野茂投手が引退することになりました。
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【ニューヨーク17日時事】野茂英雄投手(39)が現役引退を決意したことを受け、米国などのメディアも17日、日本人選手の米大リーグ挑戦で草分け的な存在だった同投手について報じた。野茂は1995年に近鉄からドジャースへ。名門球団の地元紙、ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「革新的とも言える移籍で日本人選手への扉を開いた野茂が引退を表明した」と報道。「ノモマニア」と呼ばれた熱狂的なファンが生まれたことや、史上4人目のア、ナ両リーグ方でのノーヒットノーラン達成など、米国での活躍ぶりを紹介した。カナダの全国紙ナショナル・ポストは電子版で野茂引退の一報を掲載。フランスのAFP通信は東京発でこのニュースを打電した。
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4月22日に「野茂のゆるい球に三振したイチロー」の事を書きましたが、やはり引退が現実になってしまいました。MLBで最後の三振をプレゼントするイチローは先輩想いのいい奴です。桑田に続いて野茂にも引導を渡したイチローですが、次なる標的はジャイアンツの藪かドジャースの斎藤かもしれません。でもこの2人はイチローとはリーグが違いますから、もう少し長くプレイできると思いますが、、。
野茂の引退はとても残念です。まだアメリカに渡ったばかりの頃の話ですが、1996年にロサンゼルスに旅行に行った時、アテンドしてくれた日系2世の小父さんが「野茂は日系人の誇りだ」と言っていたのを思い出します。日本人投手がアメリカ人打者を三振に討ち取っていく姿がとても痛快だと言ってました。日本国内だけでなく現地の人達の誇りでもあったようです。
コメディ映画「ライアー・ライアー」で、ジム・キャリー演ずる弁護士の息子が「ボクは野茂だ」と言って投げる真似をするシーンがあります。日本の映画にプロ野球選手の話が登場することはないのですが、アメリカでの野茂はハリウッド映画で取り上げられるくらい人気があったということです。引退は残念ですが、今後の野茂にはこれからも注目していきたいです。