資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ほっこり百名湯めぐり17〜かしらわの湯&早朝の橿原神宮

2023年12月03日 | 温泉&健康資格とその活用

 飛鳥紀行の初日、宿はTHE・KASHIHARA。夕食はまあまあ、地下には温泉があるそうで、いそいそと地下の「かしはらの湯」へ。

 泉質は、ナトリム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・低温泉)となっている。ぺーハー8.5、25.5℃。そして温泉成分は1.296g/klと、療養泉の基準をクリアしている。おお、療養泉か。

 奈良飛鳥で療養泉に入れるとは思ってなかった。そう言えば皇室の方もこのホテルに泊まったそうだから、この温泉に入ったんだろうね。

 翌朝は、早起きして橿原神宮へ。何とか畝傍山に登れないか、ルートを考えたが、まだ真っ暗、1時間程度では無理、ということで橿原神宮にした。薄暗い中、ホテルから歩いて10分ほどで大鳥居へ。広い広い境内だ。やっと明るくなってきた。

 手水舎もすごい、立派だ。

 本殿へ。

 本殿でお参り。奥には畝傍山、登りたかったなあ・・

 玉砂利はきれいに掃除されている。ここ、踏むのはちょっと・・

 紅葉も・・

 そして池も

 最後にもう一度、一礼、ここは神武天皇が祭神だ。

 宿に戻って、朝食。これがまた、素晴らしい。バイキングだが、種類が豊富。また泊まりたいな。さあ、今日は古墳巡りですよ、

 

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ほっこり百名湯めぐり16~枕草子の日本三名泉、七栗の湯、榊原温泉

2023年11月23日 | 温泉&健康資格とその活用

 さて、御在所岳を後に、近鉄で榊原温泉口駅へ。着いたが、バスやタクシーがいない、どうしたもんか、宿に連絡すると、迎えに来るという。タクシーの運転者が不足しているそうだが、ほんとだねえ。

 着いた宿が、「清少納言」。枕草子の作者が宿名になってる。清少納言の枕草子では、117段で、ゆはななくりのゆ、ありまのゆ、たまつくりのゆ、と当時の日本の三大温泉が書かれている。その温泉だ。

 現在の名は、榊原温泉。宿は3軒。ポスターに、日本三名泉、恋の湯治場と いうから、心の病を治す温泉か。

 さっそく入浴だ。入口ののれんはそれらしい。

 源泉は二つあり、泉質は、どっちもアルカリ性単純泉(低張性アルカリ性低温泉)で、泉温は、31.1℃(もう一方は25.0℃)、ペーハーはどっちも9.5とアルカリ性だが、溶存ガス成分は0.31、0.41g/kl と薄い。

 アルカリ性だけあって、肌はツルツルになる。湧出量は100ℓ/分と200ℓ/分と、こちらはまずまずだ。露天はなく、内風呂のみ。

 まあ、平凡な温泉だが、あの清少納言の書いた枕草子に乗っている温泉だ。ありがたや,ありがたや・・ 夕食の器が変わってる。

 翌朝、もういちど枕草子を味わって、入浴。正直、関東からは遠く、不便で、他に観光地などもなく、たぶん、もう来ることはないような温泉でした。

 

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ほっこり百名湯めぐり15~これは珍しい、放射能泉の湯の山温泉

2023年11月21日 | 温泉&健康資格とその活用

 鈴鹿山脈の御在所岳に登る。前日は麓の湯の山温泉に前泊する。新幹線で名古屋へ、近鉄で四日市から、湯の山温泉へ。ここで「ホテル湯の本」の迎えの車をお願いしておいた。

 宿のフロントには、御在所岳の模型がある。これはわかりやすい。明日は、裏道から登る。中道が一番人気のようだが、初回で不案内、ガイドもいないし、ということで、一番危険の少ない裏道コースを選んだ。(模型の一番右側の谷を登るコース)

 宿からは濃尾平野が見える。名古屋駅前のビル群も。

 さて、温泉。泉質は、単純弱放射能温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)となっている。ペーハー8.2と肌がツルツルとなる温泉だ。温泉成分は0.17g/kl、自宅の風呂に入浴剤を入れた程度の成分。そして泉温は、25.0℃、と温泉法の定義のギリギリだ。

 しかし何といっても、ラドンだ、11.8マッヘとなってる。温泉法では5.5マッヘ以上、鉱泉分析法指針では8.25マッヘ以上が規定値、見事これをクリアしている。マッヘってよくわからない単位だが、とにかくクリアしている。

 さて、放射能泉って、ほとんど記憶がない。入ったことのあるのは、三朝温泉に増冨温泉くらいかな。どんな効果があるか、温泉ソムリエテキストで調べる。

 放射能泉の泉質別適応症は、痛風、動脈硬化、高血圧、慢性胆のう炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病と、かなり広い。一度入ったくらいじゃだめそうだけどね。

 この湯の山、戦国時代は、山岳信仰で、ここに僧兵がいたそうだ。僧兵、あの比叡山のやつだ。ところが織田信長に滅ぼされてしまった。今は、僧兵鍋や僧兵餅など、一種のブランドになっている。

 この放射能、御在所岳の花崗岩に含まれているらしい。さて、放射能泉で疲れを落とした後は、ゆっくり寝て、明日の登山に備える。明日の天気は午前が曇り、午後から晴れだ。

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ほっこり百名湯めぐり14~塔ノ沢温泉へ、けど・・

2023年11月15日 | 温泉&健康資格とその活用

 箱根合宿の翌朝は、塔ノ沢温泉へ。箱根には日本百名湯が3つもある。箱根湯本に、芦の湯、そして塔ノ沢だ。塔ノ沢だけは、一度も入ったことがない。仙石から湯本へのバスで通過したり、箱根駅伝でも通る温泉だ。今日は箱根登山鉄道で、湯本から一駅。

 この温泉は10軒ほども旅館がある。温泉街は下に下る。

 そして、お目当ての一の湯へ。文化財の旅館だ。

 一の湯の玄関に入り、入浴できるか確かめる。

 ダメだ。日帰りは午後から。近所にも朝からの温泉はないという。しょうがない、今日は諦めだ。

 再び、山を登って、塔ノ沢駅へ。

 この塔ノ沢駅から、ハイキング道があって、3時間で明星ヶ岳だって、3時間はちょっときついねえ。

 この塔ノ沢の湯、ネットで調べると、箱根湯本温泉とほぼ同じ泉質。これで諦めもつくか。また今度。

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目指せ!五百資格~自分でもわからなくなってる、温泉ナントカ士

2023年11月02日 | 温泉&健康資格とその活用

 12月に有馬温泉で、温泉の新しい資格を取得する。ビューティ&ダイエットマスター認定セミナーという。半日講義を聴けば取得できるそうだ。詳細はこちら→ https://www.onsenhyakkaten.com/sommelier/arima

 ところで、温泉の資格、自分でも何の資格を持ってるか、わからなくなっている。この講座と同じ、講座を聴くだけで取得できるものが多いせいだ。以前から、過去に取得したものを整理しようと思っていたが、ようやくその気になって、ブログに書き込む。

 温泉系の資格は全部で17個。取得した順に、①温泉旅行地理検定B級(今はもうない資格)、②温泉ソムリエ(温泉好きになったきっかけの資格)、③温泉分析書マスター(これが一番役に立ってる)、④温泉検定3級、⑤温泉ソムリエ検定、⑥温泉検定2級、⑦銭湯検定4級、⑧入浴検定、⑨温泉健康指導士、⑩温泉ソムリエマスター

 ⑪草津湯もみ免許皆伝(草津温泉に5回通って取った)、⑫温泉地域活性化マスター(温泉街の活性化の講義を受けて取得)、⑬温泉観光実践士(オンラインで講座を聴くだけで取れた、確か視聴回数によってレベルがあった)、⑭温泉観光士(2日間、大学の先生方の講義を受けた)、⑮e-温泉マイスター(別府温泉の資格、オンラインだった)、⑯別府八湯温泉道初級、⑰同初段(別府温泉に二泊三日、8湯に入り取得、人生初めて湯あたりした)

 現在、百名湯の入浴は50湯ほど。名湯百選では40ほど。にっぽんの温泉100選(2022年版)ではこれが一番多く55湯。

 温泉は、本格的にやってるわけではない、登山のついでとか、お城巡りのついでとか、鉄印帳のついでとかだから、なかなか増えない。それに何といってもお金がかかる。交通の便のせいか、同じ温泉に何度も入ることも多い。まあ、こっちはトシ取ってもできる資格だから、ゆっくりね。

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ほっこり百名湯巡り13~間欠泉見損なった名湯、鳴子温泉

2023年10月25日 | 温泉&健康資格とその活用

 さて、前夜は一関駅前のビジホに泊り、せっかっくだからと東北を楽しむ。宮城の鳴子温泉に寄る。この駅の前後の駅も温泉、温泉いっぱいあるなあ。

 鳴子と言えば、こけしだ。

 この温泉街はあまり大きくはない。

 足湯はもう珍しくもないね。

 駅前の歩道の柵も郵便局のポストもこけしだ。

 そして温泉へ。駅の近くに、早稲田桟敷湯という温泉があった。なんでも早稲田大学が発見した温泉だそうだ。泉質は、含硫黄ー塩化物・硫酸塩泉。こちらも遊離硫化水素が3.1mg/kl,そして、溶存物質総量は1.3g/klだ。入ってみたが、昨日のように硫黄臭いはない。普通のお湯だ。

 鳴子温泉は、百名湯、名湯百選、日本の温泉100、いずれも入ってるが、あんまり特徴のないお湯だね。

 さて、時間があるため、まだ見たことのない鬼首(おにこうべ)にある間欠泉に行ってみようと、タクシーを捕まえた。出発してすぐ無線が入り、今日は間欠泉、休みだって。しようがないな。駅に戻り、仙台へ。

 この間欠泉は、10分おきに15mほども噴出するそうだ。間欠泉では以前見たことのある間欠泉を2枚載せてておきます。一枚はアイスランド、もう一枚はアメリカイエローストーンです。

 アイスランドのは、2,3分おきにドーンと一発だけ、水蒸気を上げる

 イエローストーンには、沢山の間欠泉があるが、オールドフェイスフルと名がついた間欠泉は、何十分かおきに規則的に上げる。このため、オールドフェイスフル(古く、忠実な)という名がついていた。

 

 

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ほっこり百名湯巡り12~ペーハー2.2の須川高原温泉

2023年10月24日 | 温泉&健康資格とその活用

 栗駒山の帰路に須川高原温泉に寄る。温泉近くの登山道ではあちこちで水蒸気が上がっている。有毒ガス? 大丈夫かいなと思いながら、おそるおそる通過する。

 そして、温泉の建屋らしきものが、蒸し風呂だって。

 源泉に到着、湯けむりを上げてる源泉だ。この雰囲気、いいねえ。ちなみに、この温泉も百名湯の一つだ。

 源泉から、お湯の川が流れ出している。源泉には神社がある。昔の人が源泉に感謝する気持ち、わかるねえ。

 この大きな岩が、この温泉のシンボルだ。岩の下には大きな露天風呂がある。

 そして入浴。

 この温泉の特徴は、遊離硫化水素(気体の硫化水素)がなんと、9.4mg/klも入ってることだ。従って温泉は、腐った卵の匂いが凄い。この匂い、私は大好きだ。

 遊離硫化水素は、空中に出ると酸素と反応して、コロイドになる。つまり粒が大きくなる。そのため、お湯が白く濁る。腐った卵と、白濁したお湯、確かに、日本百名泉だねえ。

 温泉には、グレートトラバースのリョーキさんのサインも飾ってあった。東北の山に多いようだが。どうだろうか。

 紅葉の栗駒山、そして白濁した温泉、満足の山旅でした。この山は日本二百名山、私の百名山に入れるかな。すると、これで私の百名山は90座だ。

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ほっこり百名湯巡り11~竜馬の新婚旅行先、塩浸(しおひたし)温泉

2023年10月18日 | 温泉&健康資格とその活用

 霧島の山旅の追加、山旅を終えての帰り、予定より一本早いバスに乗って、途中下車する。坂本龍馬が新婚旅行で寄った塩浸温泉(しおひたしおんせん)に寄ってみた。

 入口には大きな看板だ。ここは塩浸温泉竜馬公園として整備されている。もちろん日帰り温泉もある。

 竜馬のハネムーンロードの説明。幕末、竜馬は西洋では新婚旅行というものをすると聞いて、我々もやってみようとなった。時は、薩摩と長州の同盟の密約がなった直後、伏見寺田屋で受けた傷を治しに、西郷から教えられて、傷によく効くこの霧島の温泉に来たものだ。竜馬の人生で最高の時だったようだ。

 竜馬夫妻の銅像へ。等身大だそうだ。

 この世の外という竜馬の資料館へ。この「この世の外」とは、竜馬の乙女姉さんに当てた手紙に、この地はこの世の外と絶賛していることから、だ。中には、竜馬の衣装があって、撮影は誰でもどうぞとなっている。そこで霧島をバックに一枚。トシ取った竜馬、どうでしょうか。

 外には、足湯がある。ちょっとぬるい。

 温いため、ほんものの温泉へ入る。

 泉質は、マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉(低調性中性高温泉)だ。温泉成分が1.82g/kl入っている。まずまずだ。そしてペーハーは6.6、泉温は45.9℃。泉質別の適応症には、切り傷が入ってる。時代は竜馬のちょっと後、西南戦争で兵士が負った傷もここで療養したそうだ。

 川の向こうから一枚。

 竜馬ファンの私にとっては、名湯に入る温泉でした。鹿児島空港と霧島温泉の往復途中で寄れる温泉です。お勧め!

 

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ほっこり百名湯巡り10~名湯の硫黄泉、霧島温泉郷

2023年10月17日 | 温泉&健康資格とその活用

 霧島連山の登山で泊った宿は、もちろん霧島温泉郷、温泉郷というだけあって、幾つもの温泉の集合体だ。私が泊った宿は、丸尾温泉、霧島の中心地のようだ。

 私の部屋の七階からは、煙を吐いてる桜島と錦江湾が見渡せる。

 そして、窓の下には、常に源泉の湯けむりが上がっている。

 夕方、源泉に行ってみた。ゴーゴーと凄い音がしている。

 この宿(霧島国際ホテル)の源泉は2か所あるそうだ。一つはやや透明感のあるお湯、もう一つは真っ白なお湯だ。写真を撮れないのが残念だが、一つの源泉は、風呂のそばで、湯けむりを上げてる場所のようだ。源泉は、すごそこ、だ。

 源泉の泉質は、それほど濃くもない。ただし、硫黄が規定値以上入っている。これが硫黄泉となる。ほかの泉質と違って、硫黄泉は、独特のに匂いがする。ああ、温泉に入ってる!と感じる温泉だ。

 ちなみに霧島温泉郷は、日本百名湯にも、名湯百選にも、日本の温泉100(2022年度版)にも選ばれている。正真正銘の名湯だ。久しぶりにホンモノの温泉に入ったね。霧島連山の山旅シリーズ、おしまい。

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ほっこり百名湯巡り8~台風の中、筑波山温泉へ

2023年09月17日 | 温泉&健康資格とその活用

 (本日は溜まっている記事2本をアップします)

 筑波山にゆっくり百名山で登り、温泉でほっこりという計画を立てた。宿も予約した。しかし、台風が近づいてきた。どうしようか迷っていたら、キャンセル料がかかる時期にさしかかった。しようがない、温泉に泊まり、翌日登山をしようと、筑波山へ。つくば駅前はかなりの雨。

 筑波山行きのバスは動いている。筑波山神社前で降りて、近くの宿へ。鳥居のあたりもかなりの雨だ。そして宿に入ったが、ロビーの窓は真っ白。部屋に入っても窓の外は真っ白。

 肝心の風呂に入る。ローマ風呂と露天風呂だ。撮影はできないため、入口だけ。泉質の方は、「アルカリ性単純温泉(低張性ーアルカリ性ー低温泉)」。泉温が27℃と、温泉法の25℃をちょっと上回る程度。総成分は0.16g/ℓで、療養泉の1gにはだいぶ少ない。例えて言うと、家庭用の風呂に入浴剤を入れたくらいの濃度、ペーハーは10だから、こちらはアルカリ性で、肌がツルツルだ。

 まあ、これだけだから、百名湯とは言えないね。筑波山のお湯は大体こんなもんだ。夕食は結構、美味しい。この日はグループが3組、それに団体が入っていた。この台風の中、よく来るよね。(我々もそうだが)

 翌朝は、曇りだが、なんと窓の下には、雲海が・・ 標高は3百mもないんだが、地形の関係だろうか。さて、登山に関係ない荷物は預けて(森林インストラクターのテキストも)、出発!! 続きます。

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ほっこり百名湯巡り7~いろんな成分が入ってる、平湯温泉

2023年09月03日 | 温泉&健康資格とその活用

 双六岳の山旅は、平湯温泉で疲れを癒す。宿泊は平湯バスターミナルそばの安房館、昨年、笠ヶ岳に登ったときに泊った宿だ。今回はじゃらんのポイント込みで、一泊朝食付きで5千円ほど。

 まず温泉。この宿の玄関前より湧出してる。すげえな。

 ナトリウム・カルシムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)だ。源泉75.2℃のかけ流し、380リットル/分とたっぷりだ。一人で入るのはもったいないね。

 旧泉質で言うと、塩化物泉に重曹泉、それに少ないが硫酸塩が入ってるからこれも入れると、石膏泉、芒硝泉まで広がる。何でもありの温泉、名湯だね。

 翌日のバスターミナルにある足湯の分析表では、カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉 となっていた。やっぱりね。

 さてその浴槽。露天は暑いのでやめ、内湯に入る。ヒノキの風呂だ。森林インストラクターの学習で出てきたが、法隆寺の木造は、ヒノキ。ヒノキでないと1千年も、もたないそうだ。

 気持ちいいなああ~。

 ついでにバスターミナルの足湯、ちょっとぬるかった。

 周辺を紹介しておく。まず、コインランドリー。宿のすぐそば、ここは大型洗濯機&乾燥機が3台もある。私は、浴衣に着替えて、汗くさい一切の衣服とザックを洗いに出す。そして一旦宿に帰って入浴して、終わった頃、乾燥したふかふかの洗濯物を取りに行く。

 そして夕食、バスターミナルのそば、飲み屋じゃないそうで、つまみ類などは置いてない。食事の店だ。ここで思い切って飛騨牛を食する。

 バスターミナルのお土産。白猿さるぼぼ。戦国時代に、武田氏が飛騨に攻めて来た。ところが硫黄の毒霧にやられてしまった。そのとき白猿が温泉に入ってるのを見て、武田氏も入り、元気になったと言う。平湯温泉の白猿伝説だ。

 今回の旅、合計四泊で標高差17百m。天候は最終日に恵まれて、天空の路を歩いたゆったり登山の旅でした。終わり

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ほっこり百名湯めぐり6~転地効果の奥武蔵国民休暇村

2023年08月25日 | 温泉&健康資格とその活用

 奥武蔵縦走は、獲得標高が2千mを超えた。今日は奥武蔵国民休暇村でゆっくり。休暇村の庭から、鉄塔が顔を出してる。この鉄塔、正丸駅~西吾野駅までの縦走コースのちょうど真ん中に当たる。

 休暇村には洗濯機と乾燥機があり、ここでさっき使った汗くさいものはきれいにする。ただし、今日はお盆で混んでる。なかなか乾燥機が空かない。夜になってやっと終了。

 風呂に入る。内湯と外湯がある。奥武蔵の休暇村は温泉ではない。でもいつも気持ちがいい。これ温泉ソムリエテキストで調べて見ると、温泉の効果には物理熱効果と転地効果がある。転地効果とは、環境に恵まれた温泉地に行くと、五感が刺激を受け、生命維持活動をつかさどる自律神経のスイッチが入る。そこで、ストレスを解消し、精神疲労や体調不良に効果が発揮されるそうだ。

 特に山は、標高300~800mの森林の多いところで癒し効果が大きい。森林浴をすればフィトンチッド効果も加わる。転地効果は5~6日で活発になり、1箇月を過ぎると薄れる。1泊2日でも転地効果は得られる、そうだ。ううん、いつも気持ちいいのは、これか。朝風呂は、まだ誰も入っていない時を狙って、一枚。

 開放感あふれる露天風呂。

 最後に食事。ここはコロナの盛りの時は別にして、普通はバイキングだ。ほとんど小分けにして出す。私はこれが美味しくて、美味しくて、つい食べ過ぎてしまう。この日はローストビーフと沖縄特集で、ソーキ蕎麦をいただく。ソフトドリンクは無料だ。

 休暇村、今度は、秋に来よう。

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ゆっくり百名山~帰る朝、やっと晴れた北海道

2023年08月18日 | 温泉&健康資格とその活用

 北海道のワーケーション、4泊5日の予定だったが、最終日5日目の朝にして、やっと晴れた。それまで北海道には低気圧の雲がずっとかかっていて、全部曇りに、霧か雨だった。おかげで、登山もガスガスの中だった。

 朝起きると、陽射しがある。湿っぽくない、乾燥した朝だ。宿の周りを散歩してみた。ニセコアンヌプリが顔を出してる。熱気球が上がってる。というかちょっと離陸している。これが北海道だな。

 朝食のバイキングも、陽射しがあると、美味しいね。

 さて、晴れた朝だが、帰る日だ。倶知安までタクシーで、タクシーが少ないので前日予約しておいた。倶知安の駅に降りると、羊蹄山が、こんなすぐそばだったかな。

 倶知安の駅前には、北海道新幹線の看板が、7年後にここにも新幹線が来る。

 駅のそばはクレーンが幾つも、新幹線の工事だね。

 羊蹄山を模した噴水、日本一の水だって。

 駅前の広場に石川啄木の歌碑がある。明治時代、啄木も倶知安に来たそうだ。一握の砂にも載ってる。今度読んでみるかな。

 倶知安から小樽へ、この普通列車も、欧米人や地元の人で混んでる。そして千歳空港行きの快速もいっぱい。指定席にしてよかった。

 最後の新千歳空港。お昼だったせいか、レストランはどの店も、もの凄い行列。カステラと牛乳の店しか入れなかった。早めに保安検査を終えて、中に入ると、ここのお店は混んでない。名物のバターラーメンを頂き、今回の旅も終了。

 今回は、珍しくガスガスの旅でした。帰ったら暑そう。

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ほっこり私の百名湯巡り5~ランキングには必ず入る、ニセコ温泉郷

2023年08月17日 | 温泉&健康資格とその活用

 今日も北海道から、ニセコ温泉郷。ここはニセコ周辺の温泉をまとめた名称になってる。昨日行きそびれた五色温泉もその一部だ。場所が広いから、温泉によって泉質が少し違ってくるそうだ。そして、百名泉にも、名湯百泉にも、日本の温泉100にも登場する、日本のメジャーな温泉の一つだ。

 今回の宿は、ニセコノーザンリゾート、アンヌプリそばのスキー場のある場所だ。温泉名は、ニセコ温泉、源泉はモンパルとなっている。

 泉温は52.1℃の高温泉、ペーハーは7.2の中性。総成分は、2.879g/klとまずまず。泉質は、ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉。まあ療養泉とそしては普通かな。リンス・イン・シャンプーの温泉だ。

(部屋からの景色、二日間ともガスってた)

(部屋のすぐそばが温泉だ)

 温泉の写真は、カメラ持ち込み禁止のため撮れないが、内湯と外湯。ニセコアンヌプリに面している、きれいな温泉だ。(滞在中は、ガスのため、アンヌプリは顔を見せなかった)滞在中は、合計5回も入浴した。

 昨日、JRニセコ駅に降りたとき、3年前と違った雰囲気。まずタクシーが来ない、何社電話しても30分以上待つ。どうやら、コロナで、タクシー会社などが廃業して、従業員が戻っていないそうだ。

 今年は、お客さんは多いが、従業員が足りない、需給バランスで言うと、インフレ状態。一度いなくなった従業員は、なかなか戻ってこない。外国人もそれほど見ないな。まだ、完全にコロナ以前には戻ってないということか。

(ニセコ駅前、ガランとしてる、廃業したタクシー会社が)

 

 

 

 

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ほっこり私の百名湯巡り4~樽前山のそば、百名泉の支笏湖温泉

2023年08月13日 | 温泉&健康資格とその活用

 北海道に来ている。登山(樽前山とアンヌプリ)、温泉にワ-ケーションが目的だ。二日目に、樽前山に登ろうと思ったが、あいにくの雨、翌日に回すことにして、この日は温泉。ニッポンの温泉100に選ばれている、支笏湖温泉に行くことにする。宿の千歳のビジホからバス。まずは、支笏湖畔へ。

 湖は、ガスッている。樽前山は、プリンの形なんだが、今日は靄って(もやって)見えない。

 湖に鉄橋がかかってる。この橋を渡って、結構登り、休暇村へ。

 支笏湖温泉の日帰り湯は3軒、このうち今日は、休暇村へ。

 休暇村の正面だ。

 温泉は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性アルカリ性低温泉)。泉温33.2℃、ペーハー7.9、成分総計が5.3g/kl、とかなり入ってる。リンス・イン・シャンプーの理想的な温泉だ。

 

 浴槽に入ると、ヌルリヌルリする。これって、いいんだよねえ。

 近くに支笏湖温泉の源泉があった。

 時間もあまりないため、要領よく入り、残りの時間は、ビジターセンターへ。ナショナルパーク検定を受けるようになって、このビジターセンタ-に眼が行く。

 ヒグマの目撃情報、ヒグマって、ここ支笏湖にも頻繁に見られるんだね。

 ヒグマのはく製だ、8歳と1歳。ちょっと痩せてるね。

 北海道と言えば、アイヌ。アイヌ製品を売ってる。

 という訳で、支笏湖は、1時間半ほどの滞在でした。ガスってるのに支笏湖温泉、観光客も人も多いし、結構人気の温泉なんだね。

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