資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

らくらく突破気象予報士学科専門~レーダー衛星観測など

2016年06月27日 | 防災関連資格とその活用

 本日は、高層観測とレーダー観測についての学習。興味のない方は、本日も飛ばしてください。

(1)ラジオゾンデ
 気球が破裂する高度30kmまで、気温、湿度、気圧を測定、放球は観測30分前 30分後に10km上空へ
気温は補正、ただし夜間はしない 0.1℃単位 湿度は%だが、結果は湿数で 気圧現在はGPSで 風速は1m/s単位 風向1°単位 水平に100km離れることも 客観解説の誤差要因 対流圏界面:気温減率が2℃/km以下で、2kmがそれ以下

(2)オゾン観測
 南極圏10月にオゾンホール 太陽の直射日光を利用は精度よし 天頂光は散乱光 月光観測極夜は月の光で ドブソン分光光度計

(3)レーダ―方程式
 分解能1km5分毎に観測 z:反射因子 水/氷=5倍 l:減衰 2乗に比例 r:レーダーからの距離 2乗に反比例 λ:波長 5.6cm 2乗に反比例 τ:パルス幅 大きいほど大だが、精度が悪くなる 空気分子の減衰は考慮、降水粒子は考慮しない 電波の後方散乱断面積は直径の6乗に比例 

(4)エコー
グランドエコー:概ね除去 シークラッター:波しぶき、除去できない エンゼルエコー:晴天エコー、空気密度が不連続 ブライトバンド:環状エコー 気象レーダーで雨雪判別は不可、気温で推定

(5)X-MPレーダー
 波長3cm 観測エリア小さい 垂直波と水平波の偏波の位相比較 境域はずれが大きく感知 理論上甘雪判別は可能だが 安価 強雨域の後方検知できないことも

(6)ドップラーレ―ダー・ウインドプロファイラ
 ドップラ:ー近づく+ 遠ざかる- ウインド:観測10分ごと 300m毎 電波の強度は無関係、周波数の変化 波長20cm レイリー散乱 渡り鳥エコーは除去 落下速度雪1m/s 雨数m/s 境界層は融解層 データが抜ける

(7)気象衛星観測
 静止衛星:赤道上空36,000km 両極60°以上は観測精度悪い 1h毎に全球、30分毎に北半球 極軌道衛星:850km上空 100分で1周 1日2回 マイクロ波散乱計 雲を通過しやすいため、海上風を観測

(8)波長と大気の減率
 可視、3.8μm、水蒸気、赤外1、赤外2大気の窓領域 熱帯低気圧と寒冷渦の衛星画像 渦内雲50%未満は寒冷渦、60%以上は熱帯低気圧 赤外1赤外2の差分で、黄砂、火山灰を解析

気象予報士も学科専門の学習中である。今日は数値予報からナウキャストなど進歩が激しい部分、どんどん変わっていくため、ついていくのが大変だ。気象に興味のない方は、今日も飛ばしてくださいな。

(9)衛星観測
 静止衛星と極軌道衛星は理解済み。4次元変分法もだいぶ学習した。パラメタリゼーションとは単位が小さすぎて数値予報には取り込めないものをパラメータとして取り込むやつだ。①太陽放射、②地球放射、③地表面、山岳の摩擦、④水蒸気の輸送、⑤水蒸気の凝結、蒸発、⑥地表面の状態、⑦地表面からの顕熱、潜熱、運動量の輸送、乱流など、がパラメーターだ。

(10)プリミティブ方程式
 水平方向の運動方程式、同鉛直方向、連続の式、熱力学方程式、水蒸気の保存、状態方程式が該当する。このうち3つはガス主任技術者試験でも出てくるやつだ。静力学モデルでも表現できるのは重力波、できないのは音波、非静力学ではどちらもできる。

(11)ガイダンス
 MOSとカルマン・ニューラルを比較して覚える。MOSは長期のデータがないと不可、急激な変化に対応できないのは、どちらも同じ、ニューラルは、天気、最小湿度、3時間大雨発雷に適用され、それ以外はカルマン

(12)降水ナウ、雷ナウ、竜巻ナウ
 発表は降水が5分毎、他は10分毎、予報時間はどれも1時間、水平分解能は竜巻のみ10km、ほかは1km。

(13)雷・竜巻
 平成スケールは ガストフロント>ダウンバースト>竜巻、瞬間風速は、竜巻>ダウンバースト>ガストフロント 雷発生確度1 的中率(実績×予報÷予報)は1~5%、捕捉率(実績×予報÷実績)は60~70% 確度2になると的中率は下がり、捕捉率は下がる。竜巻注意情報は、突風危険指数が一定以上、瞬間30m/以上を観測、目撃などで

(14)予報用語
 一時:1/4未満、時々:1/4~1/2  初めのうち:初めの1/4~1/3  沿岸:20カイリ 

(15)予報の信頼度
 PがN回以内で少なくとも1回以上当たる確率 1-(1-p)n乗 予報の信頼度A:予報前半の平均と同じ、B:予報後半の平均と同じ、C:予報後半の平均より低い信頼度

(16)天気図
 5400m等高度線 冬は―30℃の目安 5880m当高度線 夏は、サブハイ、太平洋高気圧の圏内

 本日はこんなところ、備忘録として書いています。

 

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