5月2日(火) <4月28日(金)の続き>
大江戸歴史散歩を楽しむ会4月定例会-②
江戸東京の歴史散策に興味があり、健脚であればどなたでも気軽に参加できる「大江戸歴史散歩を楽しむ会」を開催しております。健康散歩や歴史探訪に好奇心がある趣味を同じくする世間と折合いの付けられる人々が集い、江戸切絵図を片手に身近な散歩を楽しみながら懇親を深めることを目的としています。定例会は2・8月を除く毎月の第2水曜日と第4水曜日の2回開催致します。どうぞ、お気軽に参加ください。
テーマ : 四谷大木戸より渋谷川(隠田川)を歩く ガイド : 渡辺功一(大江戸歴史散歩を楽しむ会) コース : 新宿御苑大木戸前→玉川上水余水吐→隠田川跡→
沖田総司碑→国立競技場→観音橋→仙寿院→原宿橋→
渋谷川遊歩道→参道橋→表参道→キャットストリート→
隠田神社→宮益橋→稲荷橋→金王八幡神社→渋谷駅
新宿御苑正門
現在新宿御苑には千駄ヶ谷門・大木戸門・新宿門と三つの入口がありますが かつて皇室苑地だった頃、皇室をはじめ国内外の賓客の入園門として設けられた門。
建設中の新国立競技場
東京体育館の前で昔の競技場の様子を
法雲山仙寿院 日蓮宗 渋谷区千駄ヶ谷2-24-1
入口は左手に見えるのは千駄ヶ谷トンネルです、今では考えられませんが東京オリンピックの時に墓地を移動して道路を作る予定でしたが、墓地を移転する時間が無く無理やり墓地の下に道路を作ったそうです。
昔はこの辺りから富士山が見え、葛飾北斎の浮世絵にも描かれています。
隠田川跡
かつて穏田川は渋谷駅付近で宇田川と合流し合流地点より下流を渋谷川と呼ばれたが古地図には穏田川も渋谷川と記されたものもあるそうです。
東京オリンピックが開催された1964年(S39)年に暗渠化された上に作られ現在はキャットストリートとも呼ばれている穏田商店会で「裏原宿」の中心となる通りのひとつ。
「穏田」という地名の由来は徳川幕府が開かれた400年近く前に家康は信頼していた伊賀忍者の一族郎党をこの辺りに住まわせたそうで、忍者の隠れ里ということで「隠田」と呼ばれが、いつからか「穏田」という字を使うようになり、当時はのどかな農村で川の水流を利用した水車があちこちにあり、その光景は葛飾北斎によって富嶽三十六景の一つ「隠田の水車」として描かれています。
大好きな路地を抜けて 穏田橋
隠田神社 渋谷区神宮前5-26-6
表参道に出て来ました
表参道ヒルズの一部として当時のまま残された同潤会青山アパート
<続く>