資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ガスの切り替え相談会に行ってみた

2017年02月24日 | ガス主任技術者資格とその活用

 ガスの自由化が4月からスタートする。これに先立ちガスの切り替えの相談会がウチの団地で開催されたため、覗いてみた。ガスは電気と違って、それほど新規参入が多いわけではない。関東の小口で言うとニチガスだけである。ニチガスは東京電力と提携していて、ガスは東京電力のガスを使い、東京ガスのガス管を使ってガスを販売するそうだ。最近テレビでも出川哲郎さんのCMが始まっている。

 ガス料金の検針票を持参してくれというので持参したら、会場でシミュレーションしてくれた。東京ガスからニチガスに切り替えると、冬場は約5%安くなるそうだ。夏はガスをあんまり使わないから、年間だとおそらく3~4%かな。手続きは切り替えの申込書を書いて、銀行の自動振替の変更をする。これをスイッチングコストというが、この手続きが3~4%のメリットとなって還って来る。これをどう考えるかだ。コストメリットありとするか、手続きが面倒くさいとするか。

 但し、ことはそれほど単純ではない。「マイツーホー」とか、「TESの保守契約料金」などは東京ガスの付帯サービスのためつかなくなる。これが月約1500円の料金のマイナス要素。しかし減らしてしていいものかちょっと迷う。逆に「大きなお世話」というニチガスのサービスがあって10年保証サービスや駆けつけサービスが月500円でついている。駆けつけサービスとは、水まわりや電気設備、カギ等のトラブルに無料で応急対応してくれる。これは年配の方にとってはありがたいサービスだ。こちらは料金のプラス要素。

 幾つかのパンフレットをもらって、ニチガスの会社やサービスが理解できた。ニチガスさんは、今まであんまり有名ではないが、LPGを含めて何と百万件のお客様を持っている会社だそうだ。ウチの隣の春日部もニチガス系だそうだ。そして需要家数の伸びも、日本の会社では、東京、大阪に続いて第3位だ。第4位が名古屋の東邦ガス、第5位九州の西部で、これらより企業の勢いは上だ。

 相談会の係員の方によると、人によっては、電気は東京ガス、ガスはニチガス(東京電力と提携している)に切り替え、という方もいるそうだ。電力会社とガス会社から買うものが逆転するケース、一度聞いても意味が良くわからなかった。電力会社の選択肢は数多いが、ガスの選択肢は2社のみ、せっかくの自由化の機会、読者の方もじっくり検討してくださいな。

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