自分史を書くための心構えを説いた本。
一時期、自分史ブームというのがあった。自分の人生を振り返って、エピソードを交えながら人生を辿るのが自分史。日記と違うのは、ある程度他人の目(読者)を意識して書くことが必要で、そのためには文章修行も必要だし、読ませるテクニックも習得した方が良い。よくあるのが、ダラダラと過去の自慢話に終始すること。日経新聞に「私の履歴書」という自分史的な半自叙伝があるが、これが面白くないのはそういう人が多いから。書くためには読むとことも必要で、作家や有名人の日記や記録が参考になる。エッセイや自伝、生活の記録、日記、年譜、追悼集などを紹介しているが、著者推奨の写真やアルバムを見ながら、当時を振り返る方法が自分には参考になると思った。写真で当時の様子を見ると色んな記憶が蘇ってくる。 最後は書くための道具の話。原稿用紙や筆記具についてのアドバイスは、パソコンが使えない高齢者の方には参考になると思う。
還暦過ぎの自分も自分史には興味があるが、まだそういうものを書くような歳ではないし、著者が言う「読者を想定して書く」というのも難しい。読者になって欲しい妻は、赤の他人のゴシップには興味があるが、旦那の人生には全く興味が無い、、。(^^;)
一時期、自分史ブームというのがあった。自分の人生を振り返って、エピソードを交えながら人生を辿るのが自分史。日記と違うのは、ある程度他人の目(読者)を意識して書くことが必要で、そのためには文章修行も必要だし、読ませるテクニックも習得した方が良い。よくあるのが、ダラダラと過去の自慢話に終始すること。日経新聞に「私の履歴書」という自分史的な半自叙伝があるが、これが面白くないのはそういう人が多いから。書くためには読むとことも必要で、作家や有名人の日記や記録が参考になる。エッセイや自伝、生活の記録、日記、年譜、追悼集などを紹介しているが、著者推奨の写真やアルバムを見ながら、当時を振り返る方法が自分には参考になると思った。写真で当時の様子を見ると色んな記憶が蘇ってくる。 最後は書くための道具の話。原稿用紙や筆記具についてのアドバイスは、パソコンが使えない高齢者の方には参考になると思う。
還暦過ぎの自分も自分史には興味があるが、まだそういうものを書くような歳ではないし、著者が言う「読者を想定して書く」というのも難しい。読者になって欲しい妻は、赤の他人のゴシップには興味があるが、旦那の人生には全く興味が無い、、。(^^;)