資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

消費増税を凍結し、憲法改正国民投票へのシナリオ

2017年12月01日 | ビジネス・経済
ついにあなたの賃金上昇が始まる!
クリエーター情報なし
悟空出版

 新聞の広告欄に載っていたので、ネットで注文した。先月地元駅前の書店が閉店したが、私もネット注文が多くなって来たな。書店がつぶれる理由がわかる。

 ニュースの真相というネットのコーナーを読んでるせいか、ここからも引用されていて、私にとって割としっくりくる本だ。この本の主題は、日本の失業率は、2%台後半に落ちて来た。アベノミクスの成果だ。最低の失業率を構造失業率と言う。これ以上下がらない失業率だ。この段階になると、半年から1年のタイムラグがあって、賃金の上昇が始まるそうだ。これがこの本の対タイトルになっている。そうだとしたら日本にとっては嬉しいニュースだ。

 拾い読み。日本の安倍総理は、トランプのパリ条約離脱を一度も非難していない。欧州各国は非難ごうごうだが。トランプの離脱は、アメリカのエネルギー産業の国内事情だが、現在、アメリカはシェールガスを輸送するため、パイプラインを建設している。できたら日本がこれを買うのだ。すると、中東からの購入に偏在している日本のエネルギーは、中東、アメリカ、そしてこれまた新しく調達するロシアの三極になる。エネルギーの危険分散は、調達先を分散することだ。これはエネルギーの安全保障ともうべき日本の重要課題だ。これを念頭に安倍総理は、トランプを非難していないのである。別に友達だからではない。自国の利益を考えてのことだ。

 安倍総理の政治の目的は、アベノミクスの成功と憲法改正。憲法改正は自民党の党是だから当たり前と言えば当たり前だ。そして安倍総理は、マクロ経済をよくわかっている政治家だ。よく勉強している。日本にはこの人と並ぶような政治家はほとんどいない。

 いつだったか消費税増税の点検会合の時、日本の学者の話を聞いて、結果全部外れてたね、と言ったそうだ。このニュース、私も何となく覚えている。そして日本の経済学者は信用していない。海外から経済学者を呼んでレクチャーしてもらう。スティグリッツやクルーグマン、シムズなどだ。

 不思議なことがある。消費増税に反対していないことだ。別に日本の財務状況は悪くないのに(これはまた別途書く)消費増税すると途端に景気は悪くなる。それを何にも言わない。(使い道を変えるのが総選挙だったが)

 筆者は言う。東京オリンピックまでに憲法改正をするなら、2019年10月の政権は、消費増税を中止し、勢いをつけて、憲法改正の国民投票になだれ込む。このシナリオが実現するかもしれないと。フム、あり得る選択肢だな。あと2年。そのころ、この記事また読むかな。

 しかしこの本も含めて、経済本はどの本もそうだが、アマゾンの評価欄ではほとんどが星の数は4又は5の評価、しかし少数だが、必ず1がいる。内容を読んでみると本の中身を読んでるとは思えないクソミソの内容だ。要は、この筆者を気に入らないからコメントするという奴だ。世の中必ずこんな奴いるんだな。

コメント
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