前回の投稿のおまけ編。
20世紀の英国の作曲家、サー・ウィリアム・ウォルトン。
その時代の音楽ってあまり好きではないのだが、これは聴きやすい。
第一交響曲。若きサイモン・ラトル指揮のバーミンガム・オーケストラの演奏。
30年前の録音だ。

残念ながらYouTubeにこの録音は出ていない。
指揮者もオーケストラも違うのだけれど、ご興味ある方はこちらのYouTubeでウォルトンの交響曲をお楽しみくださいね。
このYouTubeの演奏で指揮者を務めているアシュケナージのお仕事を、どちらかひとつ選ぶとすると、ピアノ奏者なのか指揮者なのか?
彼はどっちもやるもんね。
私がアシュケナージを知ったのは、忘れもしない1974年。
これだけは明確に記憶している。
大阪市内で父親が私にLPレコードを買ってくれた。それはベートーベンのピアノ協奏曲第五番の皇帝。
そのピアノ奏者が若いアシュケナージだった。
ショルティ指揮のシカゴ交響楽団がバックについていた。
すっごく華やかな演奏で、それまでピアノ協奏曲なんてろくに聴いたことがなかった私も「なんて素敵な!!」と思った。
その時以来私はアシュケナージのファン。
さて、このウォルトンの交響曲第一番。
大音量で聴くと面白いから、ぜひYouTubeを♪
サイモン・ラトルは2回前のロンドン・オリンピックでも楽しく開会式に出てたね。

現代の代表的英国人指揮者だから、選ばれたのだろうね。
あれは本当におかしかった。
なーーんと、あのMr.Beanことローワン・ワトキンソンと一緒に。

この人、おもしろすぎる。
最近ではあまり出ないけど。
白髪が多くなったね。
とても楽しい人。
英国的と言える範疇で、かつお下品でもあるヒューモアにあふれた、とてもヘンな人。
指揮者のラトルも一緒になってやっているので、楽しかった。
オリンピックの開会式としては演出し過ぎとの批判も多かったが、私はこういうの好きだなぁ。
さて、本日のお題に行きましょう。
先日、坂ノ下のVENUS CAFEに行ってチリビーンズのタコスを食べた。

それがまたすごぉ~く、おいしかったんだ。

で、これを自分で作ってみたいと思った。
私としては、セロリを入れてみたいな。クミンもいいだろな。

「おとーさん、何、つくるねん?」とドガティ君が尋ねる。

「秘密や。あんたに言うてもわからんもんをつくるねん」と私は答える。
実際ドガティ君が食べられるものではない。
タマネギをみじん切り。細かくね。

そうそう、これよ。セロリ。

チリビーンズの中に、セロリを入れたらおいしいと思ったんだよね。
そしてピーマンも切る。
こちら。ピーマンとセロリね。

次に行きましょう。
中華鍋に油。
毎度おなじみの中華鍋。私はなんでも中華鍋。
そして唐辛子の輪切りを大量に入れて、ニンニク。

辛くなければチリビーンズじゃない。
弱火で加熱。
強火はいかんよ。唐辛子もニンニクも弱火でクツクツと。
この時点ですごい香り。
「おとーさん、何やねんな、これ? 教えて~な」とドガティ君が再び尋ねる。

「そやから秘密や言うてるやん、あんたには教えへんで」と答える。
タマネギのみじん切りを炒め、ひき肉(合い挽き)を炒める。

あぁ、うまそうだね。
香りがいいんだ。
そこへ先ほどのピーマンとセロリだ。

そしてトマト。
面倒だからカットトマト(紙パック入り)を入れる。

そしてかき混ぜながら炒める。
さらに乾燥ひよこ豆(を水で戻したあとに、塩ゆでしたもの)を入れる。

そこにハニーとケチャップ。

甘みが必要だ。ケチャップを入れるのは私の好み。
塩も入れましょう。
トマトの味、香りがいいんだ。
そして煮詰めるんだよ。

するとこうなる。

うまそうでしょ?
味見する。
なんか足りないな。塩気だ。塩、あるいは醤油でもいい。
ってことで、塩を入れた。
さらにここでクミンの登場。
クミン(これはホールではなくパウダー)と黒い胡椒をパラパラ。

「たまらんやんか、なんやねんな、この香りは?」とドガティ君。

「キミには関係ないねんってば、無理やねん」と答える。
これでできたようなもの。
トルティーヤ。これは出来合いのものを使いましょう。

簡単に作れそうだが、本日は時間がないので、スーパーで売ってるこれを使う。
電子レンジで10秒、軽く温めるだけだ。
右はリーフレタス、左はセロリの葉。

このセロリの葉を使いたいのですよ。そのままサラダとして。

香りがいいもんね。
そしてベーシックなリーフレタス。

「あのぉ~、ボクにもなにかないんですかね?」

ないと思いますよ。
さあ、最終局面だ。
ガラムマサラの七味。若い友人、Wさんがくれたものだ。善光寺門前の八幡屋磯五郎。

これを使おう。
インド的であり、メキシカンなチリビーンズのタコス。
唐辛子ってアメリカ大陸から来たんだよ。そしてヨーロッパに入り、アジアへ来たのだ。
インド人も韓国人も四川省の人々も日本人もそれが大好き。
インドとメキシコはつながっている。
唐辛子文化は世界をつなぐ。
そして胡椒。

できあがり。

生地の上にリーフレタス。そしてセロリの葉を散らす。これだけでも華やかな香りが出る。

そこでチリビーンズ!

メキシコの人って、これをそんなに食べているんだろうか?
こりゃたまらんで、セニョリータ♪
うみゃ~ていかんわ。えりゃーことかりゃーて、汗だくだぎゃぁ。

そういう言葉遣い(↑)の名古屋の方に実際会ったことがにゃー。
うほほほっ。

どないや、みなさん?
食べてみたいでっしゃろ?
オリジナリティあふれる味わい。
セロリの茎は肉やタマネギと一緒に炒めた。
セロリの葉は、サニーレタスといっしょにサラダにして食べた。
唐辛子以外にクミンのスパイスが効く。
最後にはガラムマサラ入り七味で香りづけ。
ええわぁ~、これ。

ちょっとだけ残ったさかい、これもこのまま食べましょ。

旨すぎのチリビーンズ。
刺激的ですねえ。
20世紀の英国の作曲家、サー・ウィリアム・ウォルトン。
その時代の音楽ってあまり好きではないのだが、これは聴きやすい。
第一交響曲。若きサイモン・ラトル指揮のバーミンガム・オーケストラの演奏。
30年前の録音だ。

残念ながらYouTubeにこの録音は出ていない。
指揮者もオーケストラも違うのだけれど、ご興味ある方はこちらのYouTubeでウォルトンの交響曲をお楽しみくださいね。
このYouTubeの演奏で指揮者を務めているアシュケナージのお仕事を、どちらかひとつ選ぶとすると、ピアノ奏者なのか指揮者なのか?
彼はどっちもやるもんね。
私がアシュケナージを知ったのは、忘れもしない1974年。
これだけは明確に記憶している。
大阪市内で父親が私にLPレコードを買ってくれた。それはベートーベンのピアノ協奏曲第五番の皇帝。
そのピアノ奏者が若いアシュケナージだった。
ショルティ指揮のシカゴ交響楽団がバックについていた。
すっごく華やかな演奏で、それまでピアノ協奏曲なんてろくに聴いたことがなかった私も「なんて素敵な!!」と思った。
その時以来私はアシュケナージのファン。
さて、このウォルトンの交響曲第一番。
大音量で聴くと面白いから、ぜひYouTubeを♪
サイモン・ラトルは2回前のロンドン・オリンピックでも楽しく開会式に出てたね。

現代の代表的英国人指揮者だから、選ばれたのだろうね。
あれは本当におかしかった。
なーーんと、あのMr.Beanことローワン・ワトキンソンと一緒に。

この人、おもしろすぎる。
最近ではあまり出ないけど。
白髪が多くなったね。
とても楽しい人。
英国的と言える範疇で、かつお下品でもあるヒューモアにあふれた、とてもヘンな人。
指揮者のラトルも一緒になってやっているので、楽しかった。
オリンピックの開会式としては演出し過ぎとの批判も多かったが、私はこういうの好きだなぁ。
さて、本日のお題に行きましょう。
先日、坂ノ下のVENUS CAFEに行ってチリビーンズのタコスを食べた。

それがまたすごぉ~く、おいしかったんだ。

で、これを自分で作ってみたいと思った。
私としては、セロリを入れてみたいな。クミンもいいだろな。

「おとーさん、何、つくるねん?」とドガティ君が尋ねる。

「秘密や。あんたに言うてもわからんもんをつくるねん」と私は答える。
実際ドガティ君が食べられるものではない。
タマネギをみじん切り。細かくね。

そうそう、これよ。セロリ。

チリビーンズの中に、セロリを入れたらおいしいと思ったんだよね。
そしてピーマンも切る。
こちら。ピーマンとセロリね。

次に行きましょう。
中華鍋に油。
毎度おなじみの中華鍋。私はなんでも中華鍋。
そして唐辛子の輪切りを大量に入れて、ニンニク。

辛くなければチリビーンズじゃない。
弱火で加熱。
強火はいかんよ。唐辛子もニンニクも弱火でクツクツと。
この時点ですごい香り。
「おとーさん、何やねんな、これ? 教えて~な」とドガティ君が再び尋ねる。

「そやから秘密や言うてるやん、あんたには教えへんで」と答える。
タマネギのみじん切りを炒め、ひき肉(合い挽き)を炒める。

あぁ、うまそうだね。
香りがいいんだ。
そこへ先ほどのピーマンとセロリだ。

そしてトマト。
面倒だからカットトマト(紙パック入り)を入れる。

そしてかき混ぜながら炒める。
さらに乾燥ひよこ豆(を水で戻したあとに、塩ゆでしたもの)を入れる。

そこにハニーとケチャップ。

甘みが必要だ。ケチャップを入れるのは私の好み。
塩も入れましょう。
トマトの味、香りがいいんだ。
そして煮詰めるんだよ。

するとこうなる。

うまそうでしょ?
味見する。
なんか足りないな。塩気だ。塩、あるいは醤油でもいい。
ってことで、塩を入れた。
さらにここでクミンの登場。
クミン(これはホールではなくパウダー)と黒い胡椒をパラパラ。

「たまらんやんか、なんやねんな、この香りは?」とドガティ君。

「キミには関係ないねんってば、無理やねん」と答える。
これでできたようなもの。
トルティーヤ。これは出来合いのものを使いましょう。

簡単に作れそうだが、本日は時間がないので、スーパーで売ってるこれを使う。
電子レンジで10秒、軽く温めるだけだ。
右はリーフレタス、左はセロリの葉。

このセロリの葉を使いたいのですよ。そのままサラダとして。

香りがいいもんね。
そしてベーシックなリーフレタス。

「あのぉ~、ボクにもなにかないんですかね?」

ないと思いますよ。
さあ、最終局面だ。
ガラムマサラの七味。若い友人、Wさんがくれたものだ。善光寺門前の八幡屋磯五郎。

これを使おう。
インド的であり、メキシカンなチリビーンズのタコス。
唐辛子ってアメリカ大陸から来たんだよ。そしてヨーロッパに入り、アジアへ来たのだ。
インド人も韓国人も四川省の人々も日本人もそれが大好き。
インドとメキシコはつながっている。
唐辛子文化は世界をつなぐ。
そして胡椒。

できあがり。

生地の上にリーフレタス。そしてセロリの葉を散らす。これだけでも華やかな香りが出る。

そこでチリビーンズ!

メキシコの人って、これをそんなに食べているんだろうか?
こりゃたまらんで、セニョリータ♪
うみゃ~ていかんわ。えりゃーことかりゃーて、汗だくだぎゃぁ。

そういう言葉遣い(↑)の名古屋の方に実際会ったことがにゃー。
うほほほっ。

どないや、みなさん?
食べてみたいでっしゃろ?
オリジナリティあふれる味わい。
セロリの茎は肉やタマネギと一緒に炒めた。
セロリの葉は、サニーレタスといっしょにサラダにして食べた。
唐辛子以外にクミンのスパイスが効く。
最後にはガラムマサラ入り七味で香りづけ。
ええわぁ~、これ。

ちょっとだけ残ったさかい、これもこのまま食べましょ。

旨すぎのチリビーンズ。
刺激的ですねえ。