今日は千葉県佐倉市の 国立歴史民俗博物館博物館に出かけました。
我家から京成佐倉駅までは、途中同じホームでの乗換はあるものの、一直線です。
近づくに従い、米所とみえて見渡す限りの田圃です。
京成佐倉駅に到着、仕事で少し手前の大和田駅近くに1年程居ましたが、ここまで来たのは初めてです。
バスで15分程、ちばグリーンバスの運転手さんが親切で感じの良い方でした。
博物館は日本で唯一の国立歴史博物館 で
佐倉城址公園 内
の緑豊かな環境の中です。
今日の催しは‘日本建築は特異なのか-東アジアの宮殿・寺院・住宅-’で、中国・韓国建築の歴史的調査・研究の進展を背景に、東アジという観点からみた日本建築の歴史をテーマにした企画展です。
ギャラリートークが始まるまで常設展示を見学。
銅鏡が多数展示されているのを見たのは初めて。
江戸時代の町のジオラマや大工道具を見学したり。
文化財を解体し、修理・移築する時 1/10 の模型を作るそうです。
館内には寺子屋もあり、自由に参加できます、ここでもボランティアの方が活動されています。
玉井哲雄 教授による
ギャラリートークの始まり、場内は撮影禁止。
展示物で説明を受け、只今読書中の松浦 昭次著‘宮大工千年の「手と技」 語りつぎたい木を生かす日本人の知恵’の内容と重なる部分があり理解しやすく、説明も楽しく拝聴させて頂きありがとうございました。
松浦 昭次:静岡県藤枝市生まれ、国宝や重要文化財建造物の保存修理工事に従事し文化財専門の最後の宮大工といわれ 、法隆寺の宮大工故西岡常一氏に次いで二人目の「技術者の人間国宝」<正式には選定保存技術保持者>に認定。
氏の著書には他に‘宮大工と歩く千年の古寺―ここだけは見ておきたい古建築の美と技’や‘宮大工千年の知恵 語りつぎたい、日本の心と技と美しさ’があり、建築を知らなくても関心がある人には理解し易いです。
退館して直ぐ、バス停の脇のポスト それらしくて良いなと思いました。
今日は乗物での移動が多かったので、9,200歩でした。