「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(8) 山荘及びその周辺

2009-09-20 04:04:58 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
以前ここで別荘の屋根について書いた。その時挙げた重要なポイントは2つ。
●屋根の角度はカネ勾配等かなり急なものにすると良い
●屋根材はカラー鉄板等、摩擦係数の低いものが良い

どちらかひとつ、あるいは両方を満たさない場合、その建物は築後10年ほどすると、屋根の補修が必要になることが多い。実際我が八ヶ岳中央高原三井の森の別荘地でも、それを管理する株式会社三井の森から盛んに「屋根の修繕を早目にしませんか?」という広告が送られて来る。それだけ、屋根が傷んでいる別荘が多いのである。



屋根の傾斜が緩いか、あるいはまたアスファルト・シングルのようなザラザラした素材を屋根に用いると、まず確実に屋根の上に落ち葉や塵が常に積もった状態になる。そこにはカビや苔が繁殖し、屋根が常に水分を吸収する形になる。やがては屋根材の腐食、そしてひどい場合は雨漏りも生じてしまう。



我が山荘の屋根は上記2つの条件を両方とも満たしていて、築後10年を経た今も問題は生じていない。しかしながら屋根の東端に近いところに大きなカラマツの木の枝が張り出し、そこから樹液が飛んで屋根に付着しているが如き形跡が見られる。なんだか少しベタベタしたような状況だ。

カラマツという木は少しやっかいである。季節によってはその下にクルマを停めておくと、樹液が大量に落ちて来て、洗い落とすのに苦労する。また松のくせに落葉し、その細い葉は一旦落ちると積もったままになりやすく、腐食しにくい。とにかく葉っぱの形のまま長期間残留し粘るのである。そうしたカラマツの木の近くに傾斜の緩い、アスファルトシングルの屋根など作ると、屋根材の劣化は確実だ。



話は替わり、トイレ。幼少時から今までに私が移り住んだ家のトイレの中で、この山荘のトイレは最も大きい。間取りの都合でこうなった。トイレの便座に腰かけるとこのような状態だ。画像にわずかに見える私の足先よりも私の肩は40cmくらい後(画像では下)にあり、腕をどんなに延ばしても、そこから1m30cmほど先のトイレの扉にはまったく届かない。一旦便座に座ると、ドアノブを引っ張ることも瞬時に鍵をかけることも困難となる。鍵をかけずにトイレで用を足していて、うっかり別の人が扉を開けると、無様なことになるので要注意。



トイレの内装。天井はパイン材。幅30cmのダグラスファーの梁が見えて、ここでゆっくり用を足すのもなかなか良い。壁はペイントで塗ってあるだけのシンプルなものだ。



これはダイニングテーブル真上の照明。山小屋風のものをアメリカの通販カタログから選んだ。1998年のことで、まだそのテネシー州の照明器具会社はインターネットのサイトを持っておらず、カタログ冊子を見て、ファックスでの注文となった。山小屋風に見えるものを選んだつもりである。アルミ製だが、表面の加工は銅が錆びた感じを表現してある。当時特別に頼んで長い鎖をサービスしてもらった。先方も日本からの注文は初めてだとかで、喜んでコミュニケーションしてくれた。楽しい記憶である。



これが照明器具の笠の内側。150Wとあるのが逞しいでしょ?日本の照明だとあまりないワット数である。実はこの照明は本来は屋外用なのである。



これも本来は屋外用の照明で、同じ会社に注文したもの。恐ろしく安価な商品だったと記憶する。3000円くらいか。これは40Wである。洗面の鏡の上に取りつけられたものだ。



山荘の基礎工事に際して出土した巨石。端っこに写ったウチのクルマと比べれば、その大きさも実感出来る。寒冷地ゆえ凍結深度がかなりあるため、基礎工事の掘削作業は大変で、こうした巨岩がたくさん出た。今も敷地にはこうした岩が他にもいくつもころがっている。それもまた楽しい思い出だ。



山荘前の道路。隣接する別荘地であるアルピコ・グループの四季の森「こけもも平」の管理センターが道路際の雑草を刈ったところ。管理別荘地が楽なのはこうしたところだ。管理手数料をたくさん払っているとは言え、こうした手間をかけてもらえることは有難い。ゴミも落ちてないし、清潔そのもの。不自然で人工的に見えると言えば、それはそうかもしれない。



敷地に生えた若い苗。左がシラカバで、右がナラである。こうした苗がどんどん伸びて来る。自分の敷地では伸ばすものと伸ばさないものを選別せねばならない。放っておくと、いろいろなものがどんどん伸びる。伸びて困るものは適当なところで切らざるを得ない。



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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(7) 誰も来ない運動場で遊ぶ犬

2009-09-19 08:39:54 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
鎌倉七里ガ浜から原村にやって来た犬は一挙に自由を獲得するが相当孤独にもなる。原村は人口密度も低いが犬口密度(犬の数÷面積)がずば抜けて低いのだ。ここは原村のとある広場。



おーーーーーっい!どこかに犬いませんか? 仕方がないので孤独な運動会を実施。「お座り!」「待て!」



ずっと向こうには蓼科山が。犬は見えない。人も見えないが。最近クマが出たらしいけど。こわっ。



「伏せ!」・・・また、それかい。やってやるよ、ほら。上手だろ?伏せは得意さ。



さあ、走ろう。らん・ら・らん・らん・ら・らん♪
しかし広いね。誰も来ないね。なんで??



どんどん走っちゃう。ねえ。ロングリード20mじゃ短くねぇ?100mの買ってくれない?ここ、いいわぁぁぁ。とにかく走る。草むらに顔突っ込む。



かーちゃん、鼻触ってっぇ~~、耳掻いてぇ~~。



あぁ~~~、面白かった。とーちゃん、早くクルマを発進せよ!疲れた疲れた。 早く帰ってゴハン食べて水飲んでオシッコして寝ようよ。有意義な一日。犬の生活は複雑であるがゆえに犬が生きて行くのは大変だ・・・ホントか?



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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(6) 清貧の食事

2009-09-19 03:33:34 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ウチってなんて食費のかからない生活してるんでしょう。清貧の食事をご紹介。でもたまには外食もしますよ、そりゃあ。



とは言え国界。このレベルだ。ご存じ国道20号沿いの有名店。お店の名前からして誰でもわかるロケーション。つまり甲州と信州の境目近くにある。実際にあるのは甲州側だ。したがって私はここまで出向くことが少ない。原村から出かけると、ここの手前の富士見町まででほとんど用が済んでしまうからだ。ここの売り物はチャーシュー麺。名物となっていてあちこちに紹介されている。確か食べるのは今回で3度目だ。

しかし!味はともかく、というか味がわからなかった。訪問したこの日はモクモクモク。私はかなり紫煙については平気な方なのだが、この日はちょっと喫煙者の数が多過ぎた。店内真っ白け。最近東京やその近郊では少なくとも混みあうランチ時については、禁煙にしている店がほとんどだが、ここはまだ無法地帯。ちょっと我々夫婦にはきつかった。



やはりこちらが良い。諏訪の名店、ハルピン・ラーメン本店。店内は簡素ながら明るく清潔でラーメン価格は低く据え置きだ。完全禁煙。そして店員さん達のシャキシャキした態度。いつもどおり私はニンダイ(ニンニク・ラーメン大盛り)と子豚飯。妻はニンニク・ラーメンとタマゴ(タレに漬けた茹で卵)。地元リピーターでごった返す人気店。開店は11:00amだが、開店と同時に満席でかつ待ち行列が出来る。ビールも出さない。サッサと食べてサッサと帰ろう。ファースト・フードだから。



と言うことで、簡素な外食活動は終了。今回の滞在中、外で食べたのはこれだけだ。あとは自炊である。気温が上がらず寒い日があったが、そんな時はシチュー。「豪華に」ビーフ・シチューだ! ニンジン、玉ネギ、ジャガイモ。原村のパン店の老舗ベルグのバゲットもつくぞ。原村の野菜のサラダも。このシチューの作成者は妻。原村に来たら野菜を食べよう。安いしうまい。特にトマトは大変良い。ズッキーニなんて安くて大きい。



次。豚挽肉を使ったキーマ・カレー・・・のようなもの。市販のルーを使ったお手軽欠伸居眠料理(欠伸をしながらでも居眠りをしてでも作れる、の意)。材料はシンプルに玉ねぎと豚挽肉だけだ。加えてコンソメ、豆板醤、ニンニク、バター、マーマレード、醤油。私の担当。



標高1600mの地に建つ寒い山荘で寒い料理。体が冷え切ってうれしい冷やし中華だ。皆さん、冷やし中華ってどう思います? 私は、庶民的かつ簡単な材料を、やや奇抜な味付けで豪華に特殊に見せることに成功した天才的アイデア料理だと思う。玉子、トマト、キュウリ、ハム。妻担当。



そして私の定番、炒飯。当然長ネギ、玉子とチャーシュー・・・と思うでしょ?違うんだなぁぁぁぁ。これ、チャーシューの代わりにポークビッツ。あの安い細いソーセージをみじん切りにしたもの。ウチって、なんと経済的なんでしょうか。塩と醤油と胡椒で味つけ。

実は一番食べることが多いのは、「ごはん + 野菜 + 焼魚」みたいな普通のメニューなのだが・・・。



今回の滞在中のお酒はダイヤ菊純米。茅野市のお酒である。白い器に注ぐと、色が黄色っぽく見えるのが特徴。辛口だ。



こんなのも。真澄ゴールド辛口。鉄平石の端片をコースター代わりに。ちょっと無理があった。使いづらいな。

以上、楽しくも質素な食事の数々。
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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(5) お買い物

2009-09-18 23:06:01 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


原村の山荘に来たら、まずはお買い物にA-Coop原村店を訪問。同じ諏訪地方6市町村でも、茅野や諏訪あたりの大手スーパーではあまり扱っていないような商品も、ここでは手に入る。

左上はいなごの佃煮、右上は小鮒の味噌煮。



これはコイ。内陸信州の人々が昔からよく食べる鯉。神奈川県では絶対見ないなぁ。



農協女性部では生産者の名前入りで野菜を販売している。長ネギは立派なのが5本入って130円。



これは同じくA-Coopだが、富士見のアグリモール。原村店の何倍ものスケール。原村店にないものが富士見では手に入る。富士見でなくて、原村であるもの・・・何だろうか?



原村では買えないものの一つがこれだ。我が家御用達のきのこご飯の素。A-Coop特製。これ、おいしいですぞ。いくらでもご飯が食べられます。なせか富士見に来ないと手に入らない。



ご存じJマート富士見店。



ところが最近諏訪に巨大なJマートが誕生。隣接してスーパー・オギノも誕生するらしい。



原村のペンション・ビレッジ内にあるパン店、ベルグ。我が家が最も頻繁にパンを買うのがこのお店だ。



エンジンオイルも八ヶ岳に来た時によく入れ替える。神奈川県のオートバックスなんて、ヘンな時間帯に訪れると、オイル交換だけでものすごく待たされる。でもこちらではそれがない。今回はタイヤセンター茅野で交換。



瞬く間に作業は終了する。標高1600mの地に建つ山荘からクルマで降りて来て、我々はいつもこんなところをウロウロして用事を済ませている。


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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(4) 薪の調達

2009-09-18 07:48:11 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


先日すでにこのブログに貼り付けた画像だ。2年前に韮崎の薪屋さんから買ったナラ・クヌギの玉切りの薪材がかなり減って来た。

そこで前もって次の薪を注文しておくことにした。わずかな薪の配達で韮崎から来て頂くには忍びなく、今回初めて原村にある草刈.comさんに注文してみた。電話で草刈.com代表のIさんと会話。「今なら今年伐採の北杜産のクヌギと昨年伐採の八千穂産のコナラがあるけど、どっちがいいですか?」と聞かれ、私は北杜市のクヌギを注文した。理由はそれの方が少し安かったからだ。



草刈り.com代表のIさんに代わり、軽トラを運転して我が山荘に颯爽と現れた山男風のNさん。胸に「STIHL」のロゴが輝くつなぎを着ておられた。林業やってる!という感じがアリアリで逞しい。ご自分で原村の土地の伐採を行い、そこへ自宅建築までやってのけ、今も原村にお住まい。チェーンソーは長年STIHLをお使いで、自宅のストーブで燃やす薪はカラマツ・・・なぁ~んてことを俄かインタビュアーと化した私は根掘り葉掘り聞きながら、一緒に薪材を軽トラの荷台から降ろす。そうでしょうねえ。永住者が自宅で半年間毎日クヌギ燃やしてたら大変だわなぁ。豪勢でいいけど。

上の画像は軽トラから降ろされたばかりの新しいクヌギの薪材である。40cmの長さに玉切りしたクヌギを軽トラの荷台に立てて目一杯積んだ量(1台分)が今回の注文だ。



クヌギ評論家(?)の私から見ても、なかなかしっかりしたクヌギである。カブトムシも喜びそうだ。



今まで古い薪を置いていた棚を空にする。新しい薪を置くためだ。



これが古い薪。小さな薪の棚に移して積みなおした。切り口が黒く変色し、割れが入っているのが見える。



これが先ほど空にした棚に新しい薪を積んだところ。切り口が白っぽく、まだ割れも見られない。伐期は今年6月。これを燃やすのは来年になろう。



これが納品表だ。在庫もたくさんあったのだろう。私が斧で割るのが大変にならないよう、直径30cm以下で節や枝別れ部分がない素直な物を選んでもらえた。納品表にはクヌギの産地、薪材の詳細、軽トラへの積み方が正確に書かれている。代表Iさんとの電話のやりとりも含め、今までお付き合いした中では、最も緻密な薪屋さんであった。こうしたお付き合いは楽しい。
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七里ガ浜に「あの」ララちゃんがやって来た!・・・ララちゃんって誰?

2009-09-17 11:23:25 | ペット
八ヶ岳話は1回お休みして、今日の出来ごとを。



あぁ~退屈だ。いつもの散歩。ボクはいやになっちゃう。でも・・・とーちゃんも、かーちゃんも長靴履いてるなぁ。しかもこの坂道まで来たってことは・・・。



そうだ!やはり、海なんだ。バンザーイ! もう、僕はコーフンが止まらない。



国道下のトンネルを抜けると・・そこは海。七里ガ浜だよーーん!



ふと見ると、見慣れないおっちゃんと見慣れない黒ラブ。女の子で名前はララちゃんというらしい おっちゃんととーちゃんは前から知り合いらしい。おっちゃんは るーさんという人らしい。そうか、今日は合コン? とーちゃん、気がきくじゃないか。



ボク、茶々之介。七里に住んでるの。君はどこから来たの?



一緒に泳ぐ?実はボクあまり泳ぎは得意じゃないのよねーー。どっちかって言うと、陸上競技が好き。



ほら、これ。ボクの得意競技。おもちゃ投げてもらって走って取って来る。どぉ? ボク、かっこいい?



一緒にやってみる? 



以下はとーちゃんの解説だ:

しかし遊びは徐々に個人プレイ中心となる。



お互いを尊重しながらも、やや距離感のある2頭。これってオトナの男女関係?



ララちゃんは海が好き。一人遠泳大会開催中



ウチの犬もララちゃんを真似てプチ遠泳大会を実施。でも足の届く浅瀬が好き



ララちゃんは波が好き。波に乗る軽やかな動き。あるいは海の底の砂を掘るのが好き。ずっとやってます



ララちゃんは木の枝や海草類の茎が好き。くわえて運搬して噛み砕く。こまめ



ララちゃん、とーちゃんにカメラ目線



2頭はこの景色にもあまり関心がないようだ。
さあ、茶々之介君、帰ろう。シャンプーが大変だ

ララちゃん、また遊んでね。有難う

るーさんとララちゃんのサイト(↓)
http://blog.goo.ne.jp/kikilala1188/e/f5cd236991b5b5c444b7df7099dbf339

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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(3) 犬が歓喜する農場

2009-09-16 20:25:20 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


とーちゃん、山荘もいいけどさぁ、ボクって犬だろ?退屈なんだよなぁ。もう寝ちゃうよ。このまま寝ちゃうと目が覚めないかもよ。それじゃ、とーちゃん困るだろ?せっかく原村に来たんだったらさぁ、やっぱり農場だろぉ。八ヶ岳中央農業実践大学校だろぉ。行ってみない?



じゃーーん!!誰もいないぞぉ・・・いつものことだけど。この農場の広場はボクのもの。困っちゃうなぁ、悪いなぁ。こんなのいつも好きなだけ使わせてもらっちゃって。しかし今日は雲が出たり晴れたり忙しいね。山の天気は女心と同じってか?



訓練はもういいぜ。ほら、晴れて来たよ。でも阿弥陀岳がよく見えないなぁ。またいつもの「待て!」かい? 早く「走れっ!」って言ってくれよ。誰もいないんだぜ。



おぉ~~~、やっとお許しが出たぜ。すたすたすた。この広場のことなら何でも知ってまっせ。広いのぉ。どこ走ろうかしら。



ああぁ~~。広さを持て余しちゃう。原村に住む犬ってこの広さに毎日卒倒しているのかしら?ボクの得意なキレイなユー・ターン。どぉ?上手??



かーちゃんに向かって疾走。ボクって速いぃ?



どうだっ!全力疾走。新幹線のぞみに勝つ。とーちゃん、シャッター押すの早すぎだぜ。



ん~~遊び過ぎだ。農場の皆さん、有難うね。いつも悪いね。キレイに芝刈ってくれて。広場で遊ばせてもらったから、農場のモノを何か買いましょう。とーちゃん、何か買って? カボチャ? ハロウィンだねぇ。あまりウチは関係なさそう。しかし置物としてはキレイなカボチャだねえ。色、柄、形。バラバラだ。



ドライフラワーー! これもあまりウチは関係ないねぇ。あちこちの山荘で壁にかけてあるのを見かけるけど、皆、埃かぶってるのよ。



おおぉ! これだ! アイスクリーム。ここのはおいしいのよ。濃厚な農場のアイスクリーム。食べたことない人、是非食べてみてね。とーちゃん、かーちゃんは、いつもこれ。ボクはそのカップを最後に舐める。



出ない出ないと言われて何十年。どうもついに出たらしい。八ヶ岳西麓原村にもクマが。この農場のトウモロコシ畑もやられたとか。原村の農場にもこの貼り紙が。怖いねえ。クマも自分の食糧確保で大変なんだろかねぇ。犬とクマとどっちが強い?しかしウチの山荘の前なんてしょっちゅうクマ通ってるんじゃないのかしら。



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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(2) この季節の雨の日の中途半端な温度

2009-09-16 06:05:48 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


今回の山荘滞在中には、ほぼ終日雨降りの日が1日だけあった。それもかなり強い雨だ。こうした場所にある山荘では雨樋を作らないことが多い。作っても、落ち葉が樋に詰まってしまうからだ。だからこのように屋根から雨が滴り落ちる。



こんな日は、真昼間でも我が山荘周辺では日中の最高気温が12~3度までしか上がらない。こういう時はいつも困るのだ。別荘地近辺だけでは生活に必要なモノがそろわない。だから茅野や諏訪の市街地に買い物や食事に出かける。ところがまだ9月であるからして、標高800m前後の茅野や諏訪の市街地を訪問するとたいてい蒸し暑い。しかし、この山荘があるあたりは寒い。何を着ればいいのか悩んでしまうし、そもそも山荘を訪れる時に自宅から持参する服装について、何を揃えれば良いのか困ってしまう。



雨の中「少しは外で散歩したい」という犬の希望を満たすべく、新しい雨合羽と長靴姿で、散歩に出かけた。いくらなんでも、ずっと家の中では退屈だろうという配慮である。犬も喜んで出かけた。



当然ながら犬はずぶぬれだ。タオルで拭いてやったが、暗い山荘の中で震えている。そんな犬が情けなさそうな顔をして私に言う。「とーちゃん、寒いよ」



燃やすための薪はある。用意の良いとーちゃんのことだ。前回8月に山荘に来た時に、こういうこともあろうかと、薪を割っておいたのだ。燃やすには手頃なサイズに薪は割られ玄関脇に置いてある。



割った薪を全部使ったとしても、まだ玉切り状態の薪が何本か軒下に置いてある。今回の滞在中使うだけなら十分なストックだ。いけねぇ、そろそろ今年の薪を手配しなきゃ。これでは冬は越せないよ。さぁ、どこに注文しようかな。



しかし最大の問題は中途半端な温度だ。真昼間で12~3度というのは、薪ストーブを焚くにはあまりに中途半端な温度なのだ。鎌倉七里ガ浜なら冬の昼間の温度である。だから暖房が欲しい。しかし薪ストーブを焚くと、その焚き方や時間にもよるが、でたらめに室内が熱くなってしまうのだ。



などと議論を交わしつつも犬に甘い我々夫婦。今シーズン初の点火!ヴァーモント・キャスティングズ社のアンコール・エヴァーバーンが暖まり始めた。



すぐに山荘の1階は23度程度に暖まる。



ご覧の吹き抜けを通して、暖気は上昇する。ということは屋根裏はすでにかなり温かい。このままでは夜暑くて眠れないだろう。天井のファンを回し、屋根裏部屋に設置した扇風機をガンガン回して、暖気を強制的に階下へ下降させる。エコ的に見える薪ストーブを使いこなすには電気エネルギーを大量に駆使せねばならず、まったくエコ的でない。そもそも山荘を持つなんて行為じたいが非エコ的であるが。



ご覧の画像が屋根裏部屋の天井だ。屋根裏はやはり暑くなってしまった。私が寝る時は、いつもこの天井を見ている。灼熱の八ヶ岳山麓屋根裏部屋である。こんな季節に薪ストーブを焚くと裸同然で寝ることとなる。
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2009年9月中旬八ヶ岳西麓原村の山荘にて(1) また秋が来た

2009-09-15 12:48:06 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし


原村の山荘に行って来た。上の画像は富士見から見た阿弥陀岳。原村の真東に鎮座する、シンボル的存在である。カッコいいでしょ?・・・贔屓目だろうか。



画像は高度計だ。我が山荘が建つ別荘地では、もはや気温が20度に届くことはない。曇天あるいは雨天なら、真昼間でも最高気温が12~13度あたりに留まる。



木々についた葉はまだ緑が濃い。しかしそこら中に秋の気配が忍び寄って来ている。



先日このブログで紹介した、原村で一番高い交差点。周囲の木々の葉っぱに黄色いものが混じっている。



我が山荘。画像の右半分に広がるミヤマザクラ(という名称でたぶん正しいと思われる)の大木は、すでに落葉。



敷地内のシラカバもかなり黄色い葉を落としている。



山荘築後10年。毎年シッケンズを塗装した階段は今もシッカリ。これだけやると愛着も増す。階段に負担をかけないよう、そぉ~~っと上り下り。



10年前に植えたナナカマドも大きくなった。一部葉が赤くなりかけている。



これも10年前に植えたカエデ。一部紅葉が始まっている。うれしいなぁ。このカエデはもう少し季節が進むと、葉をまっ赤にしたり、まっ黄色にしたりして、なかなか楽しませてくれる。



そうかと思うと、ナラの葉は若いのが出て来ている。もう寒いのに・・・。



ウチの山荘があるのは三井の森の八ヶ岳管理センターの管轄の別荘地だが、隣接してアルピコ・グループが運営する「こけもも平」という別荘地がある。つい最近そこにこんな看板が立った。「私有地なんだから、キノコ採りとは言え、勝手に入っちゃダメよ」という警告だ。確かに我が山荘の敷地内でもこのシーズンになると「どーーしてこんな所に?」というような場所にたばこの吸い殻が捨ててあったりして、ちょっと気分が悪い。管理事務所には別荘オーナーからのクレームも多くあるのだろう。



ウチの敷地から道路を挟んで奥へは、広大な共有林が広がっている。山麓の集落の人々が皆で使う森である(我が山荘の敷地も元々はそういう土地だ)。秋になると、地元の人がキノコ採りに入る。軽トラや軽のワンボックスで乗り付けて、どんどん森に分け入ってキノコを収穫しているようだ。



私はほとんどキノコがわからない。いろいろと姿かたちが面白いものが多いが。



でも、これだけはわかる。ジゴボウ。ハナイグチとも。八ヶ岳山麓ではどこでもこれがたくさん採れる。お手軽なおいしいキノコである。採ってから調理しないで何日も放置しておいてはダメだ。グズグズっとなってしまう。



よく見ると・・・ナメクジ君がお食事中だった。どうぞ、どうぞ。私はそれは採りませんから。



ヤスデも出ている。まれに過去大発生して南麓小海線ではレール上を無数のヤスデが這い、汽車に潰されて油を出し、それが原因で汽車の車輪がレール上で空回りして停止した。「キシャヤスデ」の異名も。我が別荘地でも秋によく見かける。炒って食べれば美味そうに見える・・・私も信州人的になって来たかも。いや、信州人もこれは食べないだろう。
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アパートのディベロッパーとお話 in 神奈川県某所

2009-09-14 01:06:12 | アパート
前日に保革・クリーニング剤のラナパーをFMS号(フラット・マーケット・サーチ号の略、私のクルマ)のシートに塗ったので、なんだか運転席はしっとり。乳液が浸みこんだお肌の状態、とでも言おうか。



気分良く七里ガ浜の自宅をスタート。まずは江の島を見ながら西へ。最近アパートの開発業者さんとお会いすることが多い。移動はたいていクルマである。神奈川県内陸部の某所へ向かう。



たくさんのクルマが停まったこの敷地にマンションが3棟建つ。それを一括して私が買い上げる!・・・なんてことは私の財力からしてあるはずがない。ここにマンションが3棟建つ計画はなく、私が買うわけでもない。ここは単に、今日訪問する会社の駐車場だ。ここにFMS号を停めた。



先方のオフィス内。こちらの会社が推薦する土地の詳細及びそこに建てるアパート建築プランについて聞く。下水道がどう通っているかを自治体の地図を見ながら説明を受ける。画像はその地図だ。

今契約すると、その開発業者さんはものすごい勢いで建築工事を行う。通常の一戸建ての工事とはスピード感が異なる。工事を進めながら未完のうちから、来年春の入居者を求めて今年11月あたりに募集活動を開始する。今も日本は財政年度(毎年4月から)の変わり目あたりに誰もが引っ越すのである。そのためにはそれに先立ち年の暮れ前からの募集活動が欠かせない。などというタイムスケジュールを先方の重役さんから聞く。



これが仕様の概略書の一部だ。「当社で建てれば、こんなアパートが建つのよ。いいでしょ?」という説明資料である。これだけでは詳細はわからない。実際に契約をした大家は、ここから先の詳細についてカタログを見ながら詰めることになるらしい。外壁はこれ、ドアはこれ、室内フローリングはこれ・・・等。大変な作業である。



ふ~~~ん、そうなっているのか。いろいろなアパート経営の進め方があるのぉ。と感心した。

用件が終わればとっとと自宅へ帰らねばならない。最近、FMS号車内が仕事場のようになってしまった。時にダイニング・テーブルも兼ねる。セブン・イレブンで買ったねぎ塩豚カルビおにぎりとお茶。慌ただしくささやかな車内ランチ。

それにしてもラナパーは優秀だ。臭わないしベタつかない。しかしレザー・シートはしっとり。さすがドイツ製保革・クリーナー剤である。
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