11月15日(木)<11月10日(土)の続き>
東京意匠學舎(主宰:高橋直裕)のガイドツアー観音崎巡りー要塞の名残とゴジラの痕を辿る旅ー
幕末から観音崎は東京湾の船の出入りを監視し、帝都を守るための多くの要塞砲台が築かれ昭和の敗戦まで有事に備えていました。走水神社、ゴジラの上陸地とともにその名残を是非!
'東京意匠學舎(主宰:高橋直裕)'は元世田谷美術館の学芸員で教育普及課長だった高橋氏が在職中に世田美主催のイベントとして企画・実施・案内役を勤めていたガイドツアー建築意匠學入門・萬KENBUN録がルーツで、定年1年前に退職され落語家(遊興亭福し満)に転身されて終了してしまった催しを、常連参加者の要望で同じ趣旨で再開してくれたガイドツアーの会です。
案内役 : 中川道夫(写真家) 高橋直裕(東京意匠學舎主宰)氏 コース : 京急馬堀海岸駅→バス走水小前→展望台(東京湾) →御所ガ崎(ヤマトタケル渡海)・
低砲台跡(27cmカノン砲)→走水漁港→旧街道→走水神社→防大海上訓練所
→ボードウオーク→京急観音崎ホテル→横須賀美術館→観音崎公園(砲台・弾薬庫
掩蔽壕・榴弾砲台・堡塁・軍用切通し・隧道など遺構)→三浦断層→
東京湾海上交通センター→観音崎灯台→洞窟→崩落灯台→旧海軍聴音所廃墟
→素掘トンネル→海自警備所→観音崎自然博物館→ゴジラの足跡→たたら浜→
高橋勝七邸→鴨居浜→八幡神社→バス京急浦賀駅(解散)
県立 観音崎公園
1812(文化9)年 江戸湾警備のための船見番所、台場を設置
1869(M2)年 日本最初となる洋式灯台を設置
1880(M13)年 各所にレンガ造砲台建設、東京湾防備の要塞地帯となり一般の人は立入禁止 1975(S50)年 県立観音崎公園として開設 70.4haの広さを持つ県下最大の公園
軍事遺構群 を巡りながら
一般の人は立入禁止だったので昔の自然が良く残されています
戦没船員の碑に黙祷
軍が切り開いた昔の儘の切通しを抜けて
遊歩道の敷石は昭和30年代まで横浜市内を走っていた市電の軌道敷の花崗岩だそうです。
<続く>