長期予想だと、今年も酷暑になる可能性が高いらしい。
毎年のように、その年の最高気温が記録更新する状態だね。
地球温暖化の原因はいろいろあるのだろうけれど、世界中で食べられる牛肉の生産が直接的、間接的な原因のひとつになっているのは確かだ。牛肉を生産するために大量の飼料が生産され水が使われるが、人間が牛肉を食べることで摂取できるカロリーの何倍ものカロリー摂取が可能な量の穀物が牛肉となる牛の飼料として生産されて、ただ「餌」として消費される。
その餌を生産するための畑用地としてアマゾンでは熱帯雨林が日々失われ毎年火事も発生する。人間の数よりはるかに牛の数が多いニュージーランドでは、牛のゲップやオナラに含まれるメタンガスや二酸化炭素の方が、自動車の排気ガスよりも環境への負荷が大きいらしい。

だったら人間が最初から環境負荷の小さいものを作って牛の飼料としてではなく、人間が最初からそれをもうちょっと食べようという話が何年も前から始まっている。
5年前、オックスフォード大学が学内の食堂での牛肉の提供を停止した。

同じく5年前、オックスフォード大学の競合校であるケンブリッジ大学があるあのケンブリッジで夏は38.7度の最高気温を記録した。

ケンブリッジですよ。
私が英国に住んでいた35年ほど前、エアコンなど必要がなかった、涼し気な楽園みたいな場所。
このままじゃまずいぞ!と代替肉の開発が盛んだ。
あのポール・マッカートニーも「肉を食べない月曜日」を歌にしている。
'ミート・フリー・マンデー' by Paul McCartney
米国で代替肉のトップランナーとも言えるビヨンド・ミート社。

ところがここへ来て、代替肉への関心は中だるみだ。関心が薄れているような。
EV(電気自動車)への切り替えの動きも中だるみ。
巨大クルーズ船観光への批判も中だるみ。
米国がトランプ政権になればさらに地球温暖化への関心は後退するでしょうね。
ビヨンド・ミートもかなり苦しい。欧州に活路を見出しているらしい。

このブログを長くご覧の方なら、私がこのビヨンド・ミート社の株式に投資したことを覚えておられるかもしれない。
笑ってやってください。
ビヨンド・ミートの株価はご覧のとおりである。

十分下がったと判断して私はこの株式を買った。
買値は1株80ドルほどだ。しかし同社の現在の株価はそこからも下がり続け今では私の買値の10%以下だ。
どなたでもいいから、何とかしてください(笑)
株価は絶望的だ。ダメモトでビヨンド・ミートを応援してあげよう。
ヴィーガン専門のVクックスーパー(ネット専業)でお買い物しよう。

ヴィーガン(肉を食べない(人))のための植物由来の肉(みたいなもの)がいっぱいだ。
ヴィーガン(Vegan)の語源は野菜(Vegetable)ではなく、ラテン語のVegetusらしい。
鎌倉市内に同名の野菜専門料理店Vegetusがある。ただしその店名の発音は英語風に「ヴェジトゥス」となっている。
しかしラテン語だと「ウェグ(ガ)トゥス」くらいの方が近いようだ。
ここ(↑)のページの右向き三角(▷)をクリックすると聴こえますよ。
で、このスーパーはヴィーガン(Vegan)の人向け商品を売るネットスーパーだから、Vクックスーパーというネーミングなのだ(たぶん・・・確認してないけど(笑))。

そこにビヨンドビーフがある。
ビヨンド・ミートが生産・販売する植物由来の肉である。

冷凍のお肉状態で宅配便でやってくる。
私はこれまでに国内産の乾燥した大豆のお肉をいろいろ使ってみている。

これはそれで作った麻婆ナス。

いろいろと工夫してみるんだが、どうも食感、匂いがかなり違う。
ビヨンドビーフはそれを超えるだろうか。
乾燥したものではないからね。もうちょっと肉に近い状態で冷凍でやって来る。
ビヨンド・ミート社のウェブサイトにはビヨンドビーフを使ったレシピが満載だ。

鎌倉市内中心部のあちこちで探したらバンズが紀ノ国屋鎌倉店でやっと見つかった。

ここは大抵何でも置いてある。
紀ノ国屋で購入したバンズを上下に分割に切る。

私って切るのが上手(笑)。
パクチーを使うよ。二種類のハンバーガーで、ひとつは普通の。そしてもうひとつはアジアンな味付け。パクチーは後者のみに使う。

ピクルス、玉ねぎ、トマト。

解凍したビヨンド・ビーフに玉ねぎみじん切り。

それらを混ぜ混ぜする。

どんどんこねてゆく。

クレイジーソルトを加える。

ハンバーガー状に形をつくる。1個あたりビヨンド・ビーフが50gだ。

ソースに使うもの。

ノーマルなハンバーガーは右の二つだけ。ケチャップと野菜のクリーミーなドレッシング。
アジアンなソースはケチャップ以外の全部。微量ながらナンプラー(魚醤)を使うので、そのソースについては厳密なヴィーガンではない。
これはアジアンなソースをつくるところだ。

ニンニクを擦って加える。

グリーンリーフも加えましょう。

グリーンリーフはノーマルなハンバーガーのみに。
トマトもね。これは欠かせない。

トマトは両種のハンバーガーに使う。
ポテトを揚げている。

横ではハンバーグを焼いている。

焼き始めるとすぐにとてつもなく旨そうな牛肉を焼くにおいが香って来る。
エンドウ豆由来なのに不思議な肉もどき。
しかししばらく焼いているうちにその匂いが弱まる。なぜだ?

初めて使う食材って、疲れるね。わからないことだらけ。
さっぱり調子がわからないな。火加減も味の調節も。
蓋して弱火。

旨そうに焼けているわ。

これがビーフでないなんて信じられる?
ドガティ君も出て来た。

バンズにハンバーグを載せてケチャップ。

トマトを載せる。

グリーンリーフとピクルスだ。

その上から野菜のクリーミーなドレッシング。

バンズを載せたら出来あがりだ。
これがノーマルのハンバーガー。

2個目をつくるぞ!
こちら(↓)はアジアン風味のハンバーガーだ。

先ほどの自作ブレンド東南アジア風ソースをかける。
トマトもね。

パクチーを載せて、ドレッシングをかける。

バンズを載せてできあがり。あれ?、上下さかさまだ。

ポテトもつけちゃうよ。

妻が8 Peaksを飲んでいる。

手前がアジアン風味付けで、奥がノーマルだ。

これ(↓)がノーマルね。

かじりかけを失礼。重なり具合はこんな様子です。

こちら(↓)はアジアン風。

おいしそうでしょ。
おいしいんです。

ヴィーガンな方はぜひどうぞ。
私もこれからは時々使おうと思う。
世界一旨い飲み物と思う人が多いギネス。

私もそう思うわ。
これぞ本物。
ギネスは本物、ビーフは偽物ね(笑)。

でもおいしいわ。