キマグレ競馬・備忘録

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競馬フェブラリーS トランセンド優勝

2011年02月20日 | Horse Racing
競馬のダートG1 フェブラリー・ステークスが行われました。
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トランセンドが優勝=競馬フェブラリーS (時事通信)
中央競馬の今年最初のGIレース、第28回フェブラリーステークスは20日、東京競馬場のダート1600メートルに16頭が出走して行われ、藤田伸二騎手が騎乗した単勝1番人気のトランセンドが1分36秒4で勝ち、賞金9400万円を獲得した。トランセンドは昨年12月のジャパンカップダートに続くGI2勝目。2着には、3番人気で地方の船橋競馬所属のフリオーソが入り、3着は4番人気のバーディバーディ。2番人気のセイクリムズンは14着に終わった。
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昨年の覇者エスポワールシチーや交流GI東京大賞典を勝ったスマートファルコンといった有力馬不在の中、昨年のジャパンカップダートG1を勝ったトランセンドが文句なしの1番人気で、スタートから先行しレースを優位に進めて快勝しました。このレースで注目していたのは、地方競馬から参加したフリオーソです。地方競馬では圧倒的に強く、地方G1で5勝している馬が中央競馬でどこまで通用するのか楽しみに見ていました。競馬ファンのネットの下馬評では、地方競馬の馬はレベルの高い中央競馬では通用しないという意見が多かったようです。
レースでは、スタート直後に慣れない芝コース(東京は最初の200mは芝を走って、ダートコースに入る)で出遅れてしまい、後ろから2番目を追走する形になったため、他の馬よりも不利なコースを取る羽目になってしまいました。最終コーナーでも後ろから数えたほうが早い位置にいたにもかかわらず、最後の1ハロン(200m)で先行する馬を次々に抜き去り、2位でフィニッシュしました。特に最後の100mの走りは圧巻で、このレースが1800mであったら勝てていたと思います。(それは言わない約束ですけど慣れない芝コースのスタートや地方競馬には無いスタンド前の坂路など、地方馬にとって不利な条件もありながら、この成績を残せたのは素晴らしいと思います。もしこのレースに勝っていたら、地方競馬ファンは狂喜したかもしれません。今回の結果で、地方競馬にも凄い馬が居ることを知らしめた事に価値があると思います。
競争馬としては高齢(7歳)のフリオーソですが、次回は今回参戦しなかったエスポワールシチーやスマートファルコンを負かす走りを見てみたいです。
写真は、2009年11月7日の11 R 第14回東京中日S杯武蔵野S(G3) のトランセンド。東京競馬場に来たのは、この時以来になります。このレースでは6着に敗れましたが、それから1年が経って大きく成長しG1を2つも勝ってしまいました。この馬も素晴らしいです。

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