キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

当たり馬券の税金の話題

2022年06月17日 | Horse Racing
先週辺りからネットで話題になっている税金の話です。
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外れ馬券は経費にならず→数千万円を追徴 お笑い芸人が不服申し立て by朝日新聞
お笑いトリオ「インスタントジョンソン」の「じゃい」さんの代理人弁護士が17日、都内で記者会見し、じゃいさんが競馬の払戻金に関して東京国税局から数千万円を追徴されたことを不服として、東京国税不服審判所に審査を請求したと発表した。会見した加藤博太郎弁護士によると、じゃいさんは2016~20年、当たり馬券の払い戻しで得た「収入」から、購入したすべての馬券にかかった代金を「経費」として差し引いた金額を「所得」として申告していた。(後略)
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競馬の払戻金の税金については以前も同様の話がありました。システムでまとめ買いしていた人のハズレ馬券が経費として認められるかどうかで裁判になっていた記憶があります。
馬券購入時に既に税金を徴収されているのに(ハズレ馬券も税金を払っている)、当たり馬券の払戻金にまた税金を掛けるのは「税金の二重取り」ではないかというのは、競馬ファンの間ではよく聞く話です。また競馬では払戻金に税金が掛かるのに、宝くじの当選金には税金が掛からない、同じギャンブルなのに宝くじは優遇されている等々。
このお笑い芸人は、今後のために競馬の払戻金の税制を明確にしたいという事で不服を申し立てているようですが、競馬ファンとして彼の気持ちは判るし頑張って欲しいけれど、国税局の見解を覆すのは難しい気もします。普通のサラリーマンは、わずか5年で億超えの馬券購入なんて有り得ないし、払戻しが億超え(WIN5でたまにいますが)も夢の話。それほど大規模に手広く「事業」としてやるのであれば、以前にも事例はあったわけだし、課税のルールは熟知しておくべきだったと思います。追徴後になって不服を唱えても遅い気がします。
まあ、競馬で一度も課税対象になるような払戻金を頂いた事が無い私としては、全く関係の無い話です。むしろ、一度でも良いから競馬で税金を払ってみたい。(^^;)

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