昨日の話だ。妻は江戸の実家に出かける。
義父のお世話が必要だから。義父も妻も大変だ。
私は妻をクルマでJR鎌倉駅まで送る。

ついでに買い物もしましょう。

一の鳥居。いつ見てもいいね。昔の砂丘の上の高い場所。

妻を鎌倉駅で降ろす。
行ってらっしゃいませ。
鎌倉駅前の交差点。

二の鳥居前交差点。赤信号。

段蔓の桜はまだまだだねえ。
まだ若いから細くてまっすぐに立っているが、樹種はソメイヨシノらしい。それにしても開花が遅め。
金沢みちを行く。
鎌倉市から横浜市金沢区へ抜ける昔からの切通にそって造られた車道だ。

朝9:30くらいだから、鎌倉へ流入するクルマが多い。
私の方向(鎌倉から横浜へ出る方向)はわりにスイスイ。
朝比奈へ。

鎌倉市と横浜市の境界を越えると下り道。

そのまま北へ。
たまや上郷店へ向かう。
たまやの駐車場は広々している。

たまや上郷店が私は大好き(笑)

広々としているねえ。

たくさん買い物したよ。
袋から見えているのは、もつ煮込み(笑)

そして駐車場へ。
かわいいV60 Cross Countryちゃんが待ってる。

いつもならこの鎌倉女子大学の前で左折して北鎌倉方面へ向かうが、昨日はそのまま直進。

なぜなら業務スーパー柄沢店へ行こうと思ったから。
複雑で昔から嫌いな笠間交差点を抜ける。

でも途中で遠い業スーへ行く気も失せ、そのまま腰越方面へ。
加藤丸だ。

小動交差点は赤信号が長いので、いつもこのしらす屋さんの加藤丸の建物をじっと見ることになる(笑)
ところで運転席右前のピラーに付けられたこの透明な樹脂の部品は何かご存じ?

不思議に思ってディーラーの営業担当者さんにお尋ねしたら、ボルボでは現行すべての車種に付けられているものらしい。
お札や駐車券やカードなどを挟むためのものだそうだ。
このデジタル時代にねぇ・・・。不思議。
目の前の海の見事な景色が眺められることでは国内でも有数の駅と墓。

鎌倉高校前駅。
ある有名人もこの墓にお参りに来られるそうだ。
私はお会いしたことがないが。
さあ帰りましょう。

自宅に戻った。
たまやで購入したもつ煮込みを食べよう。

これが鍋であり食器でもある。
すでによく味付けられてあるので、少し水を加えて煮ればいいのだ。

菊水の純米酒も購入した。

コクもあって、辛口で、酸味もそこそこある。

バランスがいいなあ。
そんなに高くないしね。
凍ったもつ煮込み。

そこに水をわずか加えて、煮る。
それだけ。

うきゃーーーー、おいしそうだ。

備前焼に菊水を入れて、飲みましょう。

10年ほど前に岡山に仕事で行った時に買ったものだ。
菊水純米ってなかなかバランスがいい酒で、楽しめる。
私好みだな。

豚モツってなんでこんなにおいしいのだろう。

ドガティ君はねんね。

ところでみなさん、NHK連続テレビ小説の「虎に翼」を観ていますか?
私は特定のテレビ番組を継続的に視聴するということがない。録画してあとで視るなんてことも絶対しない。
でも朝にドガティ君をブラッシングしながら連続テレビ小説の一部を視ることがある。

たまたまその第三話を最初から最後まで視た。
ひとつ前の笠置シヅ子を題材にしたNHK連続ドラマよりも、こっちの方が面白そうだ。
自立しようとする女性より、馬鹿でもただ男性であるというだけで男性が威張れた時代の物語。
逆に言うとそういう世の中に疑問を感じずその流れに従う女性が「女性らしい」と高く評価された世の中だったわけだ。
不幸であり、不公平な時代だ(今でもかなりそうだが(笑))。それでは世の中が発展しない。
世の中や人々の頭の中が変わるには何百年もかかるということを、改めて思うドラマだね。いまだに世の中があまり変わっていないと思うことも多々あるからだ。横暴な夫とそれに従う妻をよく見かける。両者とも罪だよね。シニア層に多い。
でも最近は横暴な妻と従順な夫という真逆の組み合わせも見られるようになって来たから、少しは世の中が改善している(?)のかもしれない(笑)。
このドラマの主人公(女性)は「女は黙って男に従っていろ」的な世の中に疑問を感じ、それを変えるべく学び、行動し始める。良い話だったな。
NHKプラスに登録(無料)している人なら、これ(↓)が今月10日まで自由に視聴できる。登録してなくても短時間なら視聴可能だ。

規制の枠にとらわれ、ただ記憶し踏襲するという昔風な教育や風習に染まることなく、自分で調べ考えて、好きに発言していい新しい時代へ向かう主人公の活躍に期待したい。とはいえ、私はこのドラマを連続して視聴することはないんだけど(笑)
夕方になってドガティ君の散歩に行った。
この帽子をかぶってね。
もう16年ほどかぶっている。でもまだ今後30年くらいはかぶれそうだね。

頑丈でいいわ。今時かぶっている人は英国でも少ないだろう古風なスタイルの帽子だ。
ツイード製だが、ぐちゃぐちゃにしてバッグに入れてもすぐにまた形が戻るステッチが入っているから、バッグから出せば微妙なカーブまで瞬時に再現して勝手に立ち上がる帽子。形状記憶合金みたいな縫製。
100年以上前の時代を想定したミュージカル映画が半世紀以上前に作られたが、そこではレックス・ハリソン(右端)がそんな帽子をかぶっていたよ(笑)

多くの方がご存じのマイ・フェア・レディだ。
Lock & Co. の帽子。
これまでの海外のインフレの激しさと今の円安でずいぶん割高になってしまったが、今ならまだ買えるかもしれませんよ。

こんな暑苦しい帽子をかぶるのは、日本では季節的にそろそろ終わりだね。
レックス・ハリソンが好きな方はこちらの動画をどうぞ。
帽子をかぶって、I've grown accustomed to her face♪を歌いますよ。
Rex Harrison — I've Grown Accustomed To Her Face
話がどんどん飛んで申し訳ないが、私がこの歌を始めて聴いたのはアンディ・ウィリアムズの声によるものだった。当然ながらレックス・ハリソンよりも歌がお上手(笑)。甘い声が甘いストリングスとトロトロにに溶け合って秀逸ですよ。
I've Grown Accustomed to Her Face