「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

横浜へ(1) 古い建物を楽しもう

2018-02-23 00:00:36 | あちこち見て歩く
この日は横浜に出かけた。


新しい建物のほとんどはすぐ飽きられるが、古い建物で今も残っているものはたいてい立派。

それを見に行きましょう。

まずは自宅から稲村ヶ崎方面へおりる。


テンポよく行きましょうね。


本日の音楽をお楽しみください。

江ノ電に乗ろう。


江ノ電が出発稲村ヶ崎駅を出発する直前、改札をくぐった。

稲村ヶ崎駅の駅員さんに「おはやくお乗り込みください」と言われ、なんとか乗り込み無事出発。


鎌倉駅。まだ午前8時半。


JR横須賀線に乗り換え。

この季節によく登場する奥さまの毛皮付き鞄。


私の母の半世紀前の毛皮のコートをリメイクしたもの。

横須賀線で大船へ。

大船駅で乗り換え。根岸線へ。


根岸線に乗ったら関内へ。


ほら着いたよ。ここから港の方へ向かいましょう。


馬車道を県立歴史博物館方面へ。


どんどん行け。

わかりやすいよ、海に向かえばいいのだ。


ここが馬車道の入り口。


ありあけ横濱ハーバー臨時売店。臨時ってどういう意味?


まだまだ馬車道は続く。


左は損保ジャパンのビル(旧川崎銀行横浜支店)。右は県立歴史博物館(旧横浜正金本店)。


こちらがその旧横浜正金本店だ。


戦前は唯一の外国為替専門銀行。

普通の銀行業務に疎い変な銀行だ。

戦後改組され、同じく外国為替専門銀行の東京銀行となる。今の三菱東京UFJ銀行の一部だ。

7代目の頭取はあの高橋是清。


立派なビルねえ。


現在中を改装中。4月にならないと中は見られない。


残念ですねえ。見たかったのに。


こういう建物を残して頂きたい。


次。こちらは安田銀行横浜支店。後の富士銀行、その後のみずほ銀行だ。


安田銀行越しに横浜正金銀行を見る。いいね。


もういちど、安田銀行横浜支店。


ここは結婚式やパーティーなどやるらしい。


シャレているねえ。

佐藤テイラー。


かっこええ~。


紳士のお洋服を作って来たお店ね。

こちらはレストラン。


こちらは日本郵船横浜支店のビル。


岩崎弥太郎的だよね。三菱だ。


博物館になっているよ。


いい建物だ。立派だよ。


ね、郵船の横浜。NYK YOKOHAMA。


さすが郵船ビル。神戸のそれと同じで、すぐそばが海。


ワールド・ポーターズもすぐそばだ。


ついに見えてきましたよ、赤レンガ倉庫。


いい建物だろ?


実は私はここに来るのは初めてだ。

ゆっくり赤レンガ倉庫を楽しみましょう。


やはり厚みがある建物はいいね。


窓ガラスはレンガブロックで2個分外壁表面から奥に入る。厚みを感じるんだよ。


店はまだほとんど開いてない。


すでに開店しているのは「世界一おいしい朝食」ってことで有名なBillsだけ。

でもねえ、七里ヶ浜に日本第一号店があるもんね。興味なし。

グラニー・スミスもまだ準備中。


真正面には豪華客船。


名残惜しいが、赤レンガ倉庫さんさようなら。


現代の横浜港の風景となっている新しいビル群。


古い銘品を見たあとでは、なんだかつまらない。

おもちゃみたい。

海上保安庁。さすが、工作船資料館だって。


頑張って工作船捕まえてね。


この船(↓)で横浜港内のお手軽クルーズが体験できる。


ピア赤レンガから乗ってみませんか?


横浜が港町であることを実感する数少ない機会。

でもそれはまたにしよう。


橋を渡る。


横浜税関。


悪いことしたら捕まるよ。

密輸なんてしたらダメよ。


展示室には密輸コーナーも。アトムとくーちゃんのパパさん、気を付けてね。

白い粉くまもんに隠したら、だめよ。

やって来ました、横浜市開港記念会館。


これもまた立派。


中に入る。

ここは撮影自由。

係員さんに「どんどん撮影してくれ」と言われちゃう。

珍しいね。

「男子手洗」とある。入らないけど。英国製陶器の便器なんて置いてあるのかな。


三田の三井倶楽部のトイレには、戦前に物産の社員が昔持ち帰った英国のロイヤル・ドルトン社製便器があったことを私は覚えている。

30年以上前の話だから、今もあるかどうか。

ステンドグラス。黒船のデザイン。関東大震災で火災、崩壊の憂き目に会ったこの建物だから、これは復刻版。


この建物を復活させる際の募金が足りず、内側はレンガに出来なかった。


内庭向きの外壁は表面が白いことから、太陽がそれを照らすと周囲が明るくなり、このステンドグラスもよく見えるようになる。


ステンドグラスの細部を見ると、富士山、星条旗、江戸幕府の役人が乗った船が黒船に近付く様子が描かれている。


立派な会議室も。


むかしはもっと豪華絢爛な天井だったらしい。


大きな部屋、小さな部屋がいっぱいだ。


ステンドグラスの前の階段を下りましょう。


ね、いいでしょう。皆さんも見たいでしょう。無料ですよ。しかもボランティアの解説つき。


このあたりのお部屋、番号がふってあるのは、全部貸し出します。会議室として利用可能。


明治時代の最高水準である耐震構造。


石の中に鉄を通し入れてあるのだ。


拡大図はこちら。


細かいタイルの床も魅力的。


いいですねえ。ここで横浜の歴史なんて聞きたいですね。


さあ、これで見学は終了だ。これ全部無料。


名残惜しいが、しかたない。


すぐ向かいは神奈川県庁。


こちらは旧横浜商工奨励館


横浜開港資料館もあるでよ。


さて再び港へ。


このあたり、いいよね。


スカンディア。北欧料理の店だ。


向こうは「波止場会館」だって。


そして産業貿易センタービル。


先日もパスポート更新で来たばかり。港町横浜。パスポート更新も港で。

【つづく】
コメント (22)
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