日本城郭検定準1級を受験した(6月23日)。場所は、東京千代田区の大妻女子大、初めての会場だ。
会場に行く途中に、都知事選挙のポスター掲示板を見かけた。だいぶ騒ぎになっているが、この掲示板はポスターが少ない、普通の掲示板だ。どうなってるんだろ?
さて、試験。正直、難しかった。
100問の試験だが、冒頭の1頁、先頭から3問が続けてわからない。それでも30分過ぎで解いて、教室で一番先に会場を後にする。
終わって、地下鉄の中、疲れて、問題をチェックする気にもなれなかった。それでも今年の問題、簡単な分析をすると、城郭一般の知識が約15問、百名城・続百名城の問題が約45問、そして百名城・続百名城以外の城の個別の問題が約35問、その他が5問というくらい。
それにしても、百名城・続百名城以外の問題が三分の一か、70%以上が合格ラインだから、これじゃあ、百名城、続百名城完全登城者にとっても合格は困難だ。そして百名城以外の問題が年々増加している。困ったもんだ。
この百名城以外の問題は、城跡はいくらでもあるし、また問題も作れるから、事実上無限だ。今回、私も対策として百名城、続百名城と併せて、四百近くのお城を学習したが、それでも知らないお城がたくさん出題された。
今回の学習をやって思うのだが、もう過去問題をいくらやっても、合格できないね。「お城好き」じゃなくて「お城の研究家」クラスにならないとダメのようだ。私のいうお城の研究家とは、資格試験の学習だけじゃなくて、日頃からお城に接していて、そして現地へ行って、研究する機会を設けてる人だ。
最後の頼みは、試験問題が難しくて、合格ラインが下がること。前回もそうだったから、今回はどうか。これでお城は、しばらくお休み、来年かな。次のターゲットは9月下旬の森林インストラクターだよ。