発掘された日本列島2010 新発見考古速報文化庁 編朝日新聞出版このアイテムの詳細を見る |
江戸東京博物館で標記の展覧会を観た。日曜は鬼怒川温泉からスペーシアで北千住、秋葉原、そして両国へ。中小企業診断士の理論更新研修会に参加する。
始まりまで少し時間があったため、標記の展覧会へ。日本では、年間9,000千件の発掘調査をやっているが、そのうち注目される200か所、450点の出土品が一堂に集められ、観ることができる。
発掘遺跡は、九州、近畿(奈良)、埼玉・群馬に集中している。古墳時代のものが多く、このため、邪馬台国論争が再燃か、というサブタイトルもついている。
まず、奈良の巻向(まきむく)遺跡。TVで放映されたからご存知の方も多いだろう。大規模な敷地で大型の建物の柱跡がみつかったため、邪馬台国の中心ではないかと、推定されている。
そして高松塚・キトラ古墳、一旦開けて、また閉じたため、カビや劣化が激しい。このため、壁画をカッターで切り取って修理中である。レプリカは、キトラの北壁の玄武の絵が展示されていた。(写真)
埼玉県にいながら、日本全国の発掘調査を知ることができるとは、なんと幸運なことか。