「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

ハチノスは牛の胃(2) ケチャップやとんかつソースも入る刺激的なトリッパ@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2020-03-03 11:00:57 | 食べ物・飲み物
前回のつづきだ。

懐かしい歌をどうぞ。



小学校の音楽の時間に、何度も歌わされた。

本日はトリッパをつくるよ。



イタリアンだけど、普通にイタリアンじゃない。

まず中華鍋でつくるしね。

味はかなり刺激的だし。

稲村ケ崎駅前のはぶか牛肉店で購入したハチノス。



冷凍庫から出してきた。

酢と一緒に煮る。



最初は10分。



これはまだ早朝。外は真っ暗だ。



ぐつぐつ。



そして湯で洗う。



ハチノスがびっくりしている。かなり疲れたと。



二度目だ。これもまた酢とともに煮ている。今度は20分。



そして洗う。

休憩。まだまだだ。



この端っこの部分って、分厚いウールのセーターの襟首に似ている。



3度目だ。今度は30分。



襟首が上に出てきた。

外が明るくなってきた。



長時間鍋のふたを開けて煮込み続けているので、窓を開けているのに窓が曇っている。

これで最後だ。3回目の湯洗い。ごしごし。



なんて手ごわいやつなんだ。

******** ここで数時間経過 ********

お昼前にパシフィック・ベーカリーにバゲットを買いに行った。



熱々のを袋に入れてもらい、持ち帰った。

香味野菜としてセロリ、タマネギ、ニンジンを用意。



こちらは早朝に茹で上がり、冷蔵庫に入れてあったハチノス。



トリッパはおいしいよ。

解体ショーだ。すしざんまいの社長のマグロ解体より、こっちの方が面白いよ。



短冊状に切りましょう。



ドガティ君が登場するぞ・・・と思ってたら、その通り。

「おとーさん、それなんや? えげつないニオイすんなぁ」



これはな、ハチノス言うねん。牛の胃袋や。

イタリア料理のトリッパって作るねん。

先に言うとくけど、あんたのは無いで。

「殺生やな、おとーさん、イヌはかわいがらなあかんで」



「家族から仲間外れにされたイヌはな、家出するさかい、気ぃつけや」

「ボクが家でしたら、泣くくせに」

いや、別に泣かへんで。家出できるもんならしてみいや。

「いや、それは困るがな。家出したらごはんもらわれへん」



「なんやねんな、この家は。ケチかいな」

トリッパ用に短冊状に切られたハチノス。右側のはサイコロ状で、また別の料理になる。



イタリアンにはスパニッシュなガーリックを!



ニンニク大量、唐辛子大量。これで刺激的になる。



使っているのは中華鍋だ。これが便利。

香味野菜をさっさと炒める。



ハチノスも炒める。



トマトも加える。そして加熱する。



コンソメとバターを調味料とする。



水を加えて煮る。



名門エビスビールを飲む。



反則技でケチャップやとんかつソースを入れる。



これで味が華やかになる。

唐辛子もニンニクもかなり使っていて、イタリア人が食べたら「こりゃトリッパなんかじゃにゃーて」と驚くだろう。



パシフィック・ベーカリーのバゲットを切る。



最後にしめじを入れる。



あとは塩加減だけ。胡椒もかけよう。



できましたよ。

おいしいよ。

イタリアン・ハーブ・ミックスをかけていただきましょう。



大量の唐辛子にニンニク。ケチャップにとんかつソース。そりゃすごいわ。

妻が「ここまで刺激の強いトリッパは初めてだ」と喜んでいた。

それってイタリアンと言えるのか?

バゲットも食べまくる。



あぁ、ハチノスはおいしいなぁ。

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする