確定申告のシーズンだ。
憂鬱だねぇ。
Taxman (Remastered 2009)♪
まずは確定申告のウェブサイトを見てみましょう。
2021年に私は2つの企業から時期をずらして給与をもらった。残念ながらとても少ない金額だ。それだけなら、その会社に年末調整をやってもらえば済む話だった。
しかし昨年は母が亡くなり、そのわずかばかりの銀行預金が私のものになってしまった。どんなに僅かな金額であっても、そして僅かな金額であるからして無税な相続であっても、それもまた別途申告しないといけない。
そして残念ながら、というか面倒なことに、2021年はまた別の収入があった。だからその申告もせねばならない。それが一番面倒で憂鬱だ。
ヘッジファンドの償還益である。大量の英語の書面と格闘して2019年の5月末に購入したシンガポール籍のヘッジファンド。国内では外為法に基づき日銀報告(↓)まで書いて購入。その後1年7カ月の投資期間を経て、再び英語の書面と格闘し2020年12月末をもって償還の手続きを行った。
しかしその償還資金が入って来たのは翌2021年1月で、そこでドル建ての償還額が確定。その後資金を円転し、日本における償還益の額が確定した。
そこからさらに1年経って、今回の(2022年3月が期限の)確定申告となる。1年も自分の口座にあったおカネを、今さら引き出して税を納付するって、すごく嫌なムードだ。しかしまあとにかくその計算は終わった。すっごく損したムードになるし、暗くなった。
だから・・・今後は節約しようと思う。これ以上おカネを失いたくない。
ということで、お安い緑のたぬきを買って来た。
マルちゃんの超定番商品。
粉末スープに七味が付いてくる。
蓋を開けて、粉末スープを入れ、そこに熱湯を注ぐだけで、天ぷらそばが完成する。
すぐ出来る。
蓋を開ける。
かき混ぜて食べましょう。
天ぷらが本格的。サクサクでトロッ。七味もかけてね。
安上りな私のランチ。
でもそれだけだとつまらないから、翌日のランチにはカレーを食べようということになった。
それでも節約ムードは相変わらずで、アイスランド産ラム肉なんてものは使わず、自宅にある干からびた乾燥豆やスパイスを使い、豆のカレーを作ろうということになった。
乾燥豆は一晩水に浸けないといけない。石のようにカチカチなのだ。
翌日のランチのためには前日の夕方から水に浸けておいた。
で、翌朝、こんな状態になる。まだちょっと固い。
それをまた1時間ほど煮るのだ。
ジャスミンライスをターメリック、オリーブオイル、塩と一緒に炊く。
スパイスのあれこれ。
適当にブレンド。
連想される香りに、ヨダレがでる画像。
タマネギ、トマト、ニンニク、ショウガ。
サラダづくり。
用意が整った。
豆を煮ながら、横でカレーをつくる。
豆が出来上がったみたい。
タマネギ、トマト、ニンニク、ショウガを炒めて、そこにスパイスと塩。
豆の湯を切る。
「あぁ~、いいなぁ、この匂い」とドガティ君がつぶやいている。
豆が少し余った。これはさらにその翌日、サラダにでも入れましょう。
「一度でいいから、カレーって食べてみたいな」とドガティ君が表情でそれを表現する。
これは完成時にふりかけるガラムマサラ。
「あぁ~、眠いな」
豆を入れて煮ている。追加的調味料もいろいろ。
みりん、バター、はちみつ、ブイヨン。
「おとーさん、カレーをください」
ダメです。
お皿を用意。ルスカで。
このルスカは、10年以上前に購入した格安中古品だ。
最近はこれ、結構高くなっているよ。
サラダが登場。
妻がどこかに行ったので、ドアの向こうから戻って来るのを待っているドガティ君。
はい、用意が出来ました。
美味しくて質素な豆カレー。
税の納付で節約ムードだからね。
口座からおカネが出て行くのは、本当に辛い。
でも自宅にある乾燥豆やスパイスやジャスミンライスを使えばよくて、新たにそれらを買う必要がないことはとても良かった。
地味だけど、おいしい豆のカレー。
このシーズンはなんか嫌だねぇ。