「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

本当に北アフリカへ!? タジン鍋到着

2010-06-07 09:00:32 | モノ・お金
先日は「北アフリカへ行くから、さよなら!」とこのブログでウソをついた。毎度のことだが。

でも今度こそ行きたい、モロッコ、チュニジアへ!・・・のだけれど、行けるかな?



取り敢えずそのムードを味わおう。

モロッコの歌手Daoudi (Dawdi)で♪



エキゾチックでしょう? 
どうですか、このこぶし(って言うのだろうか?)は。
ゆっくり彼の立派な声をお聴き下さいね(・・・私のこのつまらない記事を読みながら)。
私にはさっぱり歌詞の意味がわからないけれど、こういう音楽は大好きである。

すぐにはモロッコにもチュニジアにも行けないので、タジン鍋を買った。
Tagine(Tajineとも)と書く。ご存じの方も多いでしょう。ここ数年でかなり普及した。密閉型の陶製鍋である。ただしフタが上に大きくせり上がって円錐形をしている、蒸気を料理から高く離す構造になっている。どうもこれがポイントのようだ。



どんなタジン鍋を買うかでは迷った。いろいろあるのだ。本場からの輸入品も日本で売られている。日本で製造されたものもある。そして北アフリカ諸国の旧宗主国であり、お料理大国でもあるフランスの高級調理器メーカー各社は、すごくファッショナブルなタジン鍋を生産している。

その中で私が選んだのはEmile Henry。おフランスのメーカーだ。本来のタジン鍋は、熱に弱く、いきなり強火で熱したりすると破損するらしい。これを使ったそもそもの料理が、弱火でクツクツと蒸すようなものなのだろう。日本の古くからの土鍋と同様だ。そうしたクラシックなモロッコ製タジン鍋も日本で簡単に手に入る。それに対し、最近のハイテク・フレンチ・タジン鍋は直接の強火、IH、電子レンジ、ハロゲン調理器、高熱なオーブンさえ・・・なんでもOKだ! ただし、重い。そしてそれゆえ、じっくり調理する感じになるらしい。モロッコ料理のプロフェッショナルな方がそうコメントしていたので、私はおフランスのものから選んでみたのだ。確か日経TRENDYでも以前紹介されていた。なにせ初めて買うので、他人の評価を聞くしかない。これが同社のサイトの画像。



通販で日本の会社から購入。Mサイズ(直径25cm)のものだが、価格は7500円。高い店では10,000円を遥かに超えるので、随分価格差がある。インターネットで注文したら、翌日には佐川急便で届いた。



「割れ物」とある。そう、大事にしてねぇ。大枚はたいて買ったんだから。割ったら怒るよ。



Emile Henry社の箱。かっちょいいわ!



そう、我が家のはシールの貼ってあるRouge!  辛子色にも惹かれたけれどね。



取扱説明書があった。
オッ!レシピが! 
でも、フランス語だわ。どうしましょう。

・・・タジィーヌ・ドゥ・プゥレ・・・オゥ・シィトゥロン・・・メテ・リュール・・・???? あぁ~仏和辞書がいるわ。わかんないわ。プゥレって鶏肉だよなぁ。



あった、あった、英語。これにして下さい。まだマシですから。



ジャァ~~ン! 日本語もあるのでーーーす。でも何だか内容自体がかなり違うような・・・。まあ、いいっか!



エミール・アンリのロゴ。美しい。ヴィヴィッドなルージュのタジン鍋、C'est manifique, n'est-ce pas?



上から見たところ。私は昔、てっきりこのフタのてっぺんに穴が開いて、蒸気を出すものと思っていた。違うんだなぁ。密閉しているのだ。水を使わず、食材の水分だけでどんどん蒸して行く道具だ。



こういうものの縦横、奥行き、カーブ、全体をバランスさせるのって、あちらのメーカーは上手だ。日本の工業製品って、古いものは美しいのに、新しいモノはなぜかいまひとつ宜しくないような・・・? 
Pourquoi pas?



でもこれで何作ろうか?



ヤギの肉もヒツジの肉も手元にはない。
最初にこれで調理する肉を決めた。
失敗知らずのチョー簡単、味つけ済みのウマの内臓の肉(?)にしようと思っている。ただ野菜と一緒に蒸らすだけ。味が薄くなったら、タレを補給すれば良い。信州遠山郷の肉専門店スズキヤさんに感謝だ。

先ほど上で紹介した歌手が気になる方へ!
 Abdellah Daoudiの公式ウェブサイトはこちらだ。彼の歌も聴けるぞ!
http://www.abdellahdaoudi.com/
コメント (4)
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