天気予報のとおりだ。
4月9日(火)の朝は雨だった。
放射冷却もないから、気温が夜明け前の時点でも高い。9度あるね。

アシュケナージのピアノをどうぞ♪

クライスラーだよ♪
Kreisler: Liebesfreud (Arr. Piano)
私が最初に名前を覚えたピアニストがこのアシュケナージだ。

私が中学生だった時に、父親がなぜか私にアシュケナージが演奏するLPレコードを買ってくれたからだ。
ショルティ指揮のシカゴ響との共演で、内容はベートーベンのピアノ協奏曲第五番つまりは皇帝だった。
しとしと降る雨もいいもんだ。空気が湿気を含んでそれがまたいい。

昨夜の暖気が残っているので、まだ薪は焚いていない。

でもそれではちょっと寒いので、寒がりオトコのために電気ストーブをオン。

「ん~、温かいなあ」

「ボクは幸せだなあ」なんてことを彼は思っているのか?
古い小説を読む。
ジョージ・オーウェルの1984年。

彼の作品としては動物農場を読んだことがあるが、この1984年は初めて読む。動物農場は最高傑作だった。革命で帝政ロシアが倒れソビエト連邦ができたが、それはまた多くの国民にとって不幸な国だった。それを動物に例えて皮肉った小説が動物農場だ。
農場主である人間を追い出し動物が自ら管理することになった農場で賢く立ち回り、やがて上層階級を形成して行く豚と、それに妄信的に従う羊。犠牲になるその他の多くの動物。下層階級は目の前に吊るされたわずかなニンジンにつられてしまい、全体的には負担ばかりを強いられ、得するのは上層階級だけ。
日本もややそんなところがあるが、日本の周りに好き放題に振る舞うならず者国家があって、それらもどこか似たようなものだ。平等で自由な新しい国になったはずなのに、新しい国は前より不平等であり、政治的自由を唱える者は逮捕されたり抹殺されたりする。
1984年は話としては動物農場に少し似ている。世界が大きく3分割されるという75年前の近未来小説であるが、昔の社会体制がひっくり返され新たな体制が出来ても、結局国民は不幸になり以前より却って不平等だったりするという話だ。
1984年は1949年に書かれた小説である。

間もなく周囲が明るくなって来るよ。

前日にカントリーキッチン・ベーカリーで購入した、岩石のようなパンを食べましょう。

お腹が減りましたー。
お湯を沸かして。

茶葉は多めに。
ここは気圧が低くて沸点が低いからね。
頂きます。

クルミとレーズンがぎっしりと入っている。

雨がどんどん強くなって来た。

ドガティ君はキレイキレイ中。

天気予報によると、午後になって雨は止むが気温は下がって来るらしい。

雨が路上に残って、翌朝になって路面が凍ると嫌だね。
そうならないことを願う。
ランチタイムだ。
簡単にお安くエスビー社のシーズニング・シリーズでタンドリーチキン。

安いよね~、これ。
100円ちょっとでいっぱい入っている。
ドガティ君はスパイスの香りに興味あり。

簡単ですよ。鶏肉に粉をまぶしてオーブントースターで焼くだけだ。

信州の鶏モモ肉を買って来た。

ただ粉をまぶすだけ。

本当にそれだけだよ。

なぜか山荘に来ると買ってしまうケンコーマヨネーズの玉ねぎドレッシング。

この味がいいと思うんだな。
アルミホイルで皿をつくって、そこに鶏肉を並べる。

あとはオーブントースターで焼くだけ。

だれでもできちゃうよね。
15分くらい焼いたかな。

焦げては困るので、途中から上にもアルミホイルを。

放置調理なので、暇になってしまった。
何もすることがない・・・・。

仕方がないから、パンでも切りましょう(笑)。

カントリーキッチン・ベーカリーを代表する商品クルミ・レーズン・パン。

はい、出来ちゃいました。
だれでも調理できちゃうエスビー社のシーズニング・シリーズ。

簡単でかつ安いところがいいよね。
かなり辛いわ。

この香ばしいパンも食べましょう。

ドガティ君はねんね。

どうせ外は雨。
雨が止むのは昼を過ぎてからだ。
【つづく】