8月2日(月)
事業仕分けの詳細を見ようと内閣府のHPを見ていて、偶然見つけた赤坂迎賓館参観に応募し当選したので、出かけました。
迎賓館赤坂離宮は年に一度事前に申込み、当選すると参観証が送られてきて見学する事が出来ます。構造補強等大規模修理が終わり昨年から参観が再開されたそうで、綺麗になった迎賓館を見学する事ができました。
地下鉄丸の内線四ッ谷駅で下車、
ここは地下鉄なのに、ホームは地上です。
徒歩5~6分で正門が見えて来ました。
白い綺麗な門扉から奥を覗くとかなり広いです、もちろん見学者が入るのは正門ではなく脇の西門からです。
西門の前は学習院初等科の正門でした。
セキュリティーチェックを受けて入館
かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に1909(M42)年に東宮御所(後に赤坂離宮)として建設され、戦後外国の賓客を迎えることが多くなったので改修し1974(S49)年迎賓館として開館された、日本で唯一のネオバロック様式の洋風宮殿建築。
内部は撮影禁止なのでHPから借用して掲載します。
羽衣の間
謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平米の曲面画法による大絵画が天井に描かれていることに由来。
3基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので、およそ7,000個もの部品で組み立てられており高さは約3メートル重さは約800キログラム、壁は楽器・楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られ、また正面の中2階はオーケストラ・ボックスとなっており、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれます。 雨天の際に歓迎行事を行ったりレセプションや会議場等として使用されており、また晩餐会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあります。
花鳥の間
天井に描かれた36枚の油絵や欄間に張られた錦綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝などに花や鳥が描かれていることに由来。
周囲の腰壁は茶褐色のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝で、下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。 主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大130名の席が設けられます。
彩鸞(さいらん)の間
左右の鏡の上と大理石で造られた暖炉の両脇に'鸞'(らん)と呼ばれる霊鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来。
白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され10枚の鏡が部屋を広く見せています。 晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビインタビュー等に使用されています。
2階大ホール
正面の左右の壁面には2枚の大油絵(小磯良平画伯作 左は'絵画'右は'音楽')が飾られています。
中央階段
床にはイタリア産の大理石が張られた上に赤じゅうたんが敷きつめられています。階段の左右の壁にはフランス産の大理石が鏡張りされ欄干はフランス産の大理石でその上に8基の黄金色の大燭台が置かれています。
朝日の間
天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石で、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床は紫色を基調とした47種類の糸を使い分けて桜花を織り出した緞通が敷かれています。 国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。
参観できるのは中央階段を入れて6箇所、ここでも室名の由来・使用目的・見所等をボランティアの説明付きです、聞きやすい説明だしよく勉強されていて感心です、ありがとうございました。
室内は宮殿風で見応えがあるけど、リニュアルで塗替えた壁が安っぽく感じたのは私だけでしょうか?
館内見学は50分程で終了、これから庭を見学します。
<続く>
事業仕分けの詳細を見ようと内閣府のHPを見ていて、偶然見つけた赤坂迎賓館参観に応募し当選したので、出かけました。
迎賓館赤坂離宮は年に一度事前に申込み、当選すると参観証が送られてきて見学する事が出来ます。構造補強等大規模修理が終わり昨年から参観が再開されたそうで、綺麗になった迎賓館を見学する事ができました。
地下鉄丸の内線四ッ谷駅で下車、
ここは地下鉄なのに、ホームは地上です。
徒歩5~6分で正門が見えて来ました。
白い綺麗な門扉から奥を覗くとかなり広いです、もちろん見学者が入るのは正門ではなく脇の西門からです。
西門の前は学習院初等科の正門でした。
セキュリティーチェックを受けて入館
かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に1909(M42)年に東宮御所(後に赤坂離宮)として建設され、戦後外国の賓客を迎えることが多くなったので改修し1974(S49)年迎賓館として開館された、日本で唯一のネオバロック様式の洋風宮殿建築。
内部は撮影禁止なのでHPから借用して掲載します。
羽衣の間
謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平米の曲面画法による大絵画が天井に描かれていることに由来。
3基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので、およそ7,000個もの部品で組み立てられており高さは約3メートル重さは約800キログラム、壁は楽器・楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られ、また正面の中2階はオーケストラ・ボックスとなっており、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれます。 雨天の際に歓迎行事を行ったりレセプションや会議場等として使用されており、また晩餐会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあります。
花鳥の間
天井に描かれた36枚の油絵や欄間に張られた錦綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝などに花や鳥が描かれていることに由来。
周囲の腰壁は茶褐色のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝で、下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。 主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大130名の席が設けられます。
彩鸞(さいらん)の間
左右の鏡の上と大理石で造られた暖炉の両脇に'鸞'(らん)と呼ばれる霊鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来。
白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され10枚の鏡が部屋を広く見せています。 晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビインタビュー等に使用されています。
2階大ホール
正面の左右の壁面には2枚の大油絵(小磯良平画伯作 左は'絵画'右は'音楽')が飾られています。
中央階段
床にはイタリア産の大理石が張られた上に赤じゅうたんが敷きつめられています。階段の左右の壁にはフランス産の大理石が鏡張りされ欄干はフランス産の大理石でその上に8基の黄金色の大燭台が置かれています。
朝日の間
天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来。
周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石で、壁には京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床は紫色を基調とした47種類の糸を使い分けて桜花を織り出した緞通が敷かれています。 国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。
参観できるのは中央階段を入れて6箇所、ここでも室名の由来・使用目的・見所等をボランティアの説明付きです、聞きやすい説明だしよく勉強されていて感心です、ありがとうございました。
室内は宮殿風で見応えがあるけど、リニュアルで塗替えた壁が安っぽく感じたのは私だけでしょうか?
館内見学は50分程で終了、これから庭を見学します。
<続く>