森林インストラクターの学習をしていて、シラビソの縞枯現象と言うのを読む。実際に見てみたいな、と思いパートナーを誘い、北八ヶ岳は縞枯山へ。ルートを調べると、十分日帰り可能だ。幸い、今年は梅雨入りが遅い、それを利用し、決行!! (登山日は6月19日)
茅野駅からバス、北八ヶ岳ロープウエイで山頂駅に立ったのは10時半、茅野駅への最終バスは、まだシーズン前のため14時40分、と早い。4時間の間に縞枯山を周回する。山頂駅を出て、坪庭からまずは縞枯山荘、まだオープン前のようだ。
何という花か、山頂駅から小さな花が、登山道にずっと続く。
たぶん、ミツバオウレン。
20分ほど歩き、ここから登りの登山道に入る。前日の雨が溜まってる。ここで、スパッツを着用し、熊鈴をつける。
縞枯山は、道が悪い、涸れ川を上っていく。昔登った蓼科山もこんな感じだった。
約40分で、縞枯山山頂に到着、展望はなし。標高は2403mと、かなり高い。今年になって一番の高さかな。
モミの花?
展望台に向かう途中に、枯れ木の群落が現れた。縞枯れ現象の真ん中を歩いているようだ。この枯れ木群落は、この山の所々に見られる。
そして12時少し前、展望台に到着。昼食を摂るが、座った位置が岩々のため安定せず、そそくさと終る。しかし、周囲の展望は良し。御岳山から乗鞍までが見える。
こちらは八ヶ岳連峰。快晴で、展望は素晴しい。
下りに入る。コイワカガミ。
またしても枯れ木の群落、ただし若木も生えてる。
五辻に到着。ここの説明によれば、ここの代表樹種は、シラベ、アオモリトドマツ、だそうだ。シラビソとオオシラビソじゃなかったか、この辺はまた明日。
縞枯山を下から見上げる。でも縞枯れ現象らしきは、山頂近くだけだ。どうも観る角度がよくないようだ。
帰りの電車の中で調べたが、縞枯れ現象がはっきり見えるのは、縞枯山のお隣、茶臼山からだそうだ。さっきの展望台の、もう少し登った場所から縞枯山を観るとよく見えるそうだ。そうか、もうちょっとだった。調査不足だったな。
五辻から40分ほどで、ロープウエーの山頂駅へ。周回で所要3時間で一巡。少し時間があったので、山頂駅で休憩。ここには、カフェまである。
坪庭、ここまでは観光客もたくさん来ている。左が横岳、中が三ツ岳と坪庭だ。溶岩が吹き出している。
一方は、八ヶ岳連峰、縞枯山は、ここからでは、縞枯れ現象は見えない。写真は撮り忘れたが、ここからは北・中央・南アルプス、そして八ヶ岳連峰が一望だ。
ロープウエーの待ち時間で、コケモモソフト、パートナーが買ったものを一口頂く、美味しい。なぜか、登山終了後、下山時は、ソフトクリームが合うよね。
ロープウエイ―からは蓼科山が。
ロープウエー山麓駅。本日の坪庭の開花情報が。花は3種類。ミツバオウレンとコイワカガミと、もう一つは写真が読めない。登山道沿線にずっと咲いていた白い小さな花だ。
お土産店にて、登山バッジの群落。こんなにあるんだ。記念に縞枯山を1個購入。縞枯れ現象、この夏、もう一度登って、この眼で見たいもんだ!!