資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

私の診断士ビジネス~5月月例会は兼業副業の法的留意点

2023年05月19日 | 診断士活動(研究会)

 5月の人財研の月例会は、坂本直紀会員の「副業・兼業の法的留意点と企業の動向」、オンラインだったが、見学を含めて19名の参加と、最近ではかなり多い参加となった。

 坂本先生は、社会保険労務士法人を経営して顧問企業もお持ちで、経験も長い。私も10年ほど前、執筆したときに、先生の事務所を訪問して取材したことを思い出す。

 発表は、副業・兼業とは何か、裁判例と就業規則、労働時間通算、その他の制度、副業・兼業の事例、最後は考察であった。調査によれば、副業・兼業を認めている企業は35%、禁止してるのは49%、と禁止している方が多い。そして、発表者の今後の考察では、二極化するんじゃないだろうか、という考察だった。

 そして、この業務に直接タッチしていない私が感じたのは、副業・兼業の労働時間通算は、複雑で大変。これ、ほんとにやるのかいなという感じ。確かに二社勤務してて、どっちが時間外を支払うのか、など考えると複雑になる。

 6月の月例会は、私の発表の番だ。着々準備中です。

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4月の診断士会、人財開発研究会

2023年04月22日 | 診断士活動(研究会)

 

 東京診断士会の「人財開発研究会」4月の月例会が開催された。2月から4月の3ケ月間かけて、出版物の著者によるオンラインの発表を行った。各回3名ずつで合計9名である。今回は6章女性活躍担当の湯山会員、7章シニア活用の今井会員、8章外国人労働者担当の小松会員の発表であった。

 正直、疲れた。書籍は、事前に読んでおいてもらってと言う前提のため、頭には入りやすかったと思うが、何せ1回に3名だ、だいぶ疲れた、発表者も受講者も、両方疲れたと思う。

 6章の女性活躍、女性が活躍できる快適な職場作りで、男性も活躍できる職場になる、昭和な管理職も、女性が入ることによって変化するなど、興味深い話が聴けた。

 7章のシニアの活用、シニア雇用における、企業側の言い分、労働者側の言い分双方が紹介され、またシニアの活用事例も含めてお話を聴けた。

 8章の外国人労働者の評価・育成。海外経験豊富な会員の発表であった。増える外国人について、重要な問題になりそうなテーマ、ジョブカード活用の提案があたが、現状のジョブカードが十分活用されていない現状をまでお話を聴けた。

 そして、先日行われたスプリングフォーラムの参加者から、5名の見学者が参加された。何名でも当研究会に入ってくれればと思う。

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私の中小企業診断士の活動~出版の打ち上げだ!

2023年03月27日 | 診断士活動(研究会)

 この夜は、昨年末に研究会の有志で出版した書籍「人財開発力を高める10の方法」の打ち上げだ。私にとって、出版は9冊目、共著は5冊目になる。

 場所は秋葉原UDXビルの、「ねむろ」という料理屋。料理屋なんて、ほんとに久しぶりだ。UDXビルにはお店が沢山。ねむろって、北海道か、昨夏、百名城のオンネモトチャシで訪問した街である。聴くだけで旨そうだな。

 打ち上げは、乾杯、私の挨拶、そしてサイン本作り、最後は記念写真だ。あんまり料理がおいしいのでメニューごとに一枚ずつ。まずは、海鮮と、わかめ。出汁が効いている、わかめが美味い。

 花咲ガニ、根室の花咲港だけに上がるカニ、花が咲いたようなので名がついたとか。旬は夏だが、まだ取ってある。以前食べたときより、格段に旨い。

 野菜に海鮮に、そばだ。あんまり美味いので、私は二人分頂く。

 北海道の定番、ホッケ。大きいな。

 さらに鹿肉のステーキ。まずまず、食べれる。

 締めは、山わさびのお茶づけ、山わさびって美味いね。

 そして、揃って、記念写真。A4サイズの紙に、何の記念かを書いておき、写真に一緒に入れる。これがないと、何の写真か、わからないからね。執筆者の皆さんにとっては、ちょっと大げさに言うと、一生の記念になる打ち上げでした。

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中小企業診断士の活動~2月の人材開発研究会

2023年02月22日 | 診断士活動(研究会)

 

 上記の書籍を共著で、昨年12月に出版した。今月から3か月間は、著者10名の発表会である。もちろんオンラインだ。2月は、著者3名の発表会。発表時間は一人40分と短いため、参加者は、事前に本書を読んでおいてもらうことにした。

 トップは齊藤会員の「組織の力学を生み出す」。従業員のエンゲージメントの国際比較では、日本が断トツ最下位、昔はこうじゃなかったんだが・・キーワードは、エンゲージメントの向上、心理的安全性、モザイク組織当たり。

 次は、土居会員の「組織マネジメントに活用できる管理者のための人事評価」。人事評価のテキストに使えるかのように、キチンと網羅されている。人事評価の「ジョハリの窓を大きく」、というのが私にとって目につく。

 最後は、山内会員の「中小企業における健康経営」。最近普及してきた健康経営。氏は独立後、健康経営を専門に選ばれたようだ。目についたのは、プレゼンティーズムとアブセンティーズム。会社を休む人より、不健康な状態で出社する方が、生産性は落ちるという調査結果があるそうだ。

 アッと言う間の2時間であった。翌月も翌々月も著者の発表会になります。

 

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私のビジネス~研究会で出版、28日発売

2022年12月30日 | 診断士活動(研究会)

 

 中小企業診断士の研究会(人財開発研究会)の有志10人で、執筆・出版をした。「人財開発力を高める10の方法」というタイトルだ。261頁、まずまずの分量だ。表紙はこの本を読んだ方が、ぱっと閃くということで、電球がデザインされている。この表紙も執筆者間で人気投票で決めた。

 この企画、2月頃、私が発案し、執筆者を募集、執筆分担、執筆作業、出版社の選定、書籍タイトル決め、表紙の選定、初校、二校を経て、12月に出版にこぎつけた。11か月間だから、出版としてはまあ、早い方かな。

 価格は、出版物を何冊か買い取ることになる。私は10冊買取り、運送費なども加わって一人3万円ちょっと。販売価格は1冊税込みで2,640円、アマゾンでは12月28日発売になってるが、もともと販売を主目的にしたものではない。診断士の営業活動で、名刺代わりにするものだ。

 このような出版は、法律で、国会図書館に収めることに決まっている。この作業は出版社が代行してくれるが、自分の書いたものが、国会図書館に収められる、これって記念になるよね。また、中には、地元の図書館に寄贈したりしている人もいる。

 私の10冊は、診断士協会や取材で使った方に寄贈したりで、もう残りは4冊。不足したらお願いした出版社で、著者割引(2割引き)で購入できる。

 私の出版は、数えて9冊目、改訂を入れると30冊近くになる。一番売れてるのはガス主任の問題集かな。最近は出版社さんから出版しないかとの申し込みもある。出版は費用対効果ではペイしないから、今回のように特別な場合だけお引き受けしている。さて、残りは打ち上げだ。

 

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診断士活動~共著の人財開発の書籍、カバーデザインができた

2022年11月18日 | 診断士活動(研究会)

 久しぶりに中小企業診断士の活動のことをアップする。診断士の活動で、人財開発研究会という研究会がある。私はその代表、もう5年以上にもなるかな。もちろんボランティア活動だ。

 通常はオンラインでの月例会がメインだが、今年は研究成果を共著で執筆・出版してみようということで、春から続けている。そしてようやく出版が近づいてきた。執筆内容は、診断士の有志が10名、いずれも人財開発研究会のメンバーだ。各々得意分野について一人25頁ほどを執筆し、私がまとめる。主な分野は下図の通り。

 そして、カバーデザインもできて来た。(まだゲラ段階)読者がこの執筆内容からヒントになることをパッとひらめく、ということで、電球がデザインされている。デザイナー、さずが。

 書籍名やカバーデザインなども、共著メンバーの投票で決めた。出版は12月末。年内にAmazonなどでも販売が開始される。メインの目的は、診断士のマーケティングの営業ツール、名刺代わりだ。従って、まあ、あんまり数は、売れるとも思っていない。

 執筆者の中では、初めて書籍する方も多い。共著は書籍化の入門編だ。このあと、コンテンツをたっぷり準備して、単著に進むといい。私は? ううん、10冊目くらいかな。これも人生の活動の記念になるね。

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東京都診断士会、オータムフォーラムに参加

2022年10月17日 | 診断士活動(研究会)

 土曜日は東京都診断士会のオータムフォーラム、このイベント、平たく言うと、新入会員(新しく中小企業診断士になった方)の歓迎イベントである。私は、もちろん、ボランティア参加だ。

 場所は、浅草、都立産業貿易センター台東館、浅草の街は賑わってる、外国人もかなりいるようだ。スカイツリーもそば。

 私は、イベントのうち、研究会の勧誘活動に参加する。時間はナント、17時から18時まで。こんな時間に果たして新入会員は来るのか、と思いながらの参加だ。会場はブース間の間隔があり、コロナ対策に配慮しているのがわかる。コロナ前のイベントでは、人がごった返して、たいへんなエネルギーを感じたものだが、今日はそんな感じはない。

 私の研究会、人財開発研究会もブースを用意してもらった。説明員は私を含めて二人。そして案の定、来客は少ない。

 会場は、終始、新入会員より、説明員の方が多い状態だった。でも数名の方から名刺を頂き、研究会の見学を依頼する。研究会、今はオンライン開催だから、参加も容易なはず。

 1時間の説明を終えて、外に出ると、もう暗い。二天門がライトアップされている。恒例のイベントが一つ終わった。

 

 

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人財開発研究会5月月例会は、ココロマネジメント研修

2022年05月18日 | 診断士活動(研究会)

 月曜日は、人財開発研究会の5月月例会。この月は、ゲスト講師で、企業経営カウンセラーでココロマネジメント(株)の岩出優氏。氏とは同じ診断士で一緒に執筆をしたのかきっかけだ。氏の得意分野は、心理学。中小企業診断士にしては珍しい分野が専門、ココロのマネジメントを中心に研修を行っている方だ。(下記は岩出氏との共著)

 今から2千年前の古代ギリシアの哲学者アリストテレスによれば、人を動かすには3要素が必要という。ロゴス(論理)、パトス(感情)、エトス(信頼)だ。2千年しても、人間のこころの仕組みは変わらない。

 この日の研修は、組織風土作りのなかから、「承認欲求」。それに信頼関係の構築から、「世代別の違いと共通点」を深堀りした。テーマの解説、自己診断、グループ討議を何度も行い、研修を進めていく。私も現役時代の頃を思い出して、上司と部下の世代ギャップ、上司の承認・ほめること、などを思い出した。

 さて、現在研究会は、会場集合形式とzoom形式を併用しているが、zoom参加者が圧倒的になっている。会員皆、zoomの便利さを知ってしまって、集合形式にはもう戻れないようだ。そこで、懇親会などを除き、次回からはzoom中心に変えていこうと提案、承認された。新型コロナをきっかけに、zoomの便利さを知ってしまった研究会でした。

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月例会は、改正育児・介護休業法と休暇の促進

2022年04月23日 | 診断士活動(研究会)

 月曜日は、4月の人材開発研究会。小伝馬町の会場とzoomの併用開催。リアルでの開催は、なんと24か月ぶり。見学の方も3名も見えて盛り上がる。プレゼンは、診断士で社労士の坂本直紀先生。講演や出版で大忙しの方だ。

 テーマは、改正育児・介護休業法と男性の休暇取得促進。難しいテーマだ。男性社員の8割が育休を希望しているが、その取得率は12%、相当乖離がある。代替要員が確保できない、取得する意識がない、職場がそのような雰囲気ではないなど、ハードルは高い。

 育休制度は、この4月から取得しやすい雇用環境の整備など、段階的に改正されていく。だんだん複雑になっていくようだ。

 また、育休取得のために、経営層や管理職向けに実施するポイントや、同僚の立場での実施ポイント、取得のメリットが話された。育休取得によって、職場の理解が深まり、企業イメージが向上、離職率が低下するなどが大きいと思う。最後に中小企業の取得促進例が話された。

 さすが、坂本先生、難しいテーマを要領よく説明してくれた。なかなか内容の濃い月例会でした。

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3月の人財研のテーマは、アンコンシャス・バイアス

2022年03月24日 | 診断士活動(研究会)

 2022年3月の人財研のテーマは、無意識の思い込み~アンコンシャス・バイアス であった。発表は幹事のY先生。一昨年定年し、プロ診断士になっている方だ。今回が最後のZOOMになるかもしれない。

 発表は、①無意識の思い込みに気づく、②無意識の思い込みとは何か、③さらにその対処方法について、お話しされた。連合が行ったアンコンシャス・バイアスの調査は、回答数が多く、関心の高さが伺える。

 アンコンシャスとは、無意識のこと。バイアスとは偏ったモノの見方、認知のゆがみのこと。偏見とはちょっと違う。アンコンシャス・バイアスの例としては、ステレオタイプや、ハロー効果、正常性バイアスなどが知られている。

 正常性バイアスは、最近よく聞く。周りの変化や危機的状況が迫っていても、私は大丈夫と、自分の都合のいいように思ってしまうこと。地震や台風でも、自分は大丈夫と、根拠のない自信を持つことだ。

 無意識の思い込みの事例や、発表者の経験に基づく事例等も交えてお話しされ、充実した時間であった。

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2月の人財研は「すぐに役立つコーチングスキル」

2022年02月23日 | 診断士活動(研究会)

 2月の人財研のテーマは、「すぐに使えるコーチングスキル」。高橋会員の発表であった。主な内容は、タイプ分け、話を聞くスキル、アクノレッジメント、アサーティブ。中小企業診断士の発表は、理論だけではなく、実践、それもすぐに使えるものが重要だ。その点で「すぐに使える」「スキル」はいいテーマだ。

 タイプ分けにかなりの時間を割いていただいた。アクノレッジメントとは、「承認」だ。そしてアサーティブは「さわやかな自己主張」。

 私も実はコーチングの資格を持ってる。またサラリーマン時代には3つの会社のコーチングを学んだことがある。タイプ分けと聞いて、ははん、コーチエイだと理解する。新しい気づきは、コーチングは、管理者-部下の関係で言うと、どちらかというと、管理者のためのスキルなんだが、発表を聴くと、部下も十分使えるものと、気がつく。

 この日は見学者が2名。活発な議論があり、雰囲気もいい。そして、4月の研究会更新に当たって、会則の改正も話し合う。来月は、アンコンシャス・バイアスの話。最近聞くようになったワードだ。愉しみ。

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1月の人財研は、組織の力学を科学する

2022年01月20日 | 診断士活動(研究会)

 月曜日は、人材開発研究会の1月月例会だ。S会員の「組織の力学を科学する」がテーマだ。S会員は技術系だけあって、量子力学や遺伝子のことを混ぜながら、日本の組織の力学についてお話を頂いた。

 人材の状況(写真)やエンゲージメント(相互理解・相思相愛)、EUの人的資本のISO30414の話、心理的安全性などをお話しいただいた。エンタグルメント(量子のもつれ)など、初めて聞く単語だ。

 最後は、個人と組織の類似性と相補性が最適されたときに組織の力学は最大化する。エンゲージメントとエンタグルメントな組織がよい、そうだ。一度聞いただけではよくわからないね。

 量子力学では、テレポーテーションが可能なんだそうだ。量子力学とは不思議な世界だ。これを使って量子コンピュータを作る研究が盛んだ。今度受験するFX検定でも登場する。とにかく、この研究会でなければ聴けない話であった。

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人財開発研究会11月例会は、人材育成コンサルティング

2021年11月19日 | 診断士活動(研究会)

 人財開発研究会11月例会は、外部講師の入江様の「人材育成コンサルティング~人と組織が輝く3steps」であった。入江様は、入江感動経営研究所の代表、中小企業診断士で、企業研修を専門にしている方だ。

 内容は、多岐にわたったが、人と企業が輝く3steps、①現状分析・言語化、②理想の会社の設計図を描く、③PDCAを回すフォーマット、そしていくつかの事例の紹介だ。さすがに研修を専門にしている方だけあって、受講していて研修に引き込まれていく、プロ中のプロだ。

 研修効果の測定、研修の成果は見えにくい、多くの企業さんはそう感じているのではないだろうか。私も診断士になりたての頃、企業研修を盛んにやっていたが、その成果がよく見えない。今回の講演では、カークパトリックンレベル4という、産能大でのテキストにも出てきたものが紹介された。

 また人材育成には、OFF-JT、OJT、自己啓発があることは、私もよく知ってる。今回の講演では、OFF-JTには、集合研修、オンライン研修、Eラーニングがあり、その特性が紹介された。

 受講者は、この辺は、言われるとまあ、その通りだとサラリと受け流す部分だが、実は私は反応した。次の私の研修「ガス主任プレミアム塾」では、これで行こう、つまり、「Eラーニング+オンライン+集合研修」を全部取り入れた形式にしようというアイディアが浮かんだ。この線で来月から準備しようと。この日の講演は私に取って、気づきのある講演であった。

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人財研は、離職リスク低減のためのテキストマイニング

2021年10月19日 | 診断士活動(研究会)

 

 10月の人財研は、ちょっと変わったテーマ、「離職リスク低減のためのテキストマイニング」。新入会員のK会員の発表だ。

 新入社員や外国人は離職リスクが高い。その兆候をつかむ方法として、テキストマイニングを使おうという。発表に際していろいろな分析をしているが、一番特徴的なのは、ある企業さんの採用試験の課題作文のマイニングだ。

 作文の使用語をマイニングして、退職者・在職者に分けると、内向きと外向きの使用語にはっきりとした傾向が出てきたそうだ。つまり、離職リスクの高い人をあらかじめ推定できる可能性があるというものだ。なかなか面白い研究であった。

 頻出語の「共起ネットワーク」図を初めて見たが、これはテキストデータから比較的簡単にネットワークが書けるそうだ。今回は、ややレベルの高い内容だったかな。

 

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6月人財研月例会は戦略人事

2021年06月23日 | 診断士活動(研究会)

 6月21日の診断士会人財研の月例会は、齊藤会員の「戦略人事を考える」でした。齊藤氏は、エンジニア出身だが、現在は組織開発を専門とした仕事を行っており、その中から「エンゲージメント」と「HRテクノロジー」の発表を頂いた。

 エンゲージメント、従業員の企業に対する信頼の度合いだ。そして、最も大切なのは、心理的安全性。エンゲージメントと業績の相関や企業の実例の紹介があった。

 HRテクノロジー、AIを人事に使う、例えば採用でエントリーシートをAIで判断する。また組織ネットワーク分析、退職する人は、近くになるとコミュニケーションが少なくなるそうで、これを抽出する。

 なかなか面白い発表であった。面白ついでにもう一つ。組織の力学は、F=G・Mm/r2乗、これ、Gは定数、Mは上司、mは部下、r2乗は両者の距離 そう、ニュートンの万有引力の式だ。発表者のオリジナルだそうだが、そうか、人間関係を表すのにぴったりの公式だ。組織を専門にする方ならではの気づき、素晴らしい。

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