ここで、こー君を弁護するわけでもないのですが、
こー君はそれなりに確りした良い人です。頼りにされたり、役員になったりした人ですから、
それなりに立派な人なんです。
ただ、人それぞれ、性格の不一致や相性の合う合わないは誰にでもあると思うんです。
内と合わなかった誰それ君のお家でさえ、社会的に成功し一門の旦那さんと言われています。
内の家や私達家族と合わなかったんです。
過去にそういう例があった事で、今回どうしようかな、やっぱりやめた方がよいのではないか、そう感じたわけです。
お互いに嫌な思いをする前に、早めに交際をストップした方がよいに決まっています。
実際、こー君も、何か思うところがあったらしく、何となく2人の間に線を張って付かず離れずでした。
あまり親しくしたく無いのではないか、と、感じてもいましたから、
今の内に離れた方が向こうにとっても好都合なのではないか、
私の方はそれでよいのだからと思います。
こー君にとって、私と付き合うメリットがあるとは思えませんしね。
鰯やコロッケ
で育った女の子
と付き合っていい事あるわけないわよね。
と、私は苦笑いします。
結局、その後父の方でも無理に親しくすることは無いという事になり。
お互いに?軽い好感度を持った程度でストップしたままの平行線になりました。
不思議な事に、こー君とは高校も同じになり、何となく私としては心丈夫に思ったものです。
特に親しくもなく、顔見知り程度の男の子でしたが、高校生のある日、私はこー君の話を聞きました。
こー君は小学校の頃から好きな女の子がいるんだって。というものでした。
それで徒名がああだったのだと私は合点したのですが、中学生の時のこの時期の事を思い出すと、
こー君の周りをうろうろしていたお邪魔虫な女の子だったようで、
かなり迷惑をかけていたんじゃないかと心配になった物です。
それで、頃合いを見てこー君のクラス迄お詫びに行って来たものです。
こー君は相変わらず穏やかな笑顔で、特に怒った様子もなかったので、私としてはほっとしました。
彼女との仲が拗れなかったかどうかが心配だったので、私としてはやっぱり一言ごめんねと言いたかったのです。
高校のこの時は、彼女との仲が上手く行ってくれるようにと願っていました。
だからお詫びするという要件が終わり次第、即、何気なく自分のクラスに戻ってきました。
私のする事って他意は無いつもりなのですが、どこかで誰かに迷惑をかけているのではないか、
そう思うと気になってしまいます。
心配性ですね、人は支え合って生きているのだと言いますから
、私の足りないところは大目に見てもらいたいと思います。
(お願いね
)