上の絵は「だまし絵」
湖に浮かぶ白鳥ですが視点を変えると何が出てくるでしょう。
下の絵は「かくし絵」
海岸から沖に浮かぶヨットの絵に隠されている、もうひとつの絵は何?
そこで、昨日の作品を再掲します。
5手詰の傑作と言われている、勝浦先生の作品ですが、こう書くと難しいと思い(実際難問)チャレンジしてくれないと思い逆で紹介してみた。
この作品は、将棋が強い人ほど解けないように、仕掛けられてる。
トリック1
角を動かしての王手は、玉が2三の地点に逃げて駄目。
トリック2
▲3一銀不成は、△3三玉から△4三玉のルートで逃げられる。
そこで、4三の地点に逃がしては駄目と思い込まされる。
トリック3
▲4一銀不成は、△3三玉▲2二竜△4三玉▲5二竜△3三玉で連続王手の千日手。
ここで、もう1回4三の地点を刷り込まれる。
トリック4
竜は、一段目より二段目の方が良く働いている。
詰将棋の手筋とか、詰み形を知っていれば知っているほど、正解手順を隠してしまう仕掛けになっています。
▲2一角成が思考回路から消え、4三の升目が映像視野から消え去ると、永遠に迷路を彷徨う。
逆に、将棋に先入観が少ない子どもの方が、簡単に詰ましてしまうかもしれません。
また、面白い作品を出しますので挑戦してみて下さい。
お見事でした。