これは、前回投稿前に指した1局です。
図は、この2手前から屋根裏師範に任せてます。
定跡では、6五歩から上手が盛り上がるのですが、AIは鬼壁解消で銀が出て来ました。
同じ二枚でも、銀多伝定跡に出で来る様な手になってます。
下手の銀と交換して、銀を打ったのが上手の呼吸で、何もさせない構えになってます。
先崎九段の著書でも、二枚の上手は盤面の中央に上手は駒を置いた方が良いと書かれてますので、これは上手にとって参考になる手順です。
ここら辺から、上手の手が光って来ます。
5五歩?
ただやん!
どこかで9五歩入れるのかと思ってましたが、今回は見送って居ますが。候補手には出て来たので安心。(ソフト信者になってます。)
同角と取らせて7五も突き捨て空間作ってから、銀と桂馬を交換してねと見事な手順です。
上の図は、観賞しましょう。
角が逃げて、それを追いかけて雪国で、桂馬が飛んでイスタンブール。
このタイミングで、上手玉がじっと寄って手渡し、もはや悪魔の技か。
いよいよ松本伊予で、決めに来た感じですが、これは素人目線で無理ぽい感じです。上の図では、赤矢印の歩打ちが良かった様です。 これで評価値は、1500位でリードしています。
余談。
昔は、その地域で一番強い人を抜くと相手が居なくなる田舎の悩みがありましたか、現在はネット将棋もAIもあり、良い時代逃げてなりました。
強くなった子ども達とのバーサスをするにも、指導者が上手にAIを使い野球のピッチングマシーンみたいになれば、より伸びる可能性もあるかもてす。