いつものマトン・ブロック。
南信州は遠山郷の肉店、スズキヤさんからまとめて購入したもののひとつ。

これを使ってアルジェリア式羊肉シチュー(笑)に挑戦したい。
過去何度かやっているが、久しぶり。
多少洗練の度合いを加え、楽しみましょう。
玉村豊男氏の名著、料理の四面体。頭の良い人ってこんなふうに考え、誰にもわかりやすく書けるのねという私にとっては驚きの文庫本。

自分があることを理解できるというのはひとつの能力。
でもそれを誰にでもわかるように書ける、説明できるという能力は、自分がそれを理解できるという能力とはまったく別で、さらに重要な能力。
これがある人は少ないが、玉村氏はそんな人。
昔々、まだ若かった玉村青年はアルジェリアの田舎をとぼとぼ歩いていた時に、地元の青年たちに手招きされ非常に素朴な羊肉シチューをふるまわれた。

涙が出そうになるストーリーで私はこのストーリーが大好きなのだ。
今日はそこに出て来るものに近いが、ちょっと違うものを作ろうと思う。
ここでいきなり話は変わるが司馬遼太郎はお好き?
シバリョーも、難しいことを誰でも楽しめるようにかみ砕いて面白おかしく説明する能力のある名手。
そのシバリョーが書く街道をゆくシリーズの三浦半島記。

鎌倉市民必読の書。
広く湘南と呼ばれる地域に鎌倉市も含まれるが、「鎌倉」というものは湘南ではなく三浦の地域の一部だとシバリョー先生は感じておられる。
私も同感だ。
しかし同じ現在の住所区分で鎌倉市であっても、稲村ケ崎の鼻先を西に越えた七里ガ浜、七里ガ浜東、腰越あたりは、旧鎌とはちょっと違うかも。
かび臭い歴史(悪い意味ではない)を離れて、湘南のカラっとしたムードなのよ。
本日の音楽。
ブライアン・セッツァー・オーケストラだよ。

2018年に入ったらすぐ来日するぞ!!
コンサートに行ってみないか?
GETTING IN THE MOOD♪ YOUTUBEクリックしてお楽しみください。
グレン・ミラーの名曲だ。
湘南スタイルの最新号をご覧ください。特集「鎌倉に住む」。

目次。再び「鎌倉に住む」。

次のページをめくったところがこれだ。

また七里ガ浜1丁目に新たな店が出来たのだ。
何年か前にもオーストラリアのビル・グレンシャーが作ったbillsなんてのが出来た。
「世界一おいしい朝食」のふれこみでできたお店だが、いまでは都内あちこちに店があるものの、その国内第一号店はこの七里ガ浜1丁目だった。
billsは今も大変な人気。
同じビル(江ノ電七里ヶ浜駅からすぐのウイークエンド・アレイ)に新たにできたそのお店がこちらだ(↓)。

七里ガ浜って、ド田舎なのに発信力があるでしょ。
みなさん、七里ガ浜に住みましょう!
上がれ、このあたりの地価!
丘の上の住宅街(我が七里ガ浜住宅地のこと)は本日も平和でどんより。

ちょっと浮かれムード。

これ、ウイークデーの朝なので誰もいないけど。。。

ということで話を戻しましょう。

玉村豊男氏の著書、料理の四面体の目次だ。

その一番最初が「アルジェリア式羊肉シチュー」。
香りづけにチリ・パウダーと先日買ったマスタード・シードを使おう。

今日はちょっと良いワインを飲むよ。
オーストラリアのピーター・レーマン。

シラーズ種で熟成にも耐える立派なワイン。
玉村氏の著書にはないものがいっぱい出てくるが気にしない、気にしない。ってことでパセリ。

ニンニクのみじん切り。

メークイン。

これが解凍したマトン・ブロック。

スズキヤさんの肉はコストパフォーマンス最高。
ご覧のようにメークインとマトンを切る。

玉村氏は完熟トマトを手で握りつぶせと書いているが、それはないので、ぶよぶよしたカットトマトを使う。

本日もストウブ。

オリーブオイルの中で香るニンニクとマスタードシード。

すっごくいい香り。
マトンに塩と胡椒。

炒める。そしてチリ・パウダーをふりかける。

おほほほぉ~、すばらしい香り。
いまこの状態で食べたいくらいだ。
こちらがそのチリ・パウダー。

カットトマトを入れる。

こちらは厚紙の分類で捨てましょうね。七里ガ浜住宅地ではそれは金曜日に捨てることになっている。

煮る。ここで自分勝手な調味料をあれこれあれこれちょっとずつ入れる。
玉村氏の記憶にあるアルジェリア式から、はずれて行くのでした。

敷島製パン(パスコ)のライ麦入りマフィン。

これ、おいしいですよぉ~。
あとでまた出て来るよ。
ストウブをふたして煮る。

お高いシラーズをそろそろ開栓しようか。
だってすることがない。これだから煮物はいい。ふたして煮て、合間に飲める。
最近はお高いワインもスクリュー・キャップだ。

ニューワールドのワイナリーは合理的なのである。
私はやはりオーストラリアのシラーズが好きですなぁ。

ワインが進む。

具材としてはあとはメークインを入れるだけ。

マトンが柔らかくなってきたと感じてから、皮つきで入れる。
その前にハリサ(仏語ならアリッサ)。

辛みとともにいぶした香りを付け加える。

どんどん玉村氏の記憶にあるアルジェリア式羊肉シチューから離れて行く。
しかしたいへん北アフリカ的な味になると思うよ。
メークインを投入。

ストウブをふたしてクツクツクツ。

ここでクミン。

なんか足りないねえ。

はちみつ。

メークインを入れてから30分ほどかな。
できあがりだ。

さあ、食べましょう、エセ・アルジェリア式羊肉シチュー。
かなり豪華だよ。
ライ麦のマフィンとともに食べる。

いい眺めでしょう?

シラーズをガボガボ飲んじゃう。

マフィンに載せちゃう。うまうま。

特定の方々にウケそうな私のアルジェリア式羊肉シチューでした。
こんなマトンが買いたい人は、スズキヤさんのホームページからどうぞ:http://www.jingisu.com/
南信州は遠山郷の肉店、スズキヤさんからまとめて購入したもののひとつ。

これを使ってアルジェリア式羊肉シチュー(笑)に挑戦したい。
過去何度かやっているが、久しぶり。
多少洗練の度合いを加え、楽しみましょう。
玉村豊男氏の名著、料理の四面体。頭の良い人ってこんなふうに考え、誰にもわかりやすく書けるのねという私にとっては驚きの文庫本。

自分があることを理解できるというのはひとつの能力。
でもそれを誰にでもわかるように書ける、説明できるという能力は、自分がそれを理解できるという能力とはまったく別で、さらに重要な能力。
これがある人は少ないが、玉村氏はそんな人。
昔々、まだ若かった玉村青年はアルジェリアの田舎をとぼとぼ歩いていた時に、地元の青年たちに手招きされ非常に素朴な羊肉シチューをふるまわれた。

涙が出そうになるストーリーで私はこのストーリーが大好きなのだ。
今日はそこに出て来るものに近いが、ちょっと違うものを作ろうと思う。
ここでいきなり話は変わるが司馬遼太郎はお好き?
シバリョーも、難しいことを誰でも楽しめるようにかみ砕いて面白おかしく説明する能力のある名手。
そのシバリョーが書く街道をゆくシリーズの三浦半島記。

鎌倉市民必読の書。
広く湘南と呼ばれる地域に鎌倉市も含まれるが、「鎌倉」というものは湘南ではなく三浦の地域の一部だとシバリョー先生は感じておられる。
私も同感だ。
しかし同じ現在の住所区分で鎌倉市であっても、稲村ケ崎の鼻先を西に越えた七里ガ浜、七里ガ浜東、腰越あたりは、旧鎌とはちょっと違うかも。
かび臭い歴史(悪い意味ではない)を離れて、湘南のカラっとしたムードなのよ。
本日の音楽。
ブライアン・セッツァー・オーケストラだよ。

2018年に入ったらすぐ来日するぞ!!
コンサートに行ってみないか?
GETTING IN THE MOOD♪ YOUTUBEクリックしてお楽しみください。
グレン・ミラーの名曲だ。
湘南スタイルの最新号をご覧ください。特集「鎌倉に住む」。

目次。再び「鎌倉に住む」。

次のページをめくったところがこれだ。

また七里ガ浜1丁目に新たな店が出来たのだ。
何年か前にもオーストラリアのビル・グレンシャーが作ったbillsなんてのが出来た。
「世界一おいしい朝食」のふれこみでできたお店だが、いまでは都内あちこちに店があるものの、その国内第一号店はこの七里ガ浜1丁目だった。
billsは今も大変な人気。
同じビル(江ノ電七里ヶ浜駅からすぐのウイークエンド・アレイ)に新たにできたそのお店がこちらだ(↓)。

七里ガ浜って、ド田舎なのに発信力があるでしょ。
みなさん、七里ガ浜に住みましょう!
上がれ、このあたりの地価!
丘の上の住宅街(我が七里ガ浜住宅地のこと)は本日も平和でどんより。

ちょっと浮かれムード。

これ、ウイークデーの朝なので誰もいないけど。。。

ということで話を戻しましょう。

玉村豊男氏の著書、料理の四面体の目次だ。

その一番最初が「アルジェリア式羊肉シチュー」。
香りづけにチリ・パウダーと先日買ったマスタード・シードを使おう。

今日はちょっと良いワインを飲むよ。
オーストラリアのピーター・レーマン。

シラーズ種で熟成にも耐える立派なワイン。
玉村氏の著書にはないものがいっぱい出てくるが気にしない、気にしない。ってことでパセリ。

ニンニクのみじん切り。

メークイン。

これが解凍したマトン・ブロック。

スズキヤさんの肉はコストパフォーマンス最高。
ご覧のようにメークインとマトンを切る。

玉村氏は完熟トマトを手で握りつぶせと書いているが、それはないので、ぶよぶよしたカットトマトを使う。

本日もストウブ。

オリーブオイルの中で香るニンニクとマスタードシード。

すっごくいい香り。
マトンに塩と胡椒。

炒める。そしてチリ・パウダーをふりかける。

おほほほぉ~、すばらしい香り。
いまこの状態で食べたいくらいだ。
こちらがそのチリ・パウダー。

カットトマトを入れる。

こちらは厚紙の分類で捨てましょうね。七里ガ浜住宅地ではそれは金曜日に捨てることになっている。

煮る。ここで自分勝手な調味料をあれこれあれこれちょっとずつ入れる。
玉村氏の記憶にあるアルジェリア式から、はずれて行くのでした。

敷島製パン(パスコ)のライ麦入りマフィン。

これ、おいしいですよぉ~。
あとでまた出て来るよ。
ストウブをふたして煮る。

お高いシラーズをそろそろ開栓しようか。
だってすることがない。これだから煮物はいい。ふたして煮て、合間に飲める。
最近はお高いワインもスクリュー・キャップだ。

ニューワールドのワイナリーは合理的なのである。
私はやはりオーストラリアのシラーズが好きですなぁ。

ワインが進む。

具材としてはあとはメークインを入れるだけ。

マトンが柔らかくなってきたと感じてから、皮つきで入れる。
その前にハリサ(仏語ならアリッサ)。

辛みとともにいぶした香りを付け加える。

どんどん玉村氏の記憶にあるアルジェリア式羊肉シチューから離れて行く。
しかしたいへん北アフリカ的な味になると思うよ。
メークインを投入。

ストウブをふたしてクツクツクツ。

ここでクミン。

なんか足りないねえ。

はちみつ。

メークインを入れてから30分ほどかな。
できあがりだ。

さあ、食べましょう、エセ・アルジェリア式羊肉シチュー。
かなり豪華だよ。
ライ麦のマフィンとともに食べる。

いい眺めでしょう?

シラーズをガボガボ飲んじゃう。

マフィンに載せちゃう。うまうま。

特定の方々にウケそうな私のアルジェリア式羊肉シチューでした。
こんなマトンが買いたい人は、スズキヤさんのホームページからどうぞ:http://www.jingisu.com/