ヘンデルをYouTubeでお楽しみください。王宮の花火♪
ヘンデルはいい。
自分が偉くなった気になれる音楽だ。
ある本によると、英国上流階級が好むのはこうした音楽らしい。
彼らはヘンデルやバッハやモーツァルトを好むが、日本人が好きなベートーベンやブラームスあるいはマーラーなんてのは好まないらしい。
誤解を恐れずに言うと、サラサラ流れる音楽が好きってことか?
でもプッチーニのオペラなんてのは、逆にダメらしい。
「プッチーニのオペラが好きです」なんて言うことには抵抗を感じるらしい。
またもやカレー。それもまたもやひよこ豆のカレー。
繰り返しつくって精度を高めましょう。そして自分流のつくり方を決めましょう。
乾燥状態のチックピー。

乳首じゃないよ、Chickpeaだ。
つまり、ひよこ豆だよ。ガルバンゾとも。
これを水で戻し、さらに塩ゆでして、そのゆで汁ごとカレーを作りましょう。
それがおいしいらしいので。
よく缶(↓)で売られているけど、そうではなく乾燥したものを戻して、さらにそれを塩ゆでした汁を使うところからやってみたい。

くるみの実を小さくしたような外観である。

これを食べる前夜から水で漬けておく。

そしてそのまま寝る。
************************
翌朝になる。
あぁ~、天気が悪い。
庭もしっとり濡れている。

冬の庭だ。
高麗芝が枯れて黄色い。

寒くて暗い。
雨がポツポツ降っている。
これで着なければいつ着る?というBarbour日和。

この変な防寒防水上着。
日本の冬には似合わない。なんでかな?と思ってきたが、どうもそれは照度と関係があるように思う。
日本の太平洋側の冬は一般に天気がよく、おそろしく明るい。あまり明るいところには似合わない服だ、これ。
しかし今日はばっちりだ。
忘れもしないよ、1996年2月にLilywhitesで購入。もう24年も使っているのね。
これを着たら、本日のような雨天でも、傘をさす気はしない。
やはり曇天か雨天がいい。街中より、もっと自然なカントリーな情景が似合う。

ワンコが一緒だとなおのこといいが。
そして帽子をかぶりましょう。Lock & Co.の帽子を。

ネルソン提督も顧客だったという「超」がつく老舗のLockだ。
くるくる巻いてカバンに入れても平気な構造のツイードの帽子だ。
そして買い物に出かけて、自宅に戻る。
徒歩で5分の西友七里ヶ浜店に行くだけからすぐ帰宅。
うれしそうにボールをくわえて持ってくるドガティ君。

「おとーさん、ボール、投げてぇなぁ~」

「頼むから遊んでぇ~なぁ~」
天気が悪いと外で運動もできず、退屈なドガティ君。
わかりましたよ。
ほら! と投げてあげる。

くわえて走ってくる。

また「おとーさん、はよ投げてぇ~なぁ~」と言う。
だからまた投げてやる。
すると彼は走って取りに行く。

そして戻る。

キリがないのでした。
適当なところで切り上げる。
前日から水に漬けてあるひよこ豆。

つい先日も作ったひよこ豆のカレー。
さらに精度を上げて再び作ってみよう。
今回はホールのスパイスを軽くつぶして、油の段階から香りづけに使ってみよう。

きっと華やかさが増すはずだ。
クミンのホールにコリアンダーのホールをつぶす。

ガリガリ。ガリガリ。

パウダーとしてはターメリック、パプリカ、カイエンヌ・ペッパー。

最後にはガラムマサラも使うよ。

ニンニクとショウガ。ニンニクを先に使う。

バスマティ・ライスはないから、今回もタイ米。こっちのほうが香りが強い。まあ、好みだ。

いろいろつくり方はあるようだが、ターメリックライスも適当に作ろう。
オリーブオイル、ローレル、塩、ターメリック。

炊飯器で炊く楽な作り方だ。
水で戻したひよこ豆を軽く洗う。

食べてみたらまずい。やはりこのままじゃ、青臭いのね。
ではレシピ通りに普通の塩ゆでをしましょう。

となりには中華鍋。ホールのクミンとホールのコリアンダーを油の中で加熱。

これだけですごい香りだ。
ニンニクも入れた。

軽く加熱したら、タマネギを入れて炒める。
さらにそこにショウガも入れる。

Barbourを着て、Lockをかぶって雨の中を歩いたら、これを飲みたくなった。
アイルランドのGuinness Extra Stoutだ。

前回ご紹介した本。

この本を読んでいて、発見がいくつかあった。
● タマネギを正体がなくなるくらい、あめ色になるまで炒める必要はない。
● 他でもよく触れられていることだが、インド料理店で、日本ほどナンがやたら食べられている国も無いらしい。インドではナンを食べない地域もあるほどだ。
● もっと驚きなのはナンの形。あの不均等な形は日本だけのものらしい。インドでは普通は円形。
● ほうれん草をサグと呼び、例えばマトンがほうれん草カレーの中に入ったグリーンの状態のものを、日本では「サグ・マトン」などと呼ぶが、インドのほとんどの地域で「サグ」といえばそれは菜の花のことで、カレーにも使うが、ほうれん草とはまったく別の味がする食べ物である。
● インドで通年食べられるタマネギは、赤タマネギだけ。日本のタマネギは、あちらでは「山のタマネギ」と呼ばれ、おそらく北の標高の高いところで季節限定で生産されるタマネギ。年に数か月ほど出回っている。

トマトを投入。

ギネスうめぇ~。

隣ではひよこ豆を塩ゆで中。

パウダー・スパイスと塩を投入してさっと加熱。

これらいつもの自分流調味料をそろえる。

ひよこ豆を塩ゆでした汁と調味料を加える。

そして煮る。
赤ワインを出してくる。

オーストラリア、マクラレーン・ヴェイルのダーレンバーグ。
Twenty Eight Road 2011年、ムールヴェードル種だ。

まろやかだか、さわやかな酸味。甘味もあるね。

豆を投入。

「ボクにもカレーをくれるか、ボールで遊んでくれるか、どっちかにしませんか?」

それは無理です。
インドでは通年あるのは赤タマネギということなので、それにちなんでサラダには赤タマネギを。

「せめてサラダでも・・・」

タマネギサラダもあなたには無理です。
最後にガラムマサラをパラパラっと。

そういえば先述の本ではガラムマサラについて「インドではそれを日本の七味に近い感覚で使う」と書いてあった。
日本でも多くの人は七味の細かな構成要素や、メーカーによるその構成割合の違いなど正確には把握していない。
でもなんでもそれを振りかけて食べている。
ガラムマサラも同じで、インドではとにかくその総合スパイス調味料をカレーの完成寸前に振りかけることで、スパイスの効果を際立たせるのだそうな。

どうかね、お味は?
今回はスパイスの複合的使い方が効いたな。

パッと華やかですよ。
このワインとも合うねぇ。

この醸造所の初代および二代目が今から100年ほど前に、ぶどう園東端の区域に植えたムールヴェードル種の老木から作られるワインだそうな。

ありがたくいただきましょう。
うぉっ、雪混じりですよ。

あぁ~、寒い。
松尾貿易商会がトスカーナから輸入した植木鉢(「シリンダー君」と我が家では呼ばれている)も花も寒そう。

長い記事になったねぇ。
先にBarbourは日照条件があまり良くない方が似合うと言ったが本当だ。
このYouTubeをご覧ください。雰囲気がわかるでしょう? 多少暗めがいい。
Barbourはそのブランド誕生から5世代を経て125年を経過したそうだ。オーナー家1代平均が25年。
高機能で便利な防水防寒ウェア生地が新たに次々と開発されるのに、Barbourは老いてますます盛んで新たなものも作るが、古典的ワックスの定番ウェアを生産し続ける。
私のBarbourジャケットは購入から24年なので、おおよそオーナー家1代分の期間を経過したばかりだ。
まだまだ着れそう。

これ(↑)があれば、メンテナンスできるよ。
ヘンデルはいい。
自分が偉くなった気になれる音楽だ。
ある本によると、英国上流階級が好むのはこうした音楽らしい。
彼らはヘンデルやバッハやモーツァルトを好むが、日本人が好きなベートーベンやブラームスあるいはマーラーなんてのは好まないらしい。
誤解を恐れずに言うと、サラサラ流れる音楽が好きってことか?
でもプッチーニのオペラなんてのは、逆にダメらしい。
「プッチーニのオペラが好きです」なんて言うことには抵抗を感じるらしい。
またもやカレー。それもまたもやひよこ豆のカレー。
繰り返しつくって精度を高めましょう。そして自分流のつくり方を決めましょう。
乾燥状態のチックピー。

乳首じゃないよ、Chickpeaだ。
つまり、ひよこ豆だよ。ガルバンゾとも。
これを水で戻し、さらに塩ゆでして、そのゆで汁ごとカレーを作りましょう。
それがおいしいらしいので。
よく缶(↓)で売られているけど、そうではなく乾燥したものを戻して、さらにそれを塩ゆでした汁を使うところからやってみたい。

くるみの実を小さくしたような外観である。

これを食べる前夜から水で漬けておく。

そしてそのまま寝る。
************************
翌朝になる。
あぁ~、天気が悪い。
庭もしっとり濡れている。

冬の庭だ。
高麗芝が枯れて黄色い。

寒くて暗い。
雨がポツポツ降っている。
これで着なければいつ着る?というBarbour日和。

この変な防寒防水上着。
日本の冬には似合わない。なんでかな?と思ってきたが、どうもそれは照度と関係があるように思う。
日本の太平洋側の冬は一般に天気がよく、おそろしく明るい。あまり明るいところには似合わない服だ、これ。
しかし今日はばっちりだ。
忘れもしないよ、1996年2月にLilywhitesで購入。もう24年も使っているのね。
これを着たら、本日のような雨天でも、傘をさす気はしない。
やはり曇天か雨天がいい。街中より、もっと自然なカントリーな情景が似合う。

ワンコが一緒だとなおのこといいが。
そして帽子をかぶりましょう。Lock & Co.の帽子を。

ネルソン提督も顧客だったという「超」がつく老舗のLockだ。
くるくる巻いてカバンに入れても平気な構造のツイードの帽子だ。
そして買い物に出かけて、自宅に戻る。
徒歩で5分の西友七里ヶ浜店に行くだけからすぐ帰宅。
うれしそうにボールをくわえて持ってくるドガティ君。

「おとーさん、ボール、投げてぇなぁ~」

「頼むから遊んでぇ~なぁ~」
天気が悪いと外で運動もできず、退屈なドガティ君。
わかりましたよ。
ほら! と投げてあげる。

くわえて走ってくる。

また「おとーさん、はよ投げてぇ~なぁ~」と言う。
だからまた投げてやる。
すると彼は走って取りに行く。

そして戻る。

キリがないのでした。
適当なところで切り上げる。
前日から水に漬けてあるひよこ豆。

つい先日も作ったひよこ豆のカレー。
さらに精度を上げて再び作ってみよう。
今回はホールのスパイスを軽くつぶして、油の段階から香りづけに使ってみよう。

きっと華やかさが増すはずだ。
クミンのホールにコリアンダーのホールをつぶす。

ガリガリ。ガリガリ。

パウダーとしてはターメリック、パプリカ、カイエンヌ・ペッパー。

最後にはガラムマサラも使うよ。

ニンニクとショウガ。ニンニクを先に使う。

バスマティ・ライスはないから、今回もタイ米。こっちのほうが香りが強い。まあ、好みだ。

いろいろつくり方はあるようだが、ターメリックライスも適当に作ろう。
オリーブオイル、ローレル、塩、ターメリック。

炊飯器で炊く楽な作り方だ。
水で戻したひよこ豆を軽く洗う。

食べてみたらまずい。やはりこのままじゃ、青臭いのね。
ではレシピ通りに普通の塩ゆでをしましょう。

となりには中華鍋。ホールのクミンとホールのコリアンダーを油の中で加熱。

これだけですごい香りだ。
ニンニクも入れた。

軽く加熱したら、タマネギを入れて炒める。
さらにそこにショウガも入れる。

Barbourを着て、Lockをかぶって雨の中を歩いたら、これを飲みたくなった。
アイルランドのGuinness Extra Stoutだ。

前回ご紹介した本。

この本を読んでいて、発見がいくつかあった。
● タマネギを正体がなくなるくらい、あめ色になるまで炒める必要はない。
● 他でもよく触れられていることだが、インド料理店で、日本ほどナンがやたら食べられている国も無いらしい。インドではナンを食べない地域もあるほどだ。
● もっと驚きなのはナンの形。あの不均等な形は日本だけのものらしい。インドでは普通は円形。
● ほうれん草をサグと呼び、例えばマトンがほうれん草カレーの中に入ったグリーンの状態のものを、日本では「サグ・マトン」などと呼ぶが、インドのほとんどの地域で「サグ」といえばそれは菜の花のことで、カレーにも使うが、ほうれん草とはまったく別の味がする食べ物である。
● インドで通年食べられるタマネギは、赤タマネギだけ。日本のタマネギは、あちらでは「山のタマネギ」と呼ばれ、おそらく北の標高の高いところで季節限定で生産されるタマネギ。年に数か月ほど出回っている。

トマトを投入。

ギネスうめぇ~。

隣ではひよこ豆を塩ゆで中。

パウダー・スパイスと塩を投入してさっと加熱。

これらいつもの自分流調味料をそろえる。

ひよこ豆を塩ゆでした汁と調味料を加える。

そして煮る。
赤ワインを出してくる。

オーストラリア、マクラレーン・ヴェイルのダーレンバーグ。
Twenty Eight Road 2011年、ムールヴェードル種だ。

まろやかだか、さわやかな酸味。甘味もあるね。

豆を投入。

「ボクにもカレーをくれるか、ボールで遊んでくれるか、どっちかにしませんか?」

それは無理です。
インドでは通年あるのは赤タマネギということなので、それにちなんでサラダには赤タマネギを。

「せめてサラダでも・・・」

タマネギサラダもあなたには無理です。
最後にガラムマサラをパラパラっと。

そういえば先述の本ではガラムマサラについて「インドではそれを日本の七味に近い感覚で使う」と書いてあった。
日本でも多くの人は七味の細かな構成要素や、メーカーによるその構成割合の違いなど正確には把握していない。
でもなんでもそれを振りかけて食べている。
ガラムマサラも同じで、インドではとにかくその総合スパイス調味料をカレーの完成寸前に振りかけることで、スパイスの効果を際立たせるのだそうな。

どうかね、お味は?
今回はスパイスの複合的使い方が効いたな。

パッと華やかですよ。
このワインとも合うねぇ。

この醸造所の初代および二代目が今から100年ほど前に、ぶどう園東端の区域に植えたムールヴェードル種の老木から作られるワインだそうな。

ありがたくいただきましょう。
うぉっ、雪混じりですよ。

あぁ~、寒い。
松尾貿易商会がトスカーナから輸入した植木鉢(「シリンダー君」と我が家では呼ばれている)も花も寒そう。

長い記事になったねぇ。
先にBarbourは日照条件があまり良くない方が似合うと言ったが本当だ。
このYouTubeをご覧ください。雰囲気がわかるでしょう? 多少暗めがいい。
Barbourはそのブランド誕生から5世代を経て125年を経過したそうだ。オーナー家1代平均が25年。
高機能で便利な防水防寒ウェア生地が新たに次々と開発されるのに、Barbourは老いてますます盛んで新たなものも作るが、古典的ワックスの定番ウェアを生産し続ける。
私のBarbourジャケットは購入から24年なので、おおよそオーナー家1代分の期間を経過したばかりだ。
まだまだ着れそう。

これ(↑)があれば、メンテナンスできるよ。