![]() | 経営思考の「補助線」御立 尚資日本経済新聞出版社このアイテムの詳細を見る |
社会保険庁の怠慢から発生した年金問題、ようやく私にもねんきん定期便が来た。 この定期便、何がよかったかというと、入社してから現在までの標準報酬月額が記載されていることだ。だいたい想像はできるが、正確にはわからなかった。多分、読者も同様と思う。知る手段がなかったのだ。 そもそも65歳以降の厚生年金の比例報酬部分の計算は、平均標準報酬月額(賞与を含む)×0.005481×被保険者期間の月数で計算される。しかし、標準報酬月額がわからないため、誰も正確な計算ができなかった。 私は、AFPの資格を持っていて、2~3年に1回生涯のファイナンシャルプランのシミュレーションをしている。これで正確なシミュレーションが可能になった。 上記の知識は、AFP,年金アドバイザー4級の知識である。社会保険労務士(少しかじったことがある)では入門レベルの問題である。たまに資格が役に立つこともある・・・