「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

チュニジアの食材も!

2010-06-09 15:09:17 | 食べ物・飲み物
タジン鍋っちゅうくらいだから、乾いた北アフリカの風を感じさせるようなものを何か作りたいものだなぁ・・・とまだ買って間もない、棚に置かれたタジン鍋を見て思う。

画像内で左下にあるのがその鍋。上や右に並ぶ箱は、紅茶の箱だ。とても濃く出せるアイルランドの茶葉だ。本来は北アフリカの料理に使うタジン鍋(でもフランス製)とアイルランド紅茶とは、なんとも不思議な組み合わせである。



古くて大量にあったスパイス群はたぶんとっくに賞味期限切れだから、ドバッと捨てた。もったいないことだ。スパイスって大きな袋で買うと使いきれず、少量で買うとうやたら高い。困るねぇ。

新たに3つだけ買って来た。この3つだ。全部パウダーで、左から右へコリアンダー、パプリカ、クミン。日本のスパイス文化に貢献大なご存じGABAN社の製品。



それを見てニヤニヤしていると・・・

ピィ~ン・ポォ~ン♪
カンガルーの宅急便が到着!
ご存じでしょうか? クスクスだ! 世界最小の粒々パスタ。これはチュニジア産。



これご存じ? ハリサ。フランス的には「アリ(ッ)サ」。ご覧のとおりの綴りだ。ニオイと成分がちょっと違う豆板醤みたいなものかな。これもチュニジア産。



ええだろ、ええだろ。こんな感じ。豆板醤みたいでしょ? 燻製した唐辛子やキャラウェイ、コリアンダー、ニンニクも入り、独特の香りだ。



せっかくだから、これも買ったぞ。ええだろ、ええだろ。MAGONの赤!。



ご覧のとおりだ。一番下に「Produit de Tunisie」とあるでしょ。これもチュニジア産なのであぁ~る。私はアルジェリア産ワインは何度か飲んだことはあるのだが、チュニジア産は初めてだ。MAGONはチュニジアを代表するワイン。これは安いやつ。スパイスを利かせたタジン料理と一緒に楽しもう。



さて私にとっては非常に懐かしい、思い出のTajine de Kefta。クスクスを添えて作ってみようと思う。出来るかな。


コメント (6)
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タジンで調理初挑戦・まずは遠山郷のスズキヤの「馬ちゃん」と野菜を蒸す@七里ガ浜自宅厨房

2010-06-09 05:58:24 | 食べ物・飲み物
タジン鍋は自宅に送られて来たものの、その取扱説明書によれば、「タジン」という言葉は独特な形の土鍋を使った料理のことも指すし、調理器具としての鍋のことも指すと言う。じゃあ「タジン鍋」と言うと、厳密には「なべ・なべ」と言っているようなものなのか?? 日本語でも「鍋が食べたい」と言ったら料理としての鍋を指し、「鍋を火にかける」と言ったら調理器具として鍋を指すわけで、それと同じことのようだ。



さて、この鍋でいったい何を作ればよいのだろうかと私は悩んだ。よく考えもしないで鍋を先に買うから、そんなことになるのだ。絶対失敗しないものにしたい。大枚払って鍋を買ったのだから、それで最初から失敗していては嫌になってしまう。そこで我らがスズキヤさんの「馬ちゃん」と野菜を蒸し焼きにすることにした。これなら失敗はないだろう。

私のネット・マブダチのyannさんは「東急吉祥寺店で信州物産展!」と聞き、そのスズキヤのコーナーを訪問、遠山ジンギス(スタンダードな羊肉のジンギスカン)のタジン鍋料理を試食したという話だ(↓)。
http://blog.livedoor.jp/yatsugatake801/archives/2010-05.html#20100528



【何のことかわからない人のために、解説】

●スズキヤ
信州南部はジンギスカン料理先進地域であり、スズキヤとはその地域を代表するジンギスカン肉(羊が代表的だが、同様な味つけでいろいろある)・山肉(猪・鹿・熊等)のお店だ。様々な肉をその調理法まで含めて研究し提案する肉加工・販売店である。詳細はHPを参照してほしい。通販可能。 http://www.jingisu.com/

●馬ちゃん(ばあちゃん)
馬ちゃんとは、スズキヤが開発した馬のホルモン(桜肉も混じる)をジンギスカン風に味付けした商品である。「馬」というところが信州っぽい。



原産国が「アルゼンチン、カナダ」。カナダは驚かない。馬肉天国ですき焼きには馬肉が当り前のように出る信州でも、馬肉を店で買うと「カナダ産」とよく書いてある。しかしアルゼンチンは、私は個人的には初めて見たなぁ。南米の草原を走り回る馬のおいしい肉を頂きましょう。



刻み終わった材料と調理器具が控えるキッチン。戦闘開始前の静けさ。



さあ、行くぞ。馬ちゃんを開封した。



馬ちゃんとタマネギを先に別に炒めてしまう。馬ちゃんは最初から味がついているが、タレが焦げ付かないのでT-falのフライパンは便利だ。鉄が分厚くちょっと重いが・・・。後で蒸す時に野菜から大量の水が出て来て味が薄まるので、塩とローズマリーとクミンとコリアンダーのパウダーで味つける!・・・というのはウソで、そんなものは何も使わず、焼肉のタレを少々補強しておくだけ。



馬ちゃんとタマネギを炒め終わったら、タジンにキャベツ(ザク切り)を敷き、その上に炒め終えたばかりの馬ちゃんとタマネギを載せ、さらにパプリカ(赤)を載せる。載せ過ぎ? 具が多過ぎたか? フタが閉まるだろうか??



大丈夫だ。なんとかなった。あとは待つだけだ。その間にまな板、フライパン、包丁、ボウルなどを洗ってしまおう。そしてビールでも飲もう。



この程度の火でクツクツと。15分じっと待つ。



完成だ。
「私、何もやってませぇ~~ん!」みたいな料理。キャベツが柔らかく、ぺったんこになっている。あんなに山盛りだったのに。



食卓へ。大量の野菜が簡単に腹に収まる。うまいねぇ。馬のホルモンのジンギスカン風の味つけ肉を野菜とともにタジン鍋で蒸し焼き。なんとごちゃまぜでコスモポリタンな感じであることか。タジン鍋って面白いなぁ。大成功。スズキヤさんのおかげ。

コメント (8)
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