決勝戦に駒を進めた鶯谷女子チーム。
女子個人戦決勝トーナメント。
エルモVS四間飛車。
相変わらず振り飛車指す選手、男子女子通じて多いです。
相アナグマで、30秒将棋をお互い剥がす埋めるを繰り返し、千日手なんて対局もありました。
今日も熱戦を期待します。
ロゴ入りポロシャツ貰いました。
石川五段。
はい、審判のお仕事です。
リュウセイ君先勝で迎えた第二局です。
ユヅキ君、伝家の宝刀端角中飛車を採用して来ました。
ウッキー師範が伝授してから、この戦法一筋で指している。
早く終盤になれば良い人なので、肌に合うのかもしれません。
打上の席で、ウォーズ弾丸四段まで行ったが、ここから五段になかなか行けないと語ってました。
若いって素晴らしい。
小さい頃から指しなれているリュウセイ君は、平然と駒を進め少し優勢になりました。
先手の銀を押し返した後手でしたが、▲5七歩~▲6六歩と今度は先手が銀を押し返しています。
この手の力戦は、一発流れ弾が中と沈んでしまう。
AI解析では、この歩を取って銀を捨てるのが最善と評価してましたが、人間界では取れませんよね。
なんだ神田の明神下でもないが、妖しい手を繰り出した先手は飛車の捕獲に成功する。
普通に指すなら△6四飛だが、
これだと角と交換されて飛車を打ち込まれて順当に負けると判断したのか、
飛車を見捨て勝負に出ました。
リュウセイ君。
不利を自覚しながらも、勝負手を連発して逆転の絢を求める。
丁寧に対応している先手でしたが、追い付かれた感じになりました。
最後は、この局面から即詰めに打ち取りユヅキ君一番返しました。
そして決着は最終局へ。
飛騨の将棋の祖は、高山将棋愛好会で、そこから飛騨支部が誕生しました。
毎年一月に滝井杯があり、多くの愛好家で覇を争いました。
最後の優勝者が私なので、預かっていますが新春のプロ棋士指導対局イベントと
併設して新しい大会を企画しようかと思ってます。
幸せな四段説。
将棋を趣味として嗜む。
・ローカルな大会では優勝に絡める。
・将棋観戦で、プロの解説が理解できる。
・将棋を習いたい人に、教えてあげる事が出来る。
・プロ棋士との指導対局で、飛車落ちで挑める。
将棋を人生のパートナーとして、豊かに過ごすことが出来ると思います。
図は、先手▲7三歩に後手△2一角の局面。
リュウセイは、小さい頃からセンスが良く、お洒落な手を指します。
今回も出ました。
ユヅキ君は、そもそも定跡なんか研究しない。
全て独自で駒を進める力戦タイプ。
なので、序盤不利になる事がしばしばあるが、そこから妖しい手を連発させて、逆転に持って行く。
特に終盤力が強く、魔道の兵器と私は言ってました。
局面はこれにて必勝。
だが、そこから勝つのは難しい。
ここまで有利に指していたリュウセイ君に緩手が出ます。
上の図の一手前。
▲8六飛と転換したのが疑問だった様です。
しかし、逆転になった局面で今度はユヅキ君が錯覚して悪手を指してしまいました。
鴨葱にお酒が付いてくる様な手ですが、その他で何か嫌な筋が見えたのでしょうか?
将棋というゲームは、
はい!
難しいのです。
この後は先手が無難に纏め、リュウセイ君先勝となりました。
ランチは、2人とも縁起を担いだのかカツレツでした。
午後からの対局は、他の大会の準備と運営で観てません。
これから観ます。
次回は、ユヅキ君が一番返した将棋です。
明日更新予定。
To Be Continued
振り駒の結果、先手がリュウセイ君になった。
初めて会った時は年長さんで、お父さんに連れられて飛騨支部の例会に来てくれた。
同じく、ウッキー師範とも初めてお会いした日でもありました。
まさか、この出会いが今に繋がるとは人生って不思議な縁で繋がっているのもです。
後手を引いたユヅキ君、初手△6二銀!
初めて将棋を知ったのが4歳で、しかも将棋を知らないご両親が与えた本が詰将棋だった。
彼は終盤の世界から来た少年でした。
この銀上がり、実はリュウセイ君とのスパーリングで過去5局指している。
振り飛車で来れば、ショーダン・システムで、居飛車ならショーダン・オリジナルで構えてた。
まさか、知ってるの?
そんなわけ無いよね。
先手はシンプルに、三間飛車から石田の構えに模様を張る。
注目するのは後手の構想で、ユヅキ君は才能だけで指している。
そして、ショーダン・システムに近づいて行く。
先手、綺麗な形が完成しました。
後は攻めるだけ。
それに対し後手の駒組が、難しくなって来ました。
そして先手の総攻撃が始まりました。
石田流の攻めは強烈です。
なのでファンも多く人気戦法になってる。
玉は堅い・攻めてる・切れない。
現在は、敵陣に深く銀が刺さっています。
飛車を中心に銀が3枚で、切れない4枚の攻めになってる。
このまま先手が、押し切るのだろうか?
後手も、将棋ウォーズ弾丸四段の猛者。
妖しい手を繰り出し逆転の目を作るのだろうか。
続きは明日の更新。
例によって、あまり期待しないでください。
記録係は、コータ君が務めてくれました。
(倉敷王将戦・小学校名人戦 岐阜県代表)
名人戦の裏側で、大人大会と子ども大会をしました。
ランチはカツレツ。
リュウセイ君の三間飛車に、ユヅキ君の力戦模様。