キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

アポロ計画 月着陸の事実

2011年09月07日 | Science/Technology
アポロの月着陸の痕跡が残っていたそうです。
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月面探査の跡くっきり=最後のアポロ着陸地―NASA撮影
ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は6日、周回探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」(LRO)が、39年前に最後に有人月面着陸したアポロ17号の飛行士が探査した場所を撮影した画像を公開した。宇宙飛行士が歩行した跡が鮮明に写っている。画像には、アポロ17号の着陸船「チャレンジャー」の着陸地点から、実験機器を置いた付近まで、100メートル以上にわたり、飛行士が歩行した跡が太い線のようにつながって見える。月面車が走行した車輪の跡も、着陸船付近を中心に平行線になって残っている。
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数年前、アポロの月着陸は嘘だったというジョークを真に受けて信じていた人達がいたようです。テレビのジョーク番組での放送がきっかけで、「アポロの月着陸でっちあげ説」が流れ、トンデモ本が何冊も出版されました。最近はほとんど話題になることはありませんでしたが、NASAとしても着陸の事実を何とか証明したいと考えていたのでしょう。
今回、アポロの着陸地で宇宙飛行士の足跡や月面車の痕跡が鮮明に撮影されたことで、ひとまず着陸の事実が証明されたことになります。わざわざこういう発表をしなくてはならないNASAがとても気の毒な感じもします。しかし月着陸を信じない人にとっては、これも捏造写真と考えるのかも。写真に写っているものが必ずしも正しいとは限りませんが、宇宙で起きていることを証明するには写真しか無いのも事実です。わざわざ月に探査衛星を打上げて撮影を試みたわけですから、ここは写真を信じてアポロの偉業を素直に称えたい。

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中国鉄道事故対応

2011年07月26日 | Science/Technology
中国の高速鉄道事故は、大惨事であって犠牲者のことを思うと悲しむべきことなのですが、どうもマスコミの報道は違っているようです。事故の要因や犠牲者のことよりも、事故後の対応がニュースになっています。
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埋めた車両を掘り出す=批判受け、原因究明へ―中国鉄道事故(時事通信)
【北京時事】中国浙江省温州市で起きた高速鉄道事故で、先行列車に追突して高架から転落した後、地中に埋められていた後続列車の先頭車両が26日、掘り出された。高架下には転落した車両がほかにも残されていたが、中央テレビは、車両が解体され、大型トレーラーで温州西駅に運ばれる映像を伝えた。先頭車両が地中に埋められたことについては、「証拠隠滅ではないか」との批判が高まっていた。鉄道省報道官は24日夜の記者会見で「作業の危険を回避するための緊急措置」と釈明していたが、当局は車両を掘り出すことで批判をかわし、原因究明に当たっていることを示す狙いがあるとみられる。 
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わすか数日前の事故なのに、早くも復旧して普通に営業しているのも凄いことですが、その電車に乗って普通に事故現場を見ている中国の人達も、有る意味、凄いと思いました。壊れた車両を土の中に埋めて証拠隠滅を図ろうとする行動とか、記者会見に出てきた鉄道関係者の言い訳とか、このあたりは日本とは違う「中国の常識」のようなものがあるのかもしれません。日本だったら、事故現場は現場検証が済むまでそのままだろうし、関係者は頭を下げて犠牲者に詫びるでしょう。初めての事態にどう対応したら良いか判らないことが、このような対応に結びついていると思いますが、これほど重大な事故であっても、中国人にとっては、バスが横転した、、程度の感覚なのかもしれません。おおらかな国です。

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アノマロカリスの巨大化石

2011年06月12日 | Science/Technology
カンブリア紀の最大の動物と言われるアノマロカリスの巨大化石が発見されたそうです。
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アノマロカリスの巨大化石を発見(ナショナルジオグラフィック)
先史時代の海生捕食動物、アノマロカリスの長さ1メートルに達する化石が、モロッコ南東部で発見された。これまで発見された中で最大となる今回の化石は、アノマロカリスが従来考えられていたより数千万年も長く、恐竜が登場する以前の海を支配していた可能性を示唆している。現在の甲殻類へとつながる進化過程の初期に出現したアノマロカリス類(anomalocaridid)は、現在のエビやコウイカを思わせる姿をしていた。ただし、この化石動物の場合は、頭部や、円形で硬く、カメラの絞りのように開閉する口から、とげのある肢が生えていた。
過去に発見されたアノマロカリスの化石は、体長が0.6メートルほどだったことを示しており、既にカンブリア紀(5億4200万~5億100万年前)における最大の動物とみなされていた。カンブリア紀は爆発的な進化が起こり、ウミユリや海洋性の環形動物など、無脊椎動物の多様な新種が登場した時代だ。しかし、今回見つかったアノマロカリスの体長は、従来の化石を30センチほど上回り、この体節動物がこれまでの想定より大きな体をしていたことを示している。(中略)今回の化石は、“わずか”4億8800万~4億7200万年前のオルドビス紀のものと判明した。したがって、アノマロカリス類の生息期間は、従来の化石が示唆するより3000万年長かった可能性がある。(後略)
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アノマロカリスは、進化生物学者スティーヴン・ジェイ・グールドの本「ワンダフル・ライフ」で紹介され、人気になったカンブリア紀の代表的な生物です。これまでに出土した化石では、体長が60cmほどの大きさとされていたようですが、今回発見された化石では1mの大きさで、時代が進むと共に巨大化した可能性があるようです。「ワンダフル・ライフ」で紹介された生物は、アノマロカリス以外にも変わったデザインを持つものが多く、出版された当時はテレビでも取り上げられて話題になったことがあります。その後、いくつか関連した本を読みましたが、この時代の生物は専門家の間でも評価が分かれているようで、未だに賛否両論有るようです。(特にリチャード・ドーキンスやサイモン・コンウェイ・モリスはグールドの考え方に反対している。)今回の発見で今後アノマロカリスが生きていた時代が、どのように評価されていくのか成果を待ちたいと思います。

もしかすると化石になったアロマロカリスは、子孫達の論争を楽しんでいるかも。

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NASA 火星有人探査機

2011年05月25日 | Science/Technology
NASAが火星に向かう新宇宙船を発表しました。
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4人乗りで火星へ NASAがシャトル後継の新宇宙船を発表(産経新聞)
スペースシャトルを引き継ぐのは4人乗り宇宙カプセル-。米航空宇宙局(NASA)は24日、今年で最後の打ち上げとなるスペースシャトル退役後、米国の有人宇宙開発を担い、火星や小惑星などの探査を行う新宇宙船の概要を発表した。宇宙飛行士の輸送に特化したカプセル型の「多目的有人宇宙船」(MPCV)で、米ロッキード・マーチンが開発。月探査を目的に開発が進められていた宇宙船「オリオン」の設計デザインを元にしたもので4人乗り。スペースシャトルに比べ、10倍安全性が高いという。オバマ米大統領は2030年代半ばまでに火星軌道に飛行士を送り込む計画を推進しており、MPCVの実用化は、この計画の第1段階となる。CNNによると、米デンバーにあるロッキード・マーチンの施設ですでに、飛行実験が進んでいるという。スペースシャトルは、7月の「アトランティス」の飛行で引退。NASAは今後、MPCVを宇宙に送り出す大型打ち上げロケットの開発も進めていく。
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リーマン・ショック前の景気の良い頃は、スペースシャトル退役後の様々な宇宙開発計画が発表されていましたが、景気が悪くなるとともにお金が掛かる宇宙開発は、大部分が凍結或いは中止になってしまいました。今回、NASAが火星探査計画用の宇宙船の概要を発表したことで、これからまた宇宙開発が注目されるようになると思います。この宇宙船は4人乗りで、安全性がシャトルの10倍も高いということです。現時点のNASAのイラストでは、アポロ宇宙船に似たようなイメージで、大きさにもよりますが、これで本当に火星まで往復できるのかなと思ってしまいます。おそらくアポロ計画のように月や小惑星など、近隣の天体へのテスト飛行を重ねて、実際に火星に向かう宇宙船は、もっと大型で形の違うものになるのではないかと想像します。それにしても、2030年代半ばまでに送る計画というのは気の長い話です。あと20年以上も先になりますが、その間には予算不足や想定外のアクシデント等が起こると思いますので、実現するのはさらに10年くらい掛かるかもしれません。生きているうちに実現できると良いのですが、、。


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天国と死後の世界

2011年05月18日 | Science/Technology
天国や死後の世界について、ホーキング博士はコメントしています。
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「天国も死後の世界もない」、英物理学者ホーキング氏が断言(ロイター)
「車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、死後の世界があるとの考えを否定した。16日付の英紙ガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。
ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。 博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされた。「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性と共生してきた。死を恐れてはいないが、死に急いでもいない。まだまだやりたいことがある」と語った。また、人々はどのように生きるべきかとの問いに対し「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る」で世界中に広く知らるようになった博士は、2010年の著書「The Grand Design(原題)」では宇宙の創造に神の力は必要ないとの主張を展開し、宗教界から批判を浴びている。
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世界で最も有名な科学者の一人、スティーブン・ホーキング博士が天国や死後の世界は有り得ないと断言しました。コンピュータに例えた判り易い話で、死と常に直面してきて感じた彼の見解は充分納得できるものです。人間は全てが終わる死というものを意識して、「自分の行動の価値を最大化するように努力すべき」という言葉には重みがあります。時々、自分の人生を振り返って自分の行動はどうだったかを見つめなおすことが必要かもしれません。と言っても、競馬を見たり、写真を撮ったりして好きな事をやりながら人生を楽しんでいますが、「自分の行動の価値」とは何かと問われると返す言葉がありません。(^^;)

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喫煙者の受難続く

2011年05月12日 | Science/Technology
喫煙者にとってはショッキングなニュース?です。
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<JT>廃止のたばこ23銘柄発表(毎日新聞)
東日本大震災でたばこ工場が被災した日本たばこ産業(JT)は12日、国内で販売するたばこ全96銘柄のうち、販売量が少ない23銘柄を廃止すると発表した。
 ◇廃止するたばこの銘柄は以下通り
 マイルドセブン・アクア・スカッシュ・メンソール7・ボックス
 マイルドセブン・アクア・メンソール・ワン・ボックス
 マイルドセブン・FK
 マイルドセブン・スペシャルライト・ボックス
 セブンスター・ブラック・インパクト
 セブンスター・ライト・メンソール
 セブンスター・ライト・メンソール・ボックス
 ピアニッシモ・ウルトラ・ライト
 キャスター
 キャスター・ワン
 キャスター・メンソール・ボックス
 キャビン・プレステージ
 ピース・ミディアム・ボックス
 キャメル・フィルター・ボックス
 キャメル・マイルド・ボックス
 キャメル・メンソール・ボックス
 キャメル・メンソール・ミニ
 ウィンストン・エクストラ3・ボックス
 ベヴェル・フレアー・メンソール
 フロンティア・メンソール・ボックス
 サムタイム・ライト
 チェリー
 ハイトーン
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たばこを吸ったことが無い私にとってもショッキングなニュースでした。何がショッキングだったかと言えば、たばこの種類がJTだけで約100種類も販売されていて、23銘柄が廃止になってもなお73銘柄も販売されるということです。凄い数です。でも73種類もあれば、たばこ選びも困らないだろうと思うのは非喫煙者の考えで、喫煙者にとってはたばこであれば何でも良いというわけではないそうです。廃止になった銘柄を愛好する人にとって、このニュースは気になるでしょう。販売量が少ない「マイルドセブン・アクア・スカッシュ・メンソール7・ボックス」と「マイルドセブン・アクア・メンソール・ワン・ボックス」は何が違うのだろう。ネーミングが長くて判り難いので、喫煙者もたばこ選びに慎重になって、販売量が伸びなかったのかも。東日本大震災は、売れないたばこをリストラする良い機会になったのは間違いないです。
◆本日のショッキングなニュース
○競馬の内田博幸騎手が落馬で負傷し、全治2ヶ月だそうです。残りの春のG1には騎乗できなくなってしまいました。残念!
○タレントの上原実優さんが自殺しました。鹿児島の種子島育ちのタレントさんでした。貧乏育ちを売りにして忍耐力が強そうな印象でしたので、とても意外な感じでした。ご冥福を祈ります。
○小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」が2014年に打ち上げられ、地球と火星の間の小惑星「1999JU3」に2018年に到達し、2020年に地球に帰還するそうです。昨年のあの感動を味わうには、あと10年待たないといけないのか。

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放射性物質の影響度

2011年04月07日 | Science/Technology
これも風評被害の一例なのかも。
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韓国の一部で臨時休校に、放射性物質含む雨を懸念
東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所事故の解決の見通しが立たない中、放射能汚染の懸念は隣国韓国の学校にも波及した。悪天候に見舞われた韓国で7日、一部の学校が放射性物質の混じった雨を懸念して臨時休校措置を取った。(ロイター)
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原発の放射性物質の風評は、韓国にも深刻な影響を及ぼしているようです。放射性物質を懸念しての臨時休校措置というのは、日本でも聞いた事がありません。当事国の日本人が鈍感なのか、韓国人が敏感なのかよく判りませんが、もし危険な極秘情報を韓国のメディアだけがキャッチしているとすれば、韓国の学校の休校措置は正しいのかも。しかし、同じ隣国の中国や北朝鮮が核実験しても、これほど騒がなかった国が日本の原発事故に過敏になるのは不思議な感じもします。核実験を繰り返してきた米ソ超大国から吐き出された放射性物質は、地球上のどこにでも散っているわけだし、宇宙からの放射線もあるわけですから、測定された放射線が全て日本の原発のものと断定できないと思いますけど。

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さよなら「ディスカバリー」

2011年03月10日 | Science/Technology
スペースシャトル「ディスカバリー」号が退役することになりました。
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<シャトル>「ディスカバリー」最後の飛行を終えて帰還(毎日新聞)
【ウッドランズ(米テキサス州)】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「ディスカバリー」は米東部時間9日午前11時58分(日本時間10日午前1時58分)ごろ、米フロリダ州ケネディ宇宙センターに帰還した。84年8月以来、39回の飛行を無事終えてディスカバリーは退役する。ディスカバリーは今年2月24日(米東部時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられた。ISSではディスカバリーに加え、日本の無人補給機「HTV(愛称・こうのとり)」2号、ロシアのソユーズ宇宙船と補給機プログレス、欧州の補給機ATVが初めて勢ぞろい。「最初で最後の記念写真」を、ISSから離脱したディスカバリーが撮影した。スペースシャトルは今年6月に退役予定。残る2機の打ち上げは4月(エンデバー)と6月(アトランティス)に計画されている。
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スペースシャトル「コロンビア」号が初めて打上げられ帰還の様子をテレビで見て以来、自分の人生と共にあった宇宙船ですが、いよいよ退役が目前に迫ってきました。スペースシャトルは、機体の再利用による打上げコストの削減を掲げて登場しました。しかし、これまで2度の大きな事故で数多くの犠牲を払うことになり、当初の目的であるコスト削減にもあまり効果は無かったようです。しかし、今回引退する「ディスカバリー」は39回もの飛行に耐えて25年以上も現役で活躍し、無事に任務を果たしたわけですから、人間で言えば「殿堂入り」してもおかしくないと思います。おそらく博物館での展示になると思いますが、もし機会があれば是非その姿を見てみたいものです。ちなみに、残り2つの機体もあと2回の打ち上げで終わりとなりますが、シャトルのマニアでもこの最終「乗車チケット」を手に入れるのは不可能です。(^^;)

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はやぶさ一番列車

2011年02月05日 | Science/Technology
東北新幹線の1番列車の乗車券があっという間に売れたそうです。
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1番列車40秒で完売=東北新幹線来月導入の「はやぶさ」(時事通信)
東北新幹線で来月5日から運行される新型車両のE5系「はやぶさ」の乗車券が5日午前10時、全国のJR窓口やJR東日本の予約サイトを通じて発売された。東京―新青森間の下り1番列車は発売後40秒で完売した。同社によると、はやぶさは東京―新青森を現在より10分短い最短3時間10分で結ぶ。新幹線で初めて導入された最上級の「グランクラス」が特に人気を集め、運行初日の上下全6本は20秒で売り切れた。1両に18席とゆったりとしたつくりで、座席は本革製。専任の乗務員が軽食などを無料サービスする。
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ここ数年、鉄道インフラ更新の時期なのか解りませんが、最終列車に多くのマニアが詰めかけ、新型車両がデビューするとまたそこに多くの人が集まるという現象が増えているように思います。鉄道会社としても多くの人に利用してもらうために、そういう機会をイベントとして活用しているのかもしれません。今回の新型車両「はやぶさ」の1番列車チケットが40秒で完売というニュースも、興味の無い人にとっては1番列車に何の価値があるのか解りませんが、マニアの方にとっては重大な出来事なのでしょう。その一瞬の騒ぎが収まったら、その後の座席はガラガラ、マニアは見向きもしない、そして乗車率低下を理由に中止が決まると、また別れを惜しんでマニアが集まる。たぶんそういう事になる。次は、九州新幹線の1番列車がターゲットです。またまた激戦の1番列車チケット争いが勃発でしょうか。

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ウナギ受難

2011年02月04日 | Science/Technology
謎とされていたウナギの産卵場所が特定されたそうです。
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ウナギの産卵場所を特定、グアム島の西方海域(読売新聞)
東京大学大気海洋研究所と水産総合研究センター(本部・横浜市)の研究グループが、ニホンウナギの卵の採取に世界で初めて成功した。場所はグアム島の西方海域。長年の謎とされてきたニホンウナギの産卵場所が特定された。産卵環境が詳しくわかれば、完全養殖の実用化に向けて弾みがつきそうだ。1日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。採取場所はマリアナ諸島のグアム島から西へ約370キロ・メートルで、海底山脈「西マリアナ海嶺(かいれい)」の南端付近。水深約160メートル前後から31個の卵がとれ、DNAの解析でニホンウナギと判明した。直径は約1・6ミリ・メートルで、受精から約30時間とみられる。ニホンウナギの産卵場所は、産卵直後の親ウナギの捕獲などからマリアナ諸島沖と推定されていたが、それが今回、正確に特定できた。卵は2日程度で孵化(ふか)してしまうため、採取が難しかった。
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とうとうウナギの産卵場所が、人間に見つかってしまいました。これからウナギで飯を喰っている漁業関係者が押しかけ、ウナギ目ウナギ科の一族にとっては受難の日が来ることになりそうです。正直、ウナギの生態は謎のままでも良かったと思います。漁獲量が年々減ってきて人間様には大きな問題なのかもしれませんが、それは自然の摂理というもので、捉まえる方が増えれば捉まるほうが減るのは仕方が無いことです。それを捉まえて増やして喰ってしまおうというのは、ちょっとやり過ぎのような気もします。
このニュースの報道を見ていると、ウナギを「食い物」としてしか見ていないようですが、人間様の食卓を豊かにしてくれるウナギに、もう少し敬意を払って欲しいです。

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中国空母建造

2010年12月17日 | Science/Technology
中国海軍が航空母艦を建造しているようです。
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中国初の国産空母「ワリヤーグ」が完成間近 11年には初進水か
中国が旧ソ連製の空母「ワリヤーグ」号の船体をもとに建造している中国初の国産空母がほぼ完成しており、2011~2012年に進水できる見込みであるという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
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小型の空母の多くに採用されているスキーのジャンプ台のような甲板を持つ航空母艦です。中国海軍には、アメリカ海軍のカタパルトのような技術が無いため、おそらく今後の航空母艦もこのような形になるのではないかと予想されています。アメリカの空母を見慣れているせいかかなり違和感がある形状ですが、これが最も低コストな射出装置なのだそうです。艦上戦闘機のほうは、ロシアのSu-33の導入を目論んでいるようですが、こちらはなかなか進展していない模様です。いくら航空母艦を建造しても、載せる飛行機が無いと意味ないように思います。おそらく空母完成の暁には、Su-33のそっくりさんが艦上に並んでいるかもしれません。


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ボイジャー1号の話題

2010年12月14日 | Science/Technology
アメリカの探査機が太陽系の果てに近づきつつあるようです。
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ボイジャー1号、33年かけ太陽系の果てへ(読売新聞)
米航空宇宙局(NASA)は13日、1977年に打ち上げた探査機「ボイジャー1号」が観測している太陽風の速度がゼロになったと発表した。太陽から吹き出す太陽風が届く範囲「太陽圏」の端に近づいていることを示しているという。同機は現在、太陽から約170億キロ・メートル離れた場所を秒速約17キロ・メートルで飛行中。あと4年で「へリオポーズ」と呼ばれる太陽圏の境界を脱出、太陽系外探査へ踏み出す見通しだ。やはり1977年に打ち上げられた「ボイジャー2号」はやや遅れて別の方向へ向かっている。両機には、地球外の知的生命体に遭遇することを考え、様々な音楽や言語を録音したレコードが搭載されている。
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学生の頃、パイオニアやボイジャー探査機が撮影した惑星の画像を見て驚いた記憶があります。それから30年以上が経ちほとんど忘れかけていましたが、これらの探査機は未だに飛行を続けているようです。記事では太陽風の速度がゼロになったということで、太陽系の果てに近づいているそうですが、それよりも、これまで33年の長きに渡りボイジャーが観測を続けていたことは全く知りませんでした。太陽系の果てがいったいどうなっているのか、とても興味深いニュースです。今年は「はやぶさ」の業績が話題になった日本の宇宙開発ですが、このニュースを読むとアメリカの宇宙開発のスケールの大きさを感じます。

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天文学者ティコ・ブラーエの死因

2010年11月17日 | Science/Technology
デンマークの天文学者ティコ・ブラーエの墓が発掘されたそうです。
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著名天文学者の死因解明へ ティコ・ブラーエの墓発掘(産経新聞)
デンマークとチェコの科学者らは15日、16世紀のデンマークの著名な天文学者で、近代天文学の発展に貢献したティコ・ブラーエ(1546~1601年)の死因を解明しようと、プラハにある墓を掘り起こした。急死したブラーエの死因は謎とされてきた。AP通信などが伝えた。ブラーエは天体望遠鏡の発明以前に高精度の観測を行ったことで知られ、神聖ローマ帝国皇帝の招きでプラハに移り、程なく死亡した。死後、弟子のケプラーが膨大な観測記録を基に惑星の運動に関する「ケプラーの法則」を発見した。1901年の墓発掘時に採取された口ひげなどを90年代に分析したところ、高濃度の水銀を検出。水銀中毒や毒殺などの説が浮上していた。科学者らは15日、プラハ中心部の教会の床下からブラーエの棺を発掘。CTスキャンなども使い、数日間かけて調べるという。(共同)
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子供の頃に彼の伝記を読んだことがあります。久し振りにニュースで彼の名前を聞いて懐かしくなりました。その伝記では、コペルニクス→ブラーエ→ガリレオ→ケプラー→ハーシェル→へールの順に偉大な先人達を紹介していましたが、ウラニボルグという大きな天文台で精密な肉眼観測を行い、膨大な記録を残した実績があるにもかかわらず、彼は他の5人に比べてやや記述が小さな扱いになっていたのを覚えています。この伝記の著者の記述では、ブラーエはケプラーと一緒に観測をしたけれども、その観測記録を独り占めし決して渡そうとしなかったという変わり者扱いでした。しかし、数年前に読んだ「ケプラー疑惑」という本の中では、逆に彼は好ましい人物として評価されています。むしろ観測記録を盗み出したと言われるケプラーに、暗殺の疑惑を向けており、その証拠としてブラーエの死因・水銀中毒を挙げています。今回の調査もその結果に沿って、最新の器具で彼の死因を調べようという試みのようです。今回、死因が特定されたとしても、彼等が証明した素晴らしい業績への影響は無いと思いますが、もし影響があるとすれば、「ケプラー疑惑」の今後の売れ行きの方かも。(^^;)

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リニア新幹線、「直線」で決着へ

2010年10月13日 | Science/Technology
リニア新幹線のルートが決まりそうです。
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リニア新幹線、「直線」で決着へ=近く3ルートの調査結果公表―国交省審議会(時事通信)
 JR東海が開業を目指すリニア中央新幹線のルート選定をめぐり、国土交通相の諮問機関の交通政策審議会中央新幹線小委員会は13日、候補となっている3ルートの利便性や経済効果などに関する調査結果を来週にも公表する方針を決めた。調査結果は、費用対効果などの面で「直線ルートが優位」との結論になる見通しで、同ルートで決着する公算が大きくなった。同小委は年内にも望ましいルートを盛り込んだ中間報告書を取りまとめる。(後略)
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生きているうちにリニア新幹線に乗れるかどうか判らないので、あまり興味が無い話題なのですが、、。
ルート候補として南アルプスを直進する「直線ルート」、南アルプスを迂回する「伊那谷ルート」、「木曽谷ルート」の3ルートが検討されているようです。所要時間、建設費が最小となる「直線ルート」が最も有力なのは間違いないと思います。でも長野県は地元自治体の要望を受けて「伊那谷ルート」を希望しているそうです。新幹線の話になると「地元の要望」というのが必ず絡んできます。確かに新幹線が来れば、地元が活性化するという期待(建設業者も含めて)はあると思います。しかし、速さが売りのリニア新幹線が長野にわざわざ止まるとは思えません。おそらく駅が出来ても通過するだけでしょう。それならサッサと素通りしてもらうほうが良いように思います。直線ルートであれば、トンネルばかりで騒音も問題にならないだろうし、利用者の時間は短縮できるし費用も掛からない。良いことずくめのように思います。
まあ鉄道素人の考えなので、勝手なことを言えますけど。ちなみに東京―名古屋間の開業が2027年、東京―大阪間が2045年が目標となってます。計画は遅れるのが常ですから、東京-大阪の開通は「あの世」から眺めることになりそうです。

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天文ブーム 再燃か?

2010年09月02日 | Science/Technology
「はやぶさ」をキッカケに天文ブームが続いているそうです。
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幅広い層がハマれる天文ブームの魅力「はやぶさ」が後押しに(週刊SPA!)
2009年に開催された国際イベント「世界天文年」や、同じく7月22日に日本でも観測できた皆既日食などの影響により、巷では天文ブームが巻き起こっている。その勢いは、今年6月13日に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のニュースに後押しされ、ますます増すばかり。天体望遠鏡を扱う専門ショップには、20代の若い天文ファンも増えているという。
「今までは、高年齢の方が多かったんですが、ズボンを腰ばきしている男性のお客さんが来たことも。最初は『本当に天文に興味があるの?』と思いました(笑)」そう答えてくれたのは、天体望遠鏡の専門店、スコープタウンの大沼崇氏。氏は、天体観測の魅力を「知識と想像力によって楽しさがどんどん増す趣味」とも。(後略)
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40年前の天文少年は、望遠鏡で「自分の星」を見つけるのが夢でした。中学校の先生にこの話をしたら、「星を見たいなら、高校に入ってからにしなさい」と言われ、その通り勉強して高校に入りました。高校の先生に「天文部で星を見たい」と言ったら、「大学に入れば星を見る時間はたっぷりあるから、まず大学に入ることだ」と言われて必死に勉強しました。そして大学に入った頃には、眼が悪くなって星が見えなくなってしまい、天文への興味が薄れてしまいました。天文少年の夢は消えてしまい、普通のサラリーマンになってしまいました。それが現実。

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