Yahoo!ニュースにドキュメンタリー映画の紹介記事がありました。
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映画「今日もどこかで馬は生まれる」
JRAが主催する中央競馬の2018年度の売上は2兆7000億円。大きな盛り上がりを
JRAが主催する中央競馬の2018年度の売上は2兆7000億円。大きな盛り上がりを
見せる一方、競馬で走ることができなくなった馬たちの『その後』については、
これまであまり語られることはありませんでした。
多くの馬たちが、天寿を全うする前にその生涯を終えている―――。
競馬産業に関わる人々の中で長らく暗黙の了解とされていた、この引退馬の課題
多くの馬たちが、天寿を全うする前にその生涯を終えている―――。
競馬産業に関わる人々の中で長らく暗黙の了解とされていた、この引退馬の課題
について、当事者たちは何を思い、どう考えているのか。その答えを探して
私たちは、競馬をこよなく愛するファン、馬主、調教師、生産者、馬を生かした
ビジネスを展開する経営者など、さまざまな立場で馬と関わる人々を訪ねました。
そこには、馬を尊敬し、馬と真摯に向き合う人々の姿がありました。馬を愛する
人たちの声が大きな力に変わり、今、確かに、新しい風が吹き始めています。
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これは「ケイズシネマ」という映画サイトの紹介記事です。
競馬を始めた時に、競走馬が引退したらどうなるのかが気になっていました。
競馬本にも競馬雑誌にも、競走馬のその後についてはあまり触れられていません。
名馬の場合は、牧場で余生を過ごす姿が写真で紹介されることはありますが、
その他大勢の馬はどうなるのか。おそらく大多数が地方競馬に行くか、
乗馬になるのではと思っていましたが、実態は随分違っているようです。
競馬を教えてくれた先輩は、この質問に「競走馬は所詮、経済動物だから仕方ない」
の一言で話を終わらせました。でも「経済動物」と言う言葉は良くないと思います。
人間と同じ命ある生き物ですから、どんなに走らない馬でも生き物としての
敬意は払うべきでしょう。もし馬を所有すれば、その馬に長く関わりたいだろうし、
おそらくこの映画では、そのような志のある人も取材されていると思います。
ドキュメンタリー映画なので、規模が小さく、今月の上映館は横浜と渋谷だけ
のようです。ちょっと遠いけれど、時間があれば観に行きたいと思います。
因みに、妻が週1日、近所の養老牧場の馬の世話に行っている関係で、
たまに牧場に出掛けて、馬にニンジンをあげたりしています。馬は可愛いです。
養老牧場には、競走馬や乗馬を引退して、静かに余生を送っている馬達がいます。
引退後も面倒を看てくれる良いオーナーに出会えた幸せな馬達です。
でも、こういう馬はほんの一握りなのかもしれません。
競馬が好きであれば、引退馬にもっと関心を持っても良いと思いますが、
でも多くの競馬ファンは、馬よりもカネの方が好きなんだよね。