以前ここで別荘の屋根について書いた。その時挙げた重要なポイントは2つ。
●屋根の角度はカネ勾配等かなり急なものにすると良い
●屋根材はカラー鉄板等、摩擦係数の低いものが良い
どちらかひとつ、あるいは両方を満たさない場合、その建物は築後10年ほどすると、屋根の補修が必要になることが多い。実際我が八ヶ岳中央高原三井の森の別荘地でも、それを管理する株式会社三井の森から盛んに「屋根の修繕を早目にしませんか?」という広告が送られて来る。それだけ、屋根が傷んでいる別荘が多いのである。
屋根の傾斜が緩いか、あるいはまたアスファルト・シングルのようなザラザラした素材を屋根に用いると、まず確実に屋根の上に落ち葉や塵が常に積もった状態になる。そこにはカビや苔が繁殖し、屋根が常に水分を吸収する形になる。やがては屋根材の腐食、そしてひどい場合は雨漏りも生じてしまう。
我が山荘の屋根は上記2つの条件を両方とも満たしていて、築後10年を経た今も問題は生じていない。しかしながら屋根の東端に近いところに大きなカラマツの木の枝が張り出し、そこから樹液が飛んで屋根に付着しているが如き形跡が見られる。なんだか少しベタベタしたような状況だ。
カラマツという木は少しやっかいである。季節によってはその下にクルマを停めておくと、樹液が大量に落ちて来て、洗い落とすのに苦労する。また松のくせに落葉し、その細い葉は一旦落ちると積もったままになりやすく、腐食しにくい。とにかく葉っぱの形のまま長期間残留し粘るのである。そうしたカラマツの木の近くに傾斜の緩い、アスファルトシングルの屋根など作ると、屋根材の劣化は確実だ。
話は替わり、トイレ。幼少時から今までに私が移り住んだ家のトイレの中で、この山荘のトイレは最も大きい。間取りの都合でこうなった。トイレの便座に腰かけるとこのような状態だ。画像にわずかに見える私の足先よりも私の肩は40cmくらい後(画像では下)にあり、腕をどんなに延ばしても、そこから1m30cmほど先のトイレの扉にはまったく届かない。一旦便座に座ると、ドアノブを引っ張ることも瞬時に鍵をかけることも困難となる。鍵をかけずにトイレで用を足していて、うっかり別の人が扉を開けると、無様なことになるので要注意。
トイレの内装。天井はパイン材。幅30cmのダグラスファーの梁が見えて、ここでゆっくり用を足すのもなかなか良い。壁はペイントで塗ってあるだけのシンプルなものだ。
これはダイニングテーブル真上の照明。山小屋風のものをアメリカの通販カタログから選んだ。1998年のことで、まだそのテネシー州の照明器具会社はインターネットのサイトを持っておらず、カタログ冊子を見て、ファックスでの注文となった。山小屋風に見えるものを選んだつもりである。アルミ製だが、表面の加工は銅が錆びた感じを表現してある。当時特別に頼んで長い鎖をサービスしてもらった。先方も日本からの注文は初めてだとかで、喜んでコミュニケーションしてくれた。楽しい記憶である。
これが照明器具の笠の内側。150Wとあるのが逞しいでしょ?日本の照明だとあまりないワット数である。実はこの照明は本来は屋外用なのである。
これも本来は屋外用の照明で、同じ会社に注文したもの。恐ろしく安価な商品だったと記憶する。3000円くらいか。これは40Wである。洗面の鏡の上に取りつけられたものだ。
山荘の基礎工事に際して出土した巨石。端っこに写ったウチのクルマと比べれば、その大きさも実感出来る。寒冷地ゆえ凍結深度がかなりあるため、基礎工事の掘削作業は大変で、こうした巨岩がたくさん出た。今も敷地にはこうした岩が他にもいくつもころがっている。それもまた楽しい思い出だ。
山荘前の道路。隣接する別荘地であるアルピコ・グループの四季の森「こけもも平」の管理センターが道路際の雑草を刈ったところ。管理別荘地が楽なのはこうしたところだ。管理手数料をたくさん払っているとは言え、こうした手間をかけてもらえることは有難い。ゴミも落ちてないし、清潔そのもの。不自然で人工的に見えると言えば、それはそうかもしれない。
敷地に生えた若い苗。左がシラカバで、右がナラである。こうした苗がどんどん伸びて来る。自分の敷地では伸ばすものと伸ばさないものを選別せねばならない。放っておくと、いろいろなものがどんどん伸びる。伸びて困るものは適当なところで切らざるを得ない。
●屋根の角度はカネ勾配等かなり急なものにすると良い
●屋根材はカラー鉄板等、摩擦係数の低いものが良い
どちらかひとつ、あるいは両方を満たさない場合、その建物は築後10年ほどすると、屋根の補修が必要になることが多い。実際我が八ヶ岳中央高原三井の森の別荘地でも、それを管理する株式会社三井の森から盛んに「屋根の修繕を早目にしませんか?」という広告が送られて来る。それだけ、屋根が傷んでいる別荘が多いのである。
屋根の傾斜が緩いか、あるいはまたアスファルト・シングルのようなザラザラした素材を屋根に用いると、まず確実に屋根の上に落ち葉や塵が常に積もった状態になる。そこにはカビや苔が繁殖し、屋根が常に水分を吸収する形になる。やがては屋根材の腐食、そしてひどい場合は雨漏りも生じてしまう。
我が山荘の屋根は上記2つの条件を両方とも満たしていて、築後10年を経た今も問題は生じていない。しかしながら屋根の東端に近いところに大きなカラマツの木の枝が張り出し、そこから樹液が飛んで屋根に付着しているが如き形跡が見られる。なんだか少しベタベタしたような状況だ。
カラマツという木は少しやっかいである。季節によってはその下にクルマを停めておくと、樹液が大量に落ちて来て、洗い落とすのに苦労する。また松のくせに落葉し、その細い葉は一旦落ちると積もったままになりやすく、腐食しにくい。とにかく葉っぱの形のまま長期間残留し粘るのである。そうしたカラマツの木の近くに傾斜の緩い、アスファルトシングルの屋根など作ると、屋根材の劣化は確実だ。
話は替わり、トイレ。幼少時から今までに私が移り住んだ家のトイレの中で、この山荘のトイレは最も大きい。間取りの都合でこうなった。トイレの便座に腰かけるとこのような状態だ。画像にわずかに見える私の足先よりも私の肩は40cmくらい後(画像では下)にあり、腕をどんなに延ばしても、そこから1m30cmほど先のトイレの扉にはまったく届かない。一旦便座に座ると、ドアノブを引っ張ることも瞬時に鍵をかけることも困難となる。鍵をかけずにトイレで用を足していて、うっかり別の人が扉を開けると、無様なことになるので要注意。
トイレの内装。天井はパイン材。幅30cmのダグラスファーの梁が見えて、ここでゆっくり用を足すのもなかなか良い。壁はペイントで塗ってあるだけのシンプルなものだ。
これはダイニングテーブル真上の照明。山小屋風のものをアメリカの通販カタログから選んだ。1998年のことで、まだそのテネシー州の照明器具会社はインターネットのサイトを持っておらず、カタログ冊子を見て、ファックスでの注文となった。山小屋風に見えるものを選んだつもりである。アルミ製だが、表面の加工は銅が錆びた感じを表現してある。当時特別に頼んで長い鎖をサービスしてもらった。先方も日本からの注文は初めてだとかで、喜んでコミュニケーションしてくれた。楽しい記憶である。
これが照明器具の笠の内側。150Wとあるのが逞しいでしょ?日本の照明だとあまりないワット数である。実はこの照明は本来は屋外用なのである。
これも本来は屋外用の照明で、同じ会社に注文したもの。恐ろしく安価な商品だったと記憶する。3000円くらいか。これは40Wである。洗面の鏡の上に取りつけられたものだ。
山荘の基礎工事に際して出土した巨石。端っこに写ったウチのクルマと比べれば、その大きさも実感出来る。寒冷地ゆえ凍結深度がかなりあるため、基礎工事の掘削作業は大変で、こうした巨岩がたくさん出た。今も敷地にはこうした岩が他にもいくつもころがっている。それもまた楽しい思い出だ。
山荘前の道路。隣接する別荘地であるアルピコ・グループの四季の森「こけもも平」の管理センターが道路際の雑草を刈ったところ。管理別荘地が楽なのはこうしたところだ。管理手数料をたくさん払っているとは言え、こうした手間をかけてもらえることは有難い。ゴミも落ちてないし、清潔そのもの。不自然で人工的に見えると言えば、それはそうかもしれない。
敷地に生えた若い苗。左がシラカバで、右がナラである。こうした苗がどんどん伸びて来る。自分の敷地では伸ばすものと伸ばさないものを選別せねばならない。放っておくと、いろいろなものがどんどん伸びる。伸びて困るものは適当なところで切らざるを得ない。