気になるのだろう、、、か、、
観客は いつも少ない。

99% 歌ですすめられる”レミゼラブル”が始まるや、
”この映画は最低だ つまらない” と
文句ばかり 言い始めるバッキーは
はたまた
”夕べは まずい夕飯を食べさせられるし
今晩はこんなつまらない映画を見なくてはいけないし
今週末は 最悪や!!!”
と ぶつぶつぶつぶつ、、、、ぶつ、、、
静かになったと思ったら、、、、
寝ていた、、、まったく~~
レミゼラブルのミュージカルの映画版であるこれは
噂どおり 俳優たちの歌唱力が 期待以上で
歌詞が聞き取れなくても
ミュージカルが好きな人にとっては 感動する作品 だと思う。
実は
私も バッキーと同じで
ミュージカル映画は さほど 好きではない。
ただ レミゼラブルには 思い出があり
これが ブロードウェイで上演された頃から
気になっていた作品だった。
パンを盗んで牢獄に入れられた
主役のジャンバルジャンは”ヒュー ジャックマン”
その彼をどこまでも いつまでも追う
ジャべール警部は”ラッセル クロー”
貧しい中 女一人で養育費を稼ぎながら働く母親の
ファンテーヌは ”アン ハサウェイ”
ファンテーヌの子供で 成長した時期のコゼットは ”アマンダ セイフライド
コゼットに一目ぼれする 革命を志す青年 マルウスに ”エディ レッドメイン”
コゼットの養親の娘で
マリウスに恋心を持つエポニーヌは ”サマンサ バークス”
レミゼラブルに出会ったのは
私が小学校3年生の時だった
父を知らない私にとって
主人公のジャンバルジャンは
私の父親像、、に、、そして 理想の男性像に
なったのかも、、と、、、
この映画を見て ふと 思った。
両親なく育つ 幼少のコゼット に自分を見るかのように感じたが
その後 ジャンバルジャンの愛情一杯に
豊かに育った美しいコゼットの姿を目にするや
それは 遠い存在に変わる。
そして
美しいコゼットを恋するマリウスに
片想いを寄せる エポニーヌ に
自分を感じる、、、、、
、、、、私、、、だった。
そして 何よりも
最後のシーンでの ジャンバルジャンの言葉に
涙が 、、、いくつも いくつも 頬を つたわった。
ユーゴーの レ ミゼラブル ”ああ 無常” に持つ
私の思い出を 良かったら 聞いてください、、、
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外は氷で一杯の 日曜日、、、、