「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

無学

2007-01-09 17:33:15 | その他
 1月も中旬といったところですが、里には積雪が未だに無い。
 もちろんドライバーとしては雪道やアイスバーンの道をそれほど緊張して運転することもないし、雪掻きに追われるといったことも未だなくて、こちらもまたありがたいにはありがたい・・・・・。

 でもここらで雪でも降らないと季節感が薄らぐことでもあるし、何よりも農業をされている方々にとっては餓死の年、すなわち農作物の不作を危惧することでもあります。



 小峠トンネル綾織側


 遠野市綾織町滝沢(小峠付近)
 流石に標高が高いだけあって、少しではありますが積雪がある。

 しかし、数百メートル綾織町山口方面に下ると、雪は皆無。


 千葉家南部曲屋・・・積雪は無し。


 さて、「無学」

 無学とは、一般的には学問や知識がないことを指しますが、仏教の世界では、既に学を修め学ぶべきものが無いを意味し、もはやこの世で学ぶべきものを残していない聖人のことをいうようです。

 無学の反対語に「有学」があるそうですが、こちらは仏教の真理は知ってはいるが、まだまだ学ぶべきことがある聖者を意味しているそうです。

 つまり我々人間にとって無学とはほとんどあてはまらず、生涯学ぶべきことに遭遇する、いわば人生は修行なのかもしれません。

 ですから、自分は無学であるとか謙遜することは本来は間違い、有学というべきか?・・・・私の場合は学歴が無いとか学識がないが妥当なのかもしれません。


 おまけ

 幼い頃からお腹をこわしたとか腹痛の時の薬といえば・・・・人それぞれ、各家庭でもそれぞれといったところだと思います。

 とんず屋の備え付け薬も重宝するのですが、後で使った分を支払わなくてはならない、せこいようですが、貧乏だった我家では置薬に関しては結構厳しいものがございました。

 そこで我家では福泉寺から譲られていた画像の胃腸薬を服用、ネーミングからして何かしら効きそうな雰囲気、実際、食あたりとか水あたりにはよく効きましたからね。

 画像の「だらにじょう」・・真言宗総本山高野山から毎年仕入れているものを行開や節分にて私が担当となって売子しております・・・汗。



 ところで私は此処で「とんず屋」と使いましたが、「とんじんさん」とか「とんじん屋」とも各地域で呼ばれているようです。
 意味はわからず使ってますが、富山の薬売からきている雰囲気、このことからも「無学」ならぬ「有学」ですな・・・・笑

 11日から留守となります、13日夜までエントリーは出来ません。
コメント (7)
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