信玄の城じゃないよ、甲府城

　武田氏館に続いて、甲府駅に戻って甲府城。このお城は、甲府駅前だ。真ん中をＪＲ中央本線が走っている。まず、北側の山手御門へ、ここも復元だが、門だけで、展示資料館がある。

（山手御門、2階が無料の展示館だ）

（御門から甲府城天守台を望む）

　そして、跨線橋を渡って、甲府城へ。小高い丘の上にある平山城だ。伏見櫓やいくつかの門がある。天守は、石垣だけ。しかも、天守があったかどうかはわからないのだという。

（本丸櫓跡）

（天守台）

　天守台から下を望む。伏見櫓の後ろには、ガスホルダーが見える。そうか、あそこか、仕事では何度も訪問したが、お城には気が付かなかった。それほど地味なのかな。

　このお城は関ヶ原の後、築城されたものだからそんなに古くはない。城主もいろいろ変わっているが、一番知られているのは、将軍の側用人、柳沢吉保。でも地元の人気は、やっぱ、武田信玄だろうな。

（天守台から下に降りて、伏見櫓）