眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

信頼の無茶

2020-01-06 05:32:00 | 【創作note】
僕のpomeraはおんぼろpomera
底についていたゴムは取れ
電池の蓋はかぱかぱしている
文字盤はかすれ
水面に映る月みたいにぼやけている

「いつ壊れてもいい」
新しいpomeraの存在も知っている

僕はマイpomeraを無茶に使う
片手で持ち上げてぶらぶらしたり
不安定な膝の上に載せたり
指先で回しながら踊ったり
冷蔵庫に立てかけたり
どのように接したとしても
pomeraはいつも平然としている

「行けるところまで行こう」

こんな無茶
きっと新しい友達じゃできないね




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