前回の話の続き。斬新なコートダジュール風スパゲティを作ってみて、私は反省した。出来上がりの状態、香り、味の想像が困難な料理を、初めて作る際は、事前にいろいろとイメージトレーニングに努め、十分な理解をしておく必要があるなぁ。
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疲れたのである。未知との遭遇、と言った感じか。どういう味の料理かわからないで作るという作業をすると、調理中に頭の中が爆発してしまう。
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その点その翌日に、ランチとして作った簡略版「ガッパオ with ゴハン」は気分も楽々である。自分がその味をよく知っているからだ。出来上がり状態をよく知っているので、作りながらでも味のファイン・チューニングが効くし、多少の失敗に気づいても後で簡単にリカバリーが出来る。
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例えば我が家のこのレシピは、まず大量のニンニクをすり潰し、鷹の爪をつぶす。これを油で熱して香りと辛味をつけ、そこで挽肉とピーマンを炒める。これだけでスゴイ香りである。
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それだけでもスゴイのに、そこに調味料(下画像)を追加。オイスター・ソースとナンプラーと砂糖と酒だ。これで香りが決定的に強烈かつ独特なものになる。
伝統的な日本料理しか食べたころのない人にとっては、相当奇妙な香りなはずだ。さらに最後にバジルの葉を加え炒めて、独特な香りが出来上がる。今の私にとっては簡単な料理だ。しかしこの摩訶不思議な味のする料理を初めて調理した時は、作成途中で何が何だか良いのか悪いのか、さっぱりわからなくなった。
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前回私はスパゲティ・コートダジュール風の投稿でこう書いた。「・・・オリーブオイルを熱しニンニクの香りをつけたところへ、みじん切り状態のアンチョビを入れ、よく掻き混ぜる。そこへ固めに茹でたスパゲティを入れる。さらにオレンジ、レモン、オリーブの実を入れ、エクストラ・バージンのオリーブオイルを少しづつ注ぎながら混ぜ合わせて・・・」
そのように書けば簡単に聞こえるかもしれないが、こうした常識を覆すようなポイントがいくつかあるレシピは、完成時点での味が自分で想像出来ず、作る要領がさっぱりわからない。最終的な落ち着きどころを考え、途中のプロセスを微調整して行くという、いつもながらの技術が使えないのである。何事も事前の理解と準備が重要である。
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疲れたのである。未知との遭遇、と言った感じか。どういう味の料理かわからないで作るという作業をすると、調理中に頭の中が爆発してしまう。
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その点その翌日に、ランチとして作った簡略版「ガッパオ with ゴハン」は気分も楽々である。自分がその味をよく知っているからだ。出来上がり状態をよく知っているので、作りながらでも味のファイン・チューニングが効くし、多少の失敗に気づいても後で簡単にリカバリーが出来る。
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例えば我が家のこのレシピは、まず大量のニンニクをすり潰し、鷹の爪をつぶす。これを油で熱して香りと辛味をつけ、そこで挽肉とピーマンを炒める。これだけでスゴイ香りである。
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それだけでもスゴイのに、そこに調味料(下画像)を追加。オイスター・ソースとナンプラーと砂糖と酒だ。これで香りが決定的に強烈かつ独特なものになる。
伝統的な日本料理しか食べたころのない人にとっては、相当奇妙な香りなはずだ。さらに最後にバジルの葉を加え炒めて、独特な香りが出来上がる。今の私にとっては簡単な料理だ。しかしこの摩訶不思議な味のする料理を初めて調理した時は、作成途中で何が何だか良いのか悪いのか、さっぱりわからなくなった。
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前回私はスパゲティ・コートダジュール風の投稿でこう書いた。「・・・オリーブオイルを熱しニンニクの香りをつけたところへ、みじん切り状態のアンチョビを入れ、よく掻き混ぜる。そこへ固めに茹でたスパゲティを入れる。さらにオレンジ、レモン、オリーブの実を入れ、エクストラ・バージンのオリーブオイルを少しづつ注ぎながら混ぜ合わせて・・・」
そのように書けば簡単に聞こえるかもしれないが、こうした常識を覆すようなポイントがいくつかあるレシピは、完成時点での味が自分で想像出来ず、作る要領がさっぱりわからない。最終的な落ち着きどころを考え、途中のプロセスを微調整して行くという、いつもながらの技術が使えないのである。何事も事前の理解と準備が重要である。
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