週末は、障害馬術の国際大会・CSI3 Kakegawa 2013を見てきました。
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馬術の魅力、満喫 掛川・国際大会が閉幕(中日新聞)
掛川市のヤマハリゾートつま恋乗馬倶楽部を会場に、10カ国の34人が熱戦を繰り広げた「国際馬術 掛川2013」(中日・東京新聞後援)は31日、今大会で最高難度の「グランプリ障害飛越競技」などがあり、3日間の日程を終えた。最終日に「グッチ杯」として行われたグランプリ競技は、台頭目覚ましいダービッド・ウイル(ドイツ)が優勝し、2位に池田弘彰(神奈川)、3位に林忠寛(千葉)が入った。静岡県勢では、佃日出彦が12位、渡辺祐香(ゆうか)が21位だった。高さ1.5メートル、幅は最大1.4メートルある障害物が15カ所に設定された難コース。9選手がミスなくゴールして減点ゼロというハイレベルな試合は優勝決定戦にもつれ込んだ。表彰台でウイルは「よい馬を使わせてもらい感謝している。ベストを尽くせたが、馬にも助けられた。次の大会も見に来てください」などと喜びを語った。この日は時折、雨に見舞われたが、会場は多くのギャラリーで終日にぎわい、主催者発表によると約4500人、三日間で延べ8300人が訪れた。
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時折、小雨が降るあいにくの天気でしたが、グランプリ競技が始まる時には雨もあがり、熱戦を見ることができました。この大会は、グッチがオフィシャルスポンサーになって、高額の賞金が掛けられた大会で、国内外のトップライダーが参加してレベルの高い競技を見ることができました。お目当ては、イギリスのジョン・ウィティカー(John Whitaker)。1955年生の57歳の大ベテランで、14ものオリンピック、世界選手権、ヨーロッパ選手権での団体メダルを獲得した名選手です。グランプリでも上手く障害をこなし、最後まで良いパフォーマンスを見せてくれましたが、残念ながら最後のセクションで障害を落下させてしまい、優勝決定戦(ジャンプオフ)に進むことはできませんでした。でも競技を終わって、退場するときのホッとしたような、残念そうな表情がとても強く印象に残りました。また日本に来て欲しいです。
グッチがスポンサーなので、ロゴの入った上品な障害になってます。
つま恋乗馬倶楽部の風景。キレイで広くてとても良い雰囲気のクラブです。
厩舎に佇む馬の目が気になりました。
乗馬関係のショップも多数出店してました。これは馬の餌関係のお店のようです。食事に気を遣うのは、馬も人間も同じです。
障害を飛越する風景。障害飛越の見せ場です。
日本のトップライダーの一人、明るいキャラクターで人気の広田龍馬選手の飛越。騎手の目の高さは3m以上ありそうです。
お目当てのウィティカー選手。重心を低く、体をやや斜めにして跳んでいました。
競技を終えて、退場する時の様子です。優しそうなオジサンの雰囲気です。
次回は、もっと天気が良い時に見に行きたいと思います。