早朝、札幌を出発、アポイ岳登山口へは10時頃到着、ここから、ガイドさんと我々夫婦で、登山開始。一応6時間ほどの行程で、今日はアポイ山荘に宿泊のため、気楽に登れる。アポイ岳は標高810m、とそれほど高くもない、ただ海岸付近から登るため、実質の標高差はかなりだ。
アポイは花の山、今日見られる花が一覧になっている。花の詳細は明日ね。今日は登山の模様です。
そして、熊注意。つい先日も登山道にヒグマが出たそうだ。
五合目までは遊歩道のような道。樹木の説明が所々にある。トドマツって、樹皮が動物のトド模様からきている、なるほど。
そして、この山は橄欖岩(かんらんがん)から出来ている。橄欖岩、これは、昔地学で習った、マントルの成分だそうだ、珍しいね。
1時間半ほどで、五合目小屋に到着、ここで展望が開けてきた。山頂が見えてきたが、まだ遠いね。
馬の背のお花畑を目指して登る。40分ほどして、到着。珍しいお花が数多く咲いてるが、ガイドさんによるとだいぶ鹿に食べられたそうだ。
そしてまた40分、最後の急登。森林限界になったが、不思議なことに山頂付近で再びダケカンバ帯に。山頂に到着。我々以外は誰もいない。
山頂を我々で独り占め、昼食を摂り、休憩。コーヒを入れる、美味い。ガイドさんがアスパラを持って来てくれた、アスパラは今が旬。
下り、急な下りだが、大展望を望む余裕もできて来た。太平洋と日高の海岸線だ。
五合目より少し下、アポイのビーナスと書いた看板が。よく見ると樹木のカーブがビーナスのようだ。
夕方、熊には会わず、登山口に到着。累積標高差786m、6時間40分とゆっくりした山行でした。麓には、ジオパークの展示施設がある。閉館直前に立ち寄る、立派な施設だ。
今日のお宿は、アポイ山荘、山荘と言っても山小屋ではない、温泉のついたホテルだ、快適。前夜は札幌駅近くのアパホテルで、とにかく狭かったので、今日はゆったり。ウエイトも結構落ちている、いいぞ。
山荘の入口で、橄欖岩(かんらんがん)を観る。緑がかってピカピカに磨かれた岩だった。続く・・