月曜日の人財開発研究会は、企業内診断士Y会員の「評価制度の活用とNo Rating」であった。最近アメリカ企業から始まっている、No Rating (評価をしない) 動きが紹介された。
日本でも、大手製薬メーカーや製菓メーカーがNo Ratingを始めている。ただし評価しないももの、その補完はしっかりやっている。補完とは、高頻度・高品質のコミュニケーションと、開かれた議論による公平公正な処遇の実現だ。補完措置と、No Rating は矛盾しないから、両方やっていって、必要がななったらランク付けなどの評価制度を廃止することもできる。
発表の後、隣の人と議論、そして出た話を発表する。上司は相当評価する力がないと上手くいかないとか、職場によってやりやすい職場とそうでもない職場あるとか、いろいろな意見が出た。診断士的には、世の中の動きを一つ知って、話のネタが一つ増えたことかな。
テーマとは直接関係はないが、この研究会では、発表者はパソコンを持参し、事務所にあるプロジェクターを接続してプレゼンする。参加者は資料を各自ダウンロードしてくる決まりだ。問題はパソコンとプロジェクタとの接続。プロジェクタが古くパソコンと直接接続できないことが多い。そのためアダプタを準備するが、今回は事務局が忘れた。私も忘れた。従ってプロジェクタが使えず、紙の資料でプレゼンとなった。高いものじゃないから買っておこう。
診断士の仕事でよその企業さんに出かけてプレゼンすることも多い。パソコンはバージョンがあるため新しいものが多いが、プロジェクタは買い換えない。備品という感じで扱われている、そのため変換アダプターが必要になる。これ仕事では結構重要なことです。