防災見学会後半は、首都圏外郭放水路。地下神殿で有名なところだ。写真などでご覧になった方もいらっしゃるでしょう。埼玉県の東部は、お皿のような地形になっていて、綾瀬川や中川といった中小河川が洪水ですぐ溢れる。その水を江戸川に持っていく役割を果たすのが、この放水路である。江戸川は広くてこの程度放水しても問題はない。従って、首都圏放水路というより、中川・綾瀬川放水路と行った方がわかりやすいか。
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取水した水のトンネルは、国道16号の地下に6.3kmに亘ってある。この放水路は10年ほど前に完成した。そしてポンプを動かしたのは今までに春から秋にかけて、すでに100回超。確かに洪水は少なくなっているそうだ。
そして見学したのは江戸川傍のポンプ場と「調圧水槽」。この調圧水槽が、広い地下空間になっていて、柱が地下神殿のように見える。私も地下に入ったが、確かに広く、でかい。一見の価値はある。事前予約で見学可です。