アフリカ。
音楽はこちらで♪
kauriさんというお名前のウールのプロフェッショナルとネット友達なんだけど、そのkauriさんがエチオピア料理店に行ったらそこのカレーがおいしかったとおっしゃった。
豚とキャベツと豆のカレーだったということだ。
ネットで調べてみるとエチオピアのカレーって、クローブが強く利いているらしい。
そこでこのパウダーを買ってきた。

クローブそのものは自宅にもあるのだが、ちょっと今回は使いにくい。そこでパウダーを購入したのだ。

ワインにはこれを。

なんか怪しげでしょう。
これ、同じくアフリカはアルジェリアのワイン。
キュベエ・デュ・プレジダン。

軽い赤ワイン。
エチオピア人とお話したことは、私の記憶では2回だけある。
一人はこの人。ジョージア州アトランタのタクシー・ドライバーさん。

このドライバーさんによれば、アトランタはエチオピアやケニアからの移民が多いからエチオピア食材の調達にもまったく困らないそうだ。
アトランタで私、なんでそんな話してるねん?
kauriさんによればエチオピア料理店のカレーには、これも入ってたという。
マスタードシード。

ニンジン。これは擦ってサラダドレッシングにする。

ヨーグルト、ケチャップ、クレイジーソルト、マヨネーズ、ニンニク、パプリカ、ニンジン、クミン。

これでドレッシング完成。

タマネギ。

ニンニク、ショウガ。

トマト。

米国産豚肩ロース。

タイ米を炊く。ふつうに。ターメリックやサフランは使わない。

まずは出羽桜を飲む。

マスタードシードを油べ加熱し、プチプチ鳴って香りが出たらタマネギを入れる。

小さめに切った豚肩ロース。今日は事前に焼かない。

タマネギをゆるく炒めただけでトマトへ。

煮詰めて途中でニンニクとショウガ。

スパイスはこれ。右下の濃い茶色がクローブだ。

これを多くすると、カレーが黒っぽくなるよ。
さらに煮詰めて・・・

スパイスと塩投入!

おほほ、クローブが強く、黒っぽい。

水を加え、煮る。
生の豚肩ロースを入れる(前もって焼かないで煮る)。

カレー界では有名な水野氏の新書(↓)を読んだ。
それによるとカレーに対し、コク、隠し味、ダシにこだわる日本人の態度はユニークなものらしい。
1.「フォンド・ボー」なんてカレールゥの既製品があるが、つまりはそれコンソメ、ブイヨン系のだしにこだわっているってことだ。
2.また「こくまろ」なんて既製品もあり、それはカレーの味に奥行を求めるもの。
3.マンゴチャツネの隠し味なんて、インドではあまり使われないらしい。
4.タマネギを焦がさず水気がなくなるまで延々と炒め続けて甘味を出すなんてのも同類らしい。

つまり日本的カレーや日本のインド料理店の一部や日本におけるインド・カレーのレシピは、日本人向けにかなり味を調整しているってことのようだ。
都内の本格的インド料理店に行くと、おいしいと感じたり、あまりおいしくないと感じたりするが、それは料理店側の問題ではないのかもしれない。
つまり、むしろ問題は我々の側にあるってことか。同じようなことは英国におけるおびただしい数のインド料理店でもある。
日本人が好む味の店とそうでない味の店があるのだ。
著者によれば日本人の7割が及第点をつけるカレーは簡単につくることができる。
しかし及第点ではなく、もっと激しくおいしいカレーを本格的につくると、それを「おいしいから90点」と採点する日本人の割合はぐっと低下してしまうらしい。
おもしろい話でしょ。
そんなわけで、本格派エチオピア・カレーがどんなもんかわからんが、本日の私は私好みのカレーをこれら調味料とともにつくり、スパイスの香りの上に、味の奥行を加えるのでした。

出羽桜、おいしい。

キャベツ。今回の主役のひとつ。

キャベツはあとの方で入れればよい。
とにかく豚肉をトロトロになるように煮るつもり。
だから焼かないで、生のまま入れたのよ。
それからガルバンゾ。これも今回の主役のひとつ。

これもあとから入れればいい。
煮込み時間はわずかでいいので。
豚肉をクローブその他スパイスが香る液体の中で煮続ける。

クツクツ。

さて、アルジェリアのワインも飲んでみましょう。

軽い、バランスがうまくとれているワイン。
日本での価格は1,500円ほどだ。
豚肉を味見すると、十分柔らかいので、ここでキャベツと豆を投入。

そして煮込みながらワインを。

安くてうまいよね、アルジェリア。

優しくかき混ぜながら、キャベツと豆を煮ましょう。

いい感じ♪

こちらはニンジンその他かなり複雑なインド系ドレッシング付きサラダ。

用意完了だ。
ほら、できたぞ、クローブが利いたエチオピア風(?)豚とキャベツと豆のカレー。

うぉ~、強烈。
クローブやカルダモンが強く香るカレーは上品であるというのが私のイメージ。
豚肉はとろとろ。
アルジェリアも再び登場。

味わい深いです。エチオピアって素敵。

冒頭紹介した、アトランタにいるエチオピア出身のこの方にも食べてもらいたい。

で、感想を聞きたい。で、修正してまたチャレンジしたい。
だって私はエチオピアに行ったこともないし、エチオピアのカレーを日本においてすら食べたことがないから(笑)。
私がアトランタでお会いしたエチオピアの方についての話はこちら: http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/e645776cabac9324cb5b2f8105676966
音楽はこちらで♪
kauriさんというお名前のウールのプロフェッショナルとネット友達なんだけど、そのkauriさんがエチオピア料理店に行ったらそこのカレーがおいしかったとおっしゃった。
豚とキャベツと豆のカレーだったということだ。
ネットで調べてみるとエチオピアのカレーって、クローブが強く利いているらしい。
そこでこのパウダーを買ってきた。

クローブそのものは自宅にもあるのだが、ちょっと今回は使いにくい。そこでパウダーを購入したのだ。

ワインにはこれを。

なんか怪しげでしょう。
これ、同じくアフリカはアルジェリアのワイン。
キュベエ・デュ・プレジダン。

軽い赤ワイン。
エチオピア人とお話したことは、私の記憶では2回だけある。
一人はこの人。ジョージア州アトランタのタクシー・ドライバーさん。

このドライバーさんによれば、アトランタはエチオピアやケニアからの移民が多いからエチオピア食材の調達にもまったく困らないそうだ。
アトランタで私、なんでそんな話してるねん?
kauriさんによればエチオピア料理店のカレーには、これも入ってたという。
マスタードシード。

ニンジン。これは擦ってサラダドレッシングにする。

ヨーグルト、ケチャップ、クレイジーソルト、マヨネーズ、ニンニク、パプリカ、ニンジン、クミン。

これでドレッシング完成。

タマネギ。

ニンニク、ショウガ。

トマト。

米国産豚肩ロース。

タイ米を炊く。ふつうに。ターメリックやサフランは使わない。

まずは出羽桜を飲む。

マスタードシードを油べ加熱し、プチプチ鳴って香りが出たらタマネギを入れる。

小さめに切った豚肩ロース。今日は事前に焼かない。

タマネギをゆるく炒めただけでトマトへ。

煮詰めて途中でニンニクとショウガ。

スパイスはこれ。右下の濃い茶色がクローブだ。

これを多くすると、カレーが黒っぽくなるよ。
さらに煮詰めて・・・

スパイスと塩投入!

おほほ、クローブが強く、黒っぽい。

水を加え、煮る。
生の豚肩ロースを入れる(前もって焼かないで煮る)。

カレー界では有名な水野氏の新書(↓)を読んだ。
それによるとカレーに対し、コク、隠し味、ダシにこだわる日本人の態度はユニークなものらしい。
1.「フォンド・ボー」なんてカレールゥの既製品があるが、つまりはそれコンソメ、ブイヨン系のだしにこだわっているってことだ。
2.また「こくまろ」なんて既製品もあり、それはカレーの味に奥行を求めるもの。
3.マンゴチャツネの隠し味なんて、インドではあまり使われないらしい。
4.タマネギを焦がさず水気がなくなるまで延々と炒め続けて甘味を出すなんてのも同類らしい。

つまり日本的カレーや日本のインド料理店の一部や日本におけるインド・カレーのレシピは、日本人向けにかなり味を調整しているってことのようだ。
都内の本格的インド料理店に行くと、おいしいと感じたり、あまりおいしくないと感じたりするが、それは料理店側の問題ではないのかもしれない。
つまり、むしろ問題は我々の側にあるってことか。同じようなことは英国におけるおびただしい数のインド料理店でもある。
日本人が好む味の店とそうでない味の店があるのだ。
著者によれば日本人の7割が及第点をつけるカレーは簡単につくることができる。
しかし及第点ではなく、もっと激しくおいしいカレーを本格的につくると、それを「おいしいから90点」と採点する日本人の割合はぐっと低下してしまうらしい。
おもしろい話でしょ。
そんなわけで、本格派エチオピア・カレーがどんなもんかわからんが、本日の私は私好みのカレーをこれら調味料とともにつくり、スパイスの香りの上に、味の奥行を加えるのでした。

出羽桜、おいしい。

キャベツ。今回の主役のひとつ。

キャベツはあとの方で入れればよい。
とにかく豚肉をトロトロになるように煮るつもり。
だから焼かないで、生のまま入れたのよ。
それからガルバンゾ。これも今回の主役のひとつ。

これもあとから入れればいい。
煮込み時間はわずかでいいので。
豚肉をクローブその他スパイスが香る液体の中で煮続ける。

クツクツ。

さて、アルジェリアのワインも飲んでみましょう。

軽い、バランスがうまくとれているワイン。
日本での価格は1,500円ほどだ。
豚肉を味見すると、十分柔らかいので、ここでキャベツと豆を投入。

そして煮込みながらワインを。

安くてうまいよね、アルジェリア。

優しくかき混ぜながら、キャベツと豆を煮ましょう。

いい感じ♪

こちらはニンジンその他かなり複雑なインド系ドレッシング付きサラダ。

用意完了だ。
ほら、できたぞ、クローブが利いたエチオピア風(?)豚とキャベツと豆のカレー。

うぉ~、強烈。
クローブやカルダモンが強く香るカレーは上品であるというのが私のイメージ。
豚肉はとろとろ。
アルジェリアも再び登場。

味わい深いです。エチオピアって素敵。

冒頭紹介した、アトランタにいるエチオピア出身のこの方にも食べてもらいたい。

で、感想を聞きたい。で、修正してまたチャレンジしたい。
だって私はエチオピアに行ったこともないし、エチオピアのカレーを日本においてすら食べたことがないから(笑)。
私がアトランタでお会いしたエチオピアの方についての話はこちら: http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/e645776cabac9324cb5b2f8105676966