先日、お天気が良かったので、ふと気が乗って近くの公園に出かけました。
春は桜、夏はお濠の噴水、秋は紅葉と、市民の憩いの場です。
小春日和の今の季節、紅葉の赤い色、黄色い紅葉、とカラフルに美しく、
写真を撮る手が忙しなく動いてしまいました。
何枚か携帯で写真を撮って、撮る度に保存するか没にするかを画像を見て確認していましたが、
1枚に小春日の陽光が写り込んでいたので、画像をアップする事にしました。
一寸密林みたいに見えますが、紅葉とお濠と秋の日差しです。
陽光は神が代示すというような詩もあるように、写真に写り込むと神秘的な感じがします。
自然に目にする時には雲間から差し込む時に幾筋かの光の放射として見る事が出来、
それもとても感動的なのですが、写真に捉える事が出来る時もあるので、
一度その光彩の写り込んだ写真を見てからは、私も六角形の光の結晶のような物を写したいとか、
そんな風に思ってシャッターを切ったことがありました。
今回は偶然ですが、紅葉と日差しに、小春日和の気候がうまく捉えられたかなと嬉しく思いました。
秋の花、コスモスは秋桜と書きますが、小春日和も秋桜も私は大好きです。
思春期は春の桜より秋桜の方が好きでした。八重の花より一重の花が好みでした。
今は春の桜と八重の花が好きなのですから、人の好みも変わっていくものですね。