土曜日はクラブツーリズムのツアーで日光白根山へ。大宮から新幹線だ。上毛高原で降り、バスでロープウエー下へ。ロープウエーで標高2,000mまで一気に登る。ここから登山開始だ。目の前に日光白根山が表れる。山頂が3つに割れて、そびえ立つのを見て、ほんとにこれ登れるのか、心配になる。それほど高い。
ロープウエイ山頂駅の前に山が現れる
初めは1時間半ほど樹林帯を通過、急登もある。やがて森林限界を過ぎると、ガレ場、ザレ場となり、歩きにくい。お天気はいいため、山全体がよく見える。周辺の至仏山や燧ヶ岳なども見える。それを過ぎると、やがて岩場だ。南峰に着くと、ストックを仕舞い、両手を使って登る。ガイドさんが穂高はこんなところが延々と続くんですよ、と教えてくれた。そして北峰の山頂に到着。登頂だ。
森林限界付近を通過
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南峰から北峰の頂上を望む
北峰頂上付近にて
山頂の記念写真
さて、そして下山。添乗員が朝、この山は、全員は登れない、必ず誰か途中で脱落する。時間の制約があるため、体調が悪い方はあきらめてくださいと言っていたが、今回も1名、足がつって、山頂手前で脱落した。そして私のすぐ後ろの方も遅れ遅れで何とかついてきたようだ。先頭を行くガイドさんのペースは、コースタイム通り平均ペースだったが、何とかついて行けた。
山の知識検定のテキストにも載っていたが、山は結構危険なスポーツだ。25名のツアーで毎回体調不良で脱落者が出るんだから。当日の体調、水の摂取、歩き方、など、ガイドさんが詳しく説明してくれた。
しかし、それにも増して、山の眺望や自然は素晴らしい。今回も高山植物、シラネアオイやイワカガミが咲く、森林限界を超えたあたりの眺望も素晴らしい。そして山頂に到達した達成感、山は止められなくなってきた。金かかるなあ~。