Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

美湾

2017-12-12 16:08:42 | 日記

   さて、話しは少し戻ります。何しろ18年前の事です、私の記憶もそう定かではありません。それで、間違っていたら申し訳ないのですが、エアーズロック空港からシドニー空港までかなり早くに着いてしまい、ホテルチェックイン迄時間が余っているという事で、郊外にある大きな動物園に行った気がするのです。日程には無いので、間違っていたらごめんなさい。

   現地ガイドさん(黒髪の東洋系の方でした。お名前はもうあちら風でした。例えばケイン・コスギさんの様な感じです。)のマイクロバスに乗り、大きなアーチの橋、ハーバーブリッジを越えて郊外の自然に近い動物園にやって来ました。バスの中での同行ガイドさんの説明では、ハーバーブリッジはアーチ部分を歩いて登る事も出来るそうで、頂上部分はとても見晴らしがよく、希望の方があればぜひどうぞという事でした。新婚さんやご兄弟はおお!という感じで乗り気ではしゃいでおられましたが、私はクライム系の観光はウルル登山で燃え尽きてしまいました。それでバスの中では黙っていました。  

   初めて見るシドニーの市街です。私には見る物皆全てが物珍しくて、キョロキョロと彼方此方眺めては目を見張ってしまいます。洋風、ヨーロッパ風というのでしょう、重みのある年代的な感じの建造物が多いので、異国情緒を感じるのに十分余りある雰囲気を感じました。

   私が最初に見た異国の街並みはカナダでありアメリカでしたから、近代的なビル群であり建築物でした。異国ではありながら、このシドニーほどに強いインパクトのある異国の地という物を感じさせてはくれませんでした。やはり感動しました。石造りの街だけに重厚な感動でした。

 


美湾

2017-12-12 13:58:55 | 日記

 この夕餉の中華のメニューはそう覚えていませんが、一般的な八宝菜や蟹玉や酢豚の類だったと思います。麻婆豆腐なども有ったかもしれません。1皿ずつ運ばれてターンテーブルに置かれ、レンゲなどで各自のお皿や器に取り分けました。スープなどもあったようです。そして最後の〆のご飯物は、当時流行りの揚げおこわにあんかけを掛けるというものでした。大きな円盤状の丸いご飯を油でこんがりと固く揚げた物を、中華料理のお玉の背でバン!と割って各自の器におこわの破片を入れて、片栗粉などでとろみをつけた、あんの掛かったスープをその上から掛けていただく料理でした。

 私はベージュ一色に染まった硬いご飯を見た時には、揚げ過ぎなのではないかと思いましたが、おこわの上にあんかけスープを掛けて頂くと、元の柔らかいご飯に戻って、風味よく美味しくいただくことが出来ました。皆もにこやかに美味しいと言って笑顔がこぼれていました。

「これなら食べられるわ。」

と、フルムーンの奥様も喜んで笑みをこぼしておられました。

 『チャーハンでもよかったかな。』と、私は内心ふと思いましたが、それはおこわのお米量ではやや物足りなかったからでした。中華のおかゆも美味しいのですが、おかゆは朝食向けと思うと、団体で夕餉に食べるご飯物には炒飯しか思い浮かんでこないのでした。この時、天津飯や麻婆丼は流石に頭に浮かんで来ませんでした。