7月31日 (火)
東京両国の江戸東京博物館に行ってきました。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp
特集展 生誕150周年記念後藤新平展-近代日本をデザインした先駆者-を見るのが目的です
後藤新平は幕末に東北の奥州市(旧水沢市)に生まれ外科医を初めとし外務大臣・東京市長等を歴任し、関東大地震(1923年 大正2年)直後に内務大臣・帝都復興院総裁として帝都復興計画を立案、東京の近代都市としての骨格を作り上げ、晩年はボーイスカウト日本連盟の初代総長として青少年の育成にも尽力したそうです。
会場には彼が使用した日用品・愛用品・関係文書・写真等が展示され
特に 最近発見された復興計画案(1930年作成)では、現在の東京のインフラ整備はこの計画案が骨組となっているのが伺えます。
ご存知の方もあるでしょうが昨年森ビルがオープンした表参道ヒルズは青山同潤会アパートの跡に建てられています。
同潤会アパートメントは復興計画案を基に住宅の不燃化と環境の向上を目的とし1926年~1934年の間に16棟建設されたそうで、東京の虎ノ門・三田や横浜の山下町・平沼町にも建てられていたのは初めて知りました。
5,6階は館名の通り
江戸と東京(明治・大正・昭和)の建物や生活の展示場で、夏休みの自由研究なのか小・中学生が大勢いました,、また来る機会があればゆっくり見ることにします。