Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

花見、2

2016-11-23 20:20:50 | 日記

 『過ぎたるは及ばざるがごとし』

です。

抜いて持って来てしまった物は仕様が無いと、確かに秋桜は移植を嫌う花な為、

また元に戻しても枯れてしまうだけなので、これ以上どう仕様も無いのでした。

それで、おばさんからは仕様が無いからいいわ、もうしないでねと釘を刺されて、

それ以上はきつく言われる事も無く、私は無事放免されて帰って来ました。

 その後どうしたか覚えが無いのですが、やはり人の物という事で、

植え替え出来ないと聞きながら、庭から掘り返し、また持って行って植えて来たかもしれません。

私って困った物ですね。

 私に限らず、秋桜は万人に愛される花らしく、皆私のように持って行ったり、摘んで行ったりと、

花泥棒の後が絶えなかったようです。

植えている人にとっては非常に腹立たしい結果になったようです。

翌翌年にはかなり数が減り、土地も荒れて土がむき出しの所もあるようになりました。

もちろん私はその後一切摘んだり抜いたりしていません。懲りましたからね。

それに秋桜は雑草では無いと朧気ながら分かりました。

 実は、空き地に生えた花が綺麗なので、

おばさんも秋桜は好きな花だと言っておられたし、花を惜しがって独り占めにしたくてそう言っておられるのかな、

と思ったりもしていたのです。

こんな点でもまだまだ子供だった訳です。

幾つの頃の話かというと、中1か中2だと思います。

 もしかすると、秋桜は野山の草花として図鑑に載っていたのかもしれません。

それで私は雑草だと思い込んでいたのかもしれません。(何処の図鑑でしょうね。

何にしても、植えた人にとってはとても迷惑な話なのでした。

どうも申し訳ありませんでした。

 過去をほじくり返しても仕様が無いし、褒められた話では無いので書くの止めようかと思います。

ただ、これが、この広い土地と綺麗な秋桜畑のあるお家が

Fさんに紹介された人の家だったのは偶然かもしれません。

 「こ―君もいいけど、ちー君もいいよ、頭がいいし、すごくモテるから。お家もいいし。」

こっちにするといいよ、

家を教えてあげると自転車で連れて行かれ、置き去りにされたのでした。  

その後、何気なく秋に行くと、綺麗な秋桜の咲き揃う野の向こうにその家がありました。

私は一遍でその秋桜畑に魅了されて花が見頃な時期にせっせと通いました。

 今から思うと、家の手前のアプローチに秋桜が綺麗に咲き揃っていたというべきですね。

そこは垣根が無い素通しの、とても広い所有地を持つお金持ちの坊ちゃんの住むお家だった訳です。

この話、とても恥ずかしい話ですよね、やっぱりこの辺で止めますね。

 ちー君とはクラスが一緒になりませんでしたから、Jさんから話を聞くだけに留まりました。

Jさんから話を聞いてみると、以前クラスが一緒だったという事でした。

やはりかっこいい人だそうで、Jさんも好きだという事でした。偶然って時にはあるのかもしれません。

ちー君もJさんも、私は共にFさんから紹介されたのですから。

 それではと、私はFさんよろしくJさんにちー君のお家を教えてあげるのでした。

これは覚えています。中3の時です。もちろん、秋桜に手出しをしてはいけないと念入りに注意しておきました。

 

 

 

 

 


花見

2016-11-23 12:24:50 | 日記

 花見と言えば春の桜なのですが、

思春期の頃、秋桜が好きだった私は、この季節に花見の為街をサイクリングして回ったものです。

多い時は花見の場所が3ヶ所ありました。

友達に紹介された場所1ヶ所、偶然見つけた場所2ヶ所です。

 それぞれにある程度の距離があったので約1時間くらいのコースでした。

1つの場所である程度鑑賞し、自転車を降りて心行くまで眺める事もあれば、

自転車に足を掛けたままで全景を眺めて一休み、程無く次の場所に出かけるという時もありました。

その時の事情や、時間帯で、臨機応変にサイクリングの行程は変わるのでした。

当時の私にはとても楽しみで待ち遠しい季節でした。

 しかし、この楽しいサイクリングは3年程で無くなってしまいました。

花見の花が無くなってしまったからです。

無くなったのは無くなったのですが、無くなったというよりも荒らされてしまった、

荒らされたので持ち主の人が怒って整地してしまったというように、

秋桜の咲き揃う空き地は変化してしまったのでした。

 大体、綺麗に咲き揃っているのは人が植えたからでした。

秋桜の好きな人が花の種をまいて育てていたからなんです。

広い空き地一面に秋桜が咲き揃う、そんな場所はなかなか無い物です。

だから私はその秋桜の群生を見た時には非常に美しいと魅了されたのでした。

 人が植えて育てているとは思わず、てっきり雑草とばかり思っていました。

こんな点まだ子供ですね。本とにそうでした。

持ち主の人に言われて初めて気が付いたのでした。

 「あなたこの前ここの秋桜を抜いてもっていかなかった?」

と言われたので、はい、秋桜大好きなんで、家に植えて置けば来年芽を出すかと思って、

と、答えました。

そうするとそこのおばさんは、半ば呆れたように、

ここの秋桜は私が植えて育てているのだという事、

ここは自分達の土地であなたが勝手に入って来ているのだという事、

大体、この花は雑草ではなくて、植えたから咲いているのだし、抜いて持って行っても移植できない花らしいという事、

を、教えていただきました。

 これを聞いて、私はとてもバツが悪かったものです。

どうもすみません。と、すぐに謝りました。

「本当にどうももすみません。」

知らない事とはいえ、何時の間にか花泥棒になってしまっていたのです。

叱られてもしょうがない、次に何を言われるだろうかとおばさんの前で畏まってしまいました。

 

 

 

 

 


近年いろいろありますね

2016-11-23 12:11:03 | 日記

 ヒート何とかというインナーがあちらこちらで出ていますね。

何年か前から利用して重宝しています。確かに暖かいです。

寒い冬に着るとほんとに暖かく嬉しいです。

ただ、純粋に綿や羊毛100パーセントではない物もあるので、

皮膚が痒くなる事が確かにあります。

就寝時は自然素材のインナーに、外出時は暖かいインナーをと場合に合わせて着合わせています。