Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

青葉若葉の季節、16

2016-11-04 16:15:26 | 日記

 ここで、こー君を弁護するわけでもないのですが、

こー君はそれなりに確りした良い人です。頼りにされたり、役員になったりした人ですから、

それなりに立派な人なんです。

ただ、人それぞれ、性格の不一致や相性の合う合わないは誰にでもあると思うんです。

内と合わなかった誰それ君のお家でさえ、社会的に成功し一門の旦那さんと言われています。

内の家や私達家族と合わなかったんです。

過去にそういう例があった事で、今回どうしようかな、やっぱりやめた方がよいのではないか、そう感じたわけです。

お互いに嫌な思いをする前に、早めに交際をストップした方がよいに決まっています。

実際、こー君も、何か思うところがあったらしく、何となく2人の間に線を張って付かず離れずでした。

あまり親しくしたく無いのではないか、と、感じてもいましたから、

今の内に離れた方が向こうにとっても好都合なのではないか、

私の方はそれでよいのだからと思います。

こー君にとって、私と付き合うメリットがあるとは思えませんしね。

やコロッケで育った女の子と付き合っていい事あるわけないわよね。と、私は苦笑いします。

 結局、その後父の方でも無理に親しくすることは無いという事になり。

お互いに?軽い好感度を持った程度でストップしたままの平行線になりました。

不思議な事に、こー君とは高校も同じになり、何となく私としては心丈夫に思ったものです。

特に親しくもなく、顔見知り程度の男の子でしたが、高校生のある日、私はこー君の話を聞きました。

 こー君は小学校の頃から好きな女の子がいるんだって。というものでした。

それで徒名がああだったのだと私は合点したのですが、中学生の時のこの時期の事を思い出すと、

こー君の周りをうろうろしていたお邪魔虫な女の子だったようで、

かなり迷惑をかけていたんじゃないかと心配になった物です。

 それで、頃合いを見てこー君のクラス迄お詫びに行って来たものです。

こー君は相変わらず穏やかな笑顔で、特に怒った様子もなかったので、私としてはほっとしました。

彼女との仲が拗れなかったかどうかが心配だったので、私としてはやっぱり一言ごめんねと言いたかったのです。

 高校のこの時は、彼女との仲が上手く行ってくれるようにと願っていました。

だからお詫びするという要件が終わり次第、即、何気なく自分のクラスに戻ってきました。

私のする事って他意は無いつもりなのですが、どこかで誰かに迷惑をかけているのではないか、

そう思うと気になってしまいます。

心配性ですね、人は支え合って生きているのだと言いますから、私の足りないところは大目に見てもらいたいと思います。(お願いね

 

 


青葉若葉の季節、15

2016-11-04 13:09:28 | 日記

 『考えてみます、考えてみます、…』と、私は見知らぬおじさんと話ながらあることに気付きました。

否定はされたけれど、もしかしたらこのおじさんはこー君のお父さんかもしれない、と思った事や、

話をした通りが、以前こー君を観察した場所であった事や、おじさんの目を見て話していた事から、

こー君の探るような眼と思った目が、かつての誰と似ていたかに思い当たりました。

 そうだ、確かにあのおじさんの目だと思いました。

私が思い出したそのおじさんと、私は特に何かあった訳ではありません。が、

そのおじさんのお子さんと私にはハッキリと一悶着ありました。

 そう思い当たるとちょっと嫌な気分になりました。

せっかく親しいお友達にと心の準備をして来ていただけに、

新しい友達候補が消えてしまったような残念な気分になります。

 しょうがない、気付いてしまったのだから、帰って早めに父に言おうと思います。

多分、あそこと同じような性格なら私には合わない、そう判断するのでした。

 生きて来て高々15年くらいですが、相性とか、性格の相違とか、そういったものがあると分かって来ていました。

過去を振り返って、上手く行かなかった人に似ている人は避けた方がよいのではないか、そう感じたのです。

外見が似ているからと言って、中身も似ているとは必ずしも限りませんが、

嫌な思い出のある所(今回は場面)を連想する人とは関わり合いにならないのが得策と思えました。

 「お父さん、こー君なんだけど…」

と、誰それ君の父親に似た目つきをしていた、と言って、私とは合わないと思う。

それでも親しくした方がいいと思う?と父に問いかけました。

父も、やや引いた感じで、いやぁ、お父さんの方は知っているが、息子さんは知らないからなぁ

と、今度、息子さんを見てからにするよ。と言ってくれました。

 「ほんとに、あそこと似た目つきをしてたのか?」

と父も胸に一物あるようなひやりとした感じでしたから、

父親同士でもやっぱり何かあったのだ、あそこの家とは合わないなと過去を振り返るのでした。

「お父さんも何かあったの、私は誰それ君とははっきり性格的に合わなかったから。」

というと、父は、

お父さんよりお祖父ちゃんとちょっとあってな、お父さんちょっと言われた事があるんだ。

との事でした。

 そうか、これは、考え直した方がいいかもな。

と父も用心深くなったようでした。

 

 

 

 


ハム

2016-11-04 11:36:58 | 日記

 昔からハムサンドが大好きなんです。

かなり幼少の頃に、パン屋さんでハムサンドを買って以来、ハムサンドのファンになりました。

その頃はジャムサンドやクリームやチョコレートなどもあったと思いますが、

少々値が上でも、パン屋さんにハムサンドがあればハムサンドを買いました。

 幼少の頃なので、マスタードの利いたハムサンドは口に辛目でしたが、お肉に飢えていたんでしょうね、

薄っぺらで安っぽいハムでさえ、とても嬉しいランチでした。

ハムサンドが買えた日は、昼食時間が待ち遠しくて、食べる前からサンドイッチを眺めてにこにこしていました。

 小学校になると給食になり、さすがにハムサンドは出てこないので、パン屋さんからも遠ざかり、

ハムサンドとの縁は切れたかに思えました。

が、バザーでハムサンドを見つけ、うどんよりハムサンドでした。

 高学年になって調理実習が始まると、自分でハムサンドを作る事を覚え、

具材に野菜やソーセージなども加わり、早速家で作って披露しました。

その後も材料を買ってもらい、時々作って楽しみましたが、幼少の頃程お肉に飢えていなかったんでしょうね、

野菜サンドも好きになりました。

当時は、ポテトサラダを挟んだサラダサンドイッチも大好きなサンドイッチでした。

何でも好きなので、ミックスサンドイッチをよく食べるようになり、

ハムや野菜など、具が単品のサンドイッチを食べる事は少なくなりました。

 そして現在、昔に帰ったんでしょうか、またハムサンドが一番好きな具材となりました。

贅沢に野菜も入ったハムサンドです。紅茶付き、またはスープ付きのハンドメイドのものです。